活動テーマ:地域資源の活用による地域活性化の実践研究
産学連携先:奈良公園 料理旅館 青葉茶屋


 私たちは、奈良の地域資源を活用した小学生の自由研究イベントの企画開催に取り組みました。
 研究の題材は奈良の世界遺産と墨絵です。小学生の”想像力”と”創造力”を、奈良公園内にある老舗旅館 青葉茶屋様の「和」のおもてなしを通して育むという目標を立てました。
 青葉茶屋様とは2回の産学連携会議を行いました。第1回目は、女将の岡村真希様 若女将の岡村綾佳様、若旦那の岡村佳樹様の3名が阪南大学にお越しいただき、事前に私たちが練った複数の企画案について検討しました。
 その後、青葉茶屋様と電話やメールでやり取りを重ねながら企画を1つに絞り込み、イベントでバスを運行していただく奈良交通様とのやり取りも行いました。また、自分たちで現地のルート確認なども行って、詳細な実施計画が完成しました。
 そして、第2回目の産学連携では、私たちから青葉茶屋様にお伺いして、募集面の現状報告や、当日を想定した打ち合わせを行いました。イベントの進行の仕方や各自の役割、分刻みの動きまで詳細な打ち合わせを行い、全員でイベント当日の具体的イメージを共有しました。
 

学生活動状況報告

 私は今回の産学連携会議では、企画案を検討するためのグループディスカッションでファシリテーターを務めることになり、すごく緊張していました。女将様が先導して意見を出してくださったので、なんとか企画案をブラッシュアップすることはできましたが、発表準備の時間内にまとめることができなかったので、悔いが残りました。その後、全体ディスカッションがあったのですが、そこで自分が伝えたい内容を伝えたつもりでいましたが、他のグループには全く伝わらず、女将様に助けていただくという、課題の残る産学連携会議でした。
 次回は相手の立場に立って考え、伝えるということを意識して臨みます。青葉茶屋の女将様、若女将様、若旦那様、貴重なお時間いただき、ありがとうございました。

経営情報学部 4年生 池田 裕登

 今回の産学連携会議では、私達だけでは思い付かない奈良の名所を回るバスツアーなどのご提案もあり、とても意義深い会議となりました。
 しかし、このイベントの代表を務めさせていただく身としては、反省点の多い産学連携会議でもありました。最も大きな反省点は、自分達の企画案を青葉茶屋様に的確に伝えることができなかった点です。立場の異なる相手に対して正確に伝えたり、一緒に何かをするという能力をさらに伸ばす必要があると痛感しました。
 今回の産学連携会議での経験と様々な意見を生かし、さらに企画をブラッシュアップしていきたいと思います。

経営情報学部 4年生 津田 昌毅

参加者一覧

池田 篤弥、池田 裕登、小村 彩貴、津田 昌毅、道籏 竜也、岸 和磨、白石 侑大、中根 智哉、池田 梨紗子、勝本 秀哉、角野 裕一、木戸 大翔、熊谷 渚、高原 翔、中野 豪士、長尾 勇希、橋本 征歩、松尾 太貴、浅野 龍太郎、猪俣 一馬、岩上 政樹、尾崎 創、東井 晴信、堀内 悠登、本川 直

ゼミ集合写真