連携先:関西電子情報産業協同組合

 学生と企業をつなぐギグワークプラットフォーム「YuminVillage」の業務アプリをキャリアゼミを通じて学生たちのみで開発しています。これは、学生がプログラミング能力等のIT系の知識、能力と企業が求める人材の能力を、1年生からのアルバイトを通じてマッチングを行い、就職に反映させるためのプラットフォームです。就職を目指す学生にとって自分の魅力を最大限に理解してもらう、企業にとってはリクルートの費用をかけずに望む人材を1年生のうちから発掘することができる魅力的なプラットフォームです。
 今年は本システムを全くの「0」から開発しました。設計はPythonによるデータベースを含むサーバサイドプログラム、フロント側はHTML,JAVASCRIPT,PHPを含むWebアプリケーションとUnityによる3Dモデルを活用した2つのフロンエンドプログラムを準備しています。設計もコーディングも本格的なシステムとなっております。これらをほぼ独自のゼミの開発力で開発中です。すべてオンラインにて開発を行っております。

学生活動状況報告

 本プロジェクトは完全に分散開発となっており、サーバサイドはPythonプログラムを先輩のSEの助力をえて先生と開発しています。フロントエンドのWebアプリケーションは3回生の川路君と2回生の初心者の4人が開発を担当しています。私は、Unity側の開発を担当しました。Unityに3Dモデルをインストールして、サーバサイドプログラムをWebAPIを通じて機能を呼び出すというフロントエンドのシステムです。Unityは単なるWebアプリケーションとは異なり、3Dのグラフィカルな村の中をフィギャア(ログインした人)が自由に行動できるオープンワールドとして作成しています。つまり、クラシカルな3Dの村を散策するうちに、登録されている学生たちのお店に入ります。つまり、Unityの中で学生は店舗を持ち、そこで企業のひとやその他の学生との会話をしたり、企業からの作業を請け負って仕事を実施して納入するというゲームのように使えるシステムです。Webアプリケーションだけではなく、複数のフロントエンドシステムを構築できる仕組みを作ったところに最大の特徴のあるシステムです。

経営情報学部 浅野 龍太郎

参加学生一覧

浅野 龍太郎、川路 航大、岸 和希、倉本 晴色、西山 敬達、吉井 大翔