2018.7.6

2018年度 福重ゼミ『産学連携プロジェクト』< 連載記事 第6回 >

~ 2017年度社会人基礎力向上セミナーのご報告(総括編)~

経営情報学部 福重ゼミ

4年生:松井昭斗、河合孝修、本屋敷郁実、山口真依、若城大輝
3年生:池田篤弥、道籏竜也、池田裕登、小村彩貴、津田 昌毅
2年生:池田剛大、遠藤みさと、加藤夕明、岸和磨、古妻篤弥
白石侑大、中根智哉、福井慶大、藤原悠斗
今回で2017年度社会人基礎力向上セミナーのご報告記事も最終回になります。
今回はセミナーにご参加下さった企業関係者様からお寄せいただいたご意見ご感想や、ゼミ生による1年間の振り返りなどをご紹介させていただきます。

企業関係者様からお寄せいただいたご意見・ご感想

 社会人基礎力向上セミナーは社会人の方々のご参加をなくしては成立しません。今回のセミナーでも、私たち学生の成長のために、多くの社会人の皆様にご協力いただきました。また、貴重なご意見・ご感想もお寄せいただき、本当にありがとうございました。

株式会社ECC 清河 文雄様

 初めて高校生を参加させた試みは大成功と感じました。
 高校生‐大学生‐社会人という3つのフェーズの関わり合いの中で、生涯一貫教育を体験できたと思います。
 運営側の学生たちがどれだけ真剣に関わっているか、伝わってくるセミナーでした。
 福重ゼミの取り組みがゼミの枠を越え、他学部、全学部、他大学へと広がっていく姿が脳裏に浮かびました。

株式会社NOTICE 布谷 由美子様

 セミナーのプログラムが大変良く作られていました。また、参加している学生さんも協力的で、どんどん発言し、視点も良いものばかりでした。
 阪南大学の学生さんの素晴らしさを知ることができ、社会人の私もたくさん学ばせていただきました。

株式会社フジモト 藤本 英治様

 学生の気持ちになって、改めて学ぶことができました。
 今後もこのセミナーを続けて、優秀な学生を社会に送り込んでください。
 また、中小企業をテーマとした課題もお願い致します。

株式会社ビー・エヌ 馬場 正之様

 課題1で、これから先この社長は何型になれば良いと思うかと、学生に質問したところ、自分の経験を周りに伝えて、かつて自分が周りの経営者に励まされたように、地域全体を元気にすることが大切、との意見が出て、大変驚きと喜びがありました。
 意見もたくさん出てやりやすかった。
 授業料を払って、授業を受け、情報を一方的に受けるだけの学生生活から、給料をもらって、能動的に動いて、周りに役立つ社会人になる。その切り替わりのきっかけに、このセミナーがなれば良いなと思います。
 お寄せいただいた感想をもとに、福重ゼミ生一同、次回のセミナーをより良いものにしていきます。これからもご支援よろしくお願いいたします。

2017年度代表 若城大輝からのご挨拶

  • 2017年度福重ゼミ代表 若城大輝

 この1年間、私たち福重ゼミ生は、社会人基礎力向上プロジェクトの成功を目指して活動してきました。本当に様々な事にチャレンジし、そして頭を悩ませたりしましたが、全員で力を合わせて乗り越えてきました。

 春先には、まだまだ肌寒い中、外でブースを開き、学部ごとに新入生が全員集まるガイダンスでお時間を頂戴し、セミナーの案内をさせていただきました。
 夏にはオープンキャンパスに全日参加して高校生にプロジェクトの取り組みを紹介しました。
 モダンダンスサークルや学園祭実行委員会との共同開催も決定し、セミナー参加人数100名という目標を決めて進みました。共同開催は福重ゼミで初の試みでした。
 正直なところ不安な気持ちもありました。しかし、困難な事にチャレンジして成長していくのが福重ゼミです。全員で覚悟を決めました。

 秋、本番に近づくにつれ、参加者の募集活動を活発化していきました。しかし、目標人数100人というのはやはり大きな壁でした。
 ピンチをチャンスに変えるため、ここでも新たな試みにチャレンジしました。高校生にもセミナーに参加してもらうという取り組みです。

 経営情報学部の入学前教育でお時間を頂戴し、保護者や高校生の前でセミナーのご案内をさせていただきました。その結果、約20名の高校生が参加してくれました。

 同時に先生方のお力添えも頂き、当日の参加者は第1回セミナーのおよそ2倍に当たる114名の学生と社会人18名の計130名超えに達しました。

 今振り返ると、私たちの活動は日頃から多くの関係者の方たちに支えられてこそできる活動だと、改めて感じました。

 私たちはこのプロジェクトで大きく成長することができました。私は人前で話すことが苦手で、自分がリーダーになることなど考えもしませんでした。
 しかし、このプロジェクトを通して、大勢の人の前に立ち、自分の伝えたいことを自分の言葉で伝えることができるようになりました。また、プロジェクトリーダーとして、周囲を巻き込みながら引っ張っていくこともできるようになりました。
 福重ゼミに入り、このプロジェクトをやってきて、本当に良かったなと思います。

 2018年度は後輩たちがこのプロジェクトを引き継ぎ、さらに活発に取り組んでくれています。4年生になった私たちも、後輩たちを全力で応援していきます。

 これからも福重ゼミの活動にご支援よろしくお願い致します。

2018年度代表 池田篤弥からのご挨拶

  • 2018年度福重ゼミ代表 池田篤弥

 この1年間、先輩方と一緒にプロジェクトに取り組んで、とても有意義な大学生活でした。プロジェクトが始まった頃は、何もわからずに、ただついていくだけで、5月のセミナーの準備では先輩から指示されたことをこなしているだけでした。

 プロジェクトが進んでいくうちに、2年生主体のプロジェクトも始まりました。わからないことも多々ありましたが、先輩方にサポートしていただいたおかげで、「運営メンバー研修兼リーダーシップセミナー」の企画開催を成し遂げることができました。

 これは私にとって大変貴重な成功体験となりました。この頃から、「絶対にプロジェクトを成功させる」という責任感が生まれたように思います。

 2年生主体のプロジェクトと並行して、第2回セミナーの準備も行いました。5月のセミナーの準備とは違い、自分で足りてない部分を探して、何をすれば目標を達成できるかを考え、主体的に行動することができるようになっていました。

 責任ある立場を任されることで、自分を変えることができ、微力ですが組織にも貢献できた1年だったと感じています。

 今年、私は福重ゼミ代表として活動しています。後輩も入って、より責任ある立場になりました。
 試行錯誤する場面が増えていますが、昨年学んだことを活かし、このプロジェクトをさらに発展させて、全国に広めていきたいと考えています。

 これからも応援よろしくお願いいたします。

2017年度広報責任者 松井昭斗からのご挨拶

  • 2017年度福重ゼミ広報担当責任者 松井昭斗

 この記事で2017年度社会人基礎力向上セミナー連載記事も完結となります。
 昨年度からてがけているホームページでの活動紹介ですが、今回で合計16本の掲載となりました。
 私はその編集や執筆などを担当してきましたが、こうして記事を振り返ってみると、本当に充実した活動だったことを実感します。

 今、後輩たちは、社会人基礎力向上セミナーを全国に広めることを目指して頑張ってくれています。
 2018年度は、その足固めとしてリーダー集団を結成し、運営組織をしっかり構築することが目標です。

 6月2日に開催した2018年度第1回セミナーも、昨年とは全く違った趣旨で企画し、開催しました。
 次回の記事からはその様子を投稿していきますので、ぜひご覧になってください。
 そして、これからも私たち福重ゼミをよろしくお願い致します。
  • 2017年度 福重ゼミ生一同

  • 2018年度 福重ゼミ生一同