優良企業に関する調査と分析

活動テーマ:優良企業の経営戦略に関する分析
連携先:株式会社ミクサス


 このゼミでは、キャリアゼミとして優良企業に関する調査と分析を行っています。まず、4月から教科書を使って、従業員や雇用の多様性、取引先への配慮、福利厚生、社会貢献など、優良企業に関する指標を学びました。この知識をもとに、様々な企業の調査を行いました。インターネットや図書館を利用して、業績が優れた企業や従業員のために珍しい取り組みを行っている企業、そのデータやランキングなどを幅広く調べました。
 後期では、その集めた情報を整理し、どのような企業が優良と言われているか、またそれはなぜなのかを分析することが中心になります。この成果をまとめ、「私たちが考える優良企業」というテーマで発表資料を作成しました。前期で学んだことや調査内容を紹介し、さらに自分たちで分析を行って実際に優良企業を選定しました。11月中旬に連携企業に向けた発表会を行いました。ご本人の前で発表したかったのですが、日程が合わなかったので、私たちの発表を動画で撮影してお送りしました。現在、連携企業の方に講評を作成していただいており、それを待っている状態です。

学生活動状況報告

 前期では教科書を使い「良い会社」とされている企業を実例とし、それらの共通項は何か、「あるべき経営」とは何かを学びました。前期の後半から後期にかけて教科書で学んだことをもとに各チームでいまある上場企業のなかで優良企業であるといえる企業を選定しました。私のチームでは優良企業の定義を「働く人にとって優良であり、働きやすい条件を備えている企業」と設定し、それに当てはまる企業を探し出しました。結果的には14社の企業が優良企業であるという結論になり、そこに至った経過も含めてまとめ、ゼミ内で発表を行いました。
 チーム内のメンバーは初対面の人が多く、ディスカッションをし始めた頃はテーマについて話し合う以前にコミュニケーションがあまりとれていませんでした。しかし大学の夏期休暇中に松下先生の協力のもとで実施したゼミ合宿をきっかけにメンバーとの仲を深めることができました。メンバーのことを知る機会となりその後のゼミ活動ではメンバー同士で自然に意見を言い合うことができました。またそれは自分のチームだけでなく、他のチームも合宿前より言葉が飛び交うようになっていたように感じました。
 今後の活動としては自分たちのチームが選定した企業について詳しく研究し、なぜ優良企業になれているのかを分析していきます。また連携企業の方から私たちの発表に対してのご意見をいただければそれについても考えていきます。

経営情報学部 3年生 吉永奈生

参加学生一覧

伊藤 真帆、上田 真友香、大畑 諒子、谷井 里帆、中本 海翔、蓮池 彩央里、福井 拓斗、藤岡 彩子、古田 后平、細見 勇綺、三浦 稜太、三木 さおり、峰岡 太志、安里 賢人、吉永 奈生、淀 誠

ゼミ集合写真