2016.6.10

【eビジネス論】石村賢一氏(「Eストアー」社長)をお迎えしました。

【eビジネス論】石村賢一氏(「Eストアー」社長)をお迎えしました。

 こんにちは。経営情報学部の伊田昌弘(国際ビジネス論、eビジネス論担当)です。

 2016年5月13日(金)、経営情報学部「eビジネス論」(受講生215名)の講義では、特別講師として、東京から「Eストア—」(東京証券取引所 上場企業) 代表取締役社長 石村賢一(いしむら けんいち)氏をお招きし、「eに拠る これまで&これから起きる事」というテーマで特別講義が開講されました。

 ITビジネスの最前線で活躍する石村賢一氏の特別講義は、自らの人生体験や起業についても語り、過去・現在・未来のITについて、具体的で迫力のある、とても魅力に溢れたものでした。素晴らしい講義をありがとうございました。

講義内容

内容は、以下の4つのポイントについて、わかりやすく解説されたものでした。

①ITは なにを社会にもたらしたか
②IT化されたいまの社会の姿
③ITでこれから社会はどうなるか
④IT社会で 働くという事、 就職について

 ITビジネスで成功する、しているビジネスモデルの共通点として、「小さいが大量に扱うこと」「個々人のつながりが大切なこと」「(広告収益モデルによって)安いかタダが多いこと」「とってもシンプルな構造であること」「法人と個人の区別がつかないこと」など、企業事例をたくさん挙げて特徴を解説していただきました。
 また、IT社会の特徴として、「時間と距離が超短縮」「物質価値の希薄と多様化」「お金の価値も低下」「物理物質と温度の不在」という一見して大変難しい内容をいろいろと例を挙げてわかりやすく解説していただきました。
 さらにいまの社会の姿として、SNSの普及による「リアリティの欠如」、体温が伝わらないことを挙げられ、ITビジネスの真っただ中で活躍してきた石村賢一社長だからこそ、言える、IT社会の問題点など意外な言葉が続きました。石村社長の創業期の理念を聞きながら熱心な学生たちはメモを取っていたのが印象的でした。
 これからの社会で起こること:1)コンピューターが処理できる事が広がり、2)ロボットが処理できる事が多くなり、3)知識や記憶やデータに依存する事が人工知能に代わられ、 4)工夫や考察が不要な事が多くなる、そういう時代では50%の職業が無くなるかもしれないというショッキングな話題に触れられました。
 最後に、「人でしか出来ない仕事だけが残る!」という④のポイントでは、「文明的、機械的、効率的、経済的、事務的」ではなく、「文化的、人間的、生産的、行動的、創造的」な生き方を学生たちへのメッセージとして送っていただけました。学生たちにとっては、今後の生き方、就活のあり方を巡ってとても示唆に富んだ、重要な内容でした。

Eストア—の紹介

設立:1999年 東京証券取引所上場企業
本社:〒105-0003 東京都港区西新橋 1-10-2 住友生命西新橋ビル
札幌市、大阪市にも拠点を展開。豪州やベトナムなど海外にも展開。

「価格・COM(カカクコム)」「ヤフー」「主婦の友」「Google」などと業務提携。
これまでに、データ・メソッド・ノウハウで、ECの立ち上げから運営まで(EC通販、集客、コンサルなど)総合支援を行い、EC専門19年、5万社の実績を持つ。

受講生の感想

3回生女子

東京からわざわざ大阪まで来てくださって講義をして頂き、ありがとうございました。ITの会社のこと、学生の就職のことまで考えて話してくださって、すごく為になりました。これからの時代、「量から質へ」「モノからヒトへ」、すごく良い言葉だなと思いました。

2回生男子

今日の講義で、IT(情報技術)は、社会に本当に大きな影響を与えたのだということが分かった。今もまだITは進化し続けている。そして、近い将来、今まで人がやっていた事がコンピュータや機械が行うようになり、ヒトの仕事がどんどん減っていく可能性について考えさせられた。そういう時代では、人の心理、感動、喜怒哀楽を扱う仕事が重要になるという印象を持った。

2回生男子

石村氏の講義を聞いて、まず最初の印象は「年齢に見合わず若い!」だった。インターネットの黎明期からネットに携わり、今現在もネット世界の未来を考察しているところに若さを感じた。特に複雑になるネット社会の説明をとてもわかりやすく解説してくれた。SNSの発展によって情緒感・空気感が失われ、そこが今後求められてくるポイントだということが的確で納得できるものであった。

2回生男子

本日の講義ではIT社会について深く学びました。最も興味を持ったのは就職についてのことです。近年ではロボットやコンピュータで処理できる仕事が増加し、50%の仕事がなくなるかも知れないと言われたことに驚きました。同時に心配にもなりました。予期せぬイレギュラーへの対応をどうするのか、ヒトがいないと大変な仕事もあるだろう、などいろいろと考えさせられました。

3回生男子

石村さんのお話しは、刺激的で新鮮でした。最近よく聞く「単語」を使いながら、その理由とかに落とし込むお話しを聞けてとてもおもしろかったです。時が流れればヒトより有能なITが登場するので、石村さんのいう消える職業も納得できました。今後、就職活動するなら先を見据え、考えて行こうと思いました。

4回生女子

私は、ITが社会の時間と距離を短縮させたという話が興味深かったです。50年前の一生分の移動距離と情報が今では1年。10年前に3日かかった手紙が1秒。5年前の流行サイクルが1年。ITが社会に与えた影響は。とても大きなものだと思いました。東京からお越しくださり、ありがとうございました。

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