2017.7.14

「2017年度 社会人基礎力向上セミナー」連載記事 第2回 経営情報学部 福重ゼミ

「2017年度 社会人基礎力向上セミナー」連載記事 第2回 経営情報学部 福重ゼミ

経営情報学部 福重ゼミ
2年生:小村彩貴、池田篤弥、池田裕登、道籏竜也
3年生:松井昭斗、河合孝修、福村祐希、本屋敷郁実、山口真依、若城大輝

 連載記事第2回目となる今回は、2017年度第1回社会人基礎力向上セミナーのグループワークの様子などをご紹介させていただきます。

『大学生活1460日で何をする?』 学生生活の過ごし方を問いかける

 今年度第1回目の社会人基礎力向上セミナーは、これまではない新しいテーマで開催いたしました。そのテーマは『大学生活1460日で何をする?』です。
 1460日は4年間の大学生活を表わします。入学後間もない1年生に、大学生活の目標や、4年間でどのような活動をしていくか考えてもらい、充実した学生生活にして欲しいという思いが込められています。
 社会人の方やOBの先輩方、そして同じ1年生でも他学部とも意見を交換し、大学生活を充実させるヒントを得られればと考え、今回のセミナーには「学内外交流会」という副題も付けてみました。

社会人基礎力向上セミナー 〜学内外交流会〜 の参加者と講師

 今回のセミナーは多くの方々にご支援をいただき、47人の学生と11人の社会人がご参加下さいました。過去最高人数の大規模なセミナーとなりました。
 講師役は株式会社ECC人事部ゼネラルマネジャーの岡本剛史様と、ECCベストワン京橋校学校長の松吉和子様にご依頼しました。多くの新卒学生を見てこられた人事担当者ならではの視点と、これから大学に入学する高校生への指導経験が豊富な学校長という視点から、現役大学生にアドバイスを頂ければと考え、お二人にお願いしてセミナーの運営にご協力いただきました。

1週間のスケジュールから見る自己分析

 今回のセミナーでは、まず、現在どのような学生生活を過ごしているのか、一週間のスケジュールを書き起こしてもらい、そこから自己分析を行いました。自らの一週間を客観視して、最も近い学生のタイプを次の中から選択してもらいました。
 用意した学生のタイプは以下の4タイプです。

 ①アルバイトに生活の大部分を費やし、娯楽や遊びを中心とした生活をしている大学生。
 ②明確な目的はなく、とりあえず大学に来ている大学生。
 ③大学に来る明確な目的があり、それに対して行動している大学生。
 ④大学ではできないことを学外で行っている大学生。

 選択されたタイプの人数は②が最も多く、次に③①④という結果になりました。

グループワーク 〜ディスカッション〜

 上記のタイプ別に6名で1つのグループを作り、各グループに1名、社会人の方に入っていただきました。
 グループワークでは、ファシリテーター、タイムキーパー、書記、発表の役割があります。決められた時間内でディスカッションを進め、発表準備に取りかかります。力を合わせなければ達成されない協働力が試されるセミナーの中でも最も重要な場面です。

 グループワークの形式は様々ですが、今回はディスカッションです。
 ディスカッションテーマは、「なぜその生活を送っているのか、生活の“きっかけ”となったものを探し、今後大学生活をより充実したものにしていくためにはどうすれば良いのかについて、グループで意見をまとめる」というものでした。
 初めのうちは、慣れない場で緊張している様子でした。ディスカッションテーマも1年生にとっては難しそうでしたが、話し合いが進むにつれて緊張も和らぎ、積極的に意見を述べ合うことができるようになっていました。行き詰まった時にはチーム内の社会人の方からアドバイスを頂いて、後半はディスカッションを楽しみながら、笑顔で話し合う様子も多く見られました。

発表

 各チーム持ち時間2分30秒でグループディスカッションの結論を発表しました。
 発表では、限られた時間内で完結にまとめる必要があり、そのために設けられている準備時間は長くはありません。緊張して詰まってしまったり、考えていたことが飛んでしまったりすることがありますが、どのチームも詰まることなく堂々と発表することができていました。今回の参加者は1年生が中心だったのですが、それを感じさせないほど、すばらしい発表でした。
 ①アルバイトに生活の大部分を費やし、娯楽や遊びを中心とした生活をしている大学生と、②明確な目的はなく、とりあえず大学に来ている大学生を選んだチームの中には、実は大学で委員会活動をしている、という学生もいました。それらの学生が①②を選んだ理由は、大学での活動に明確な目標を持てていないことが共通してあげられました。
 発表ではこれから目標とできるものを見つけたい、何か活動に取り組みたいなどの意見が挙げられていました。③大学に来る明確な目的があり、それに対して行動している大学生と、④大学ではできないことを学外で行っている大学生を選んだチームも、グループ内での意見交換や社会人の方の話を聞くことで、今より高い目標を持つきっかけとなったようでした。

グループディスカッションと発表を経て

 グループディスカッションや発表を通じて、今回のポイントである学生生活について自らを見つめなおし、他者の考えに触れることで新たな目標を持つことができたと思います。
 グループワークを経て得られたことは、目標に向かって進む「前に踏み出す力」だけでなく、「考え抜く力」「チームで働く力」も体験できたのではないでしょうか。実はこれらの「力」がセミナーの名前にも入っている社会人基礎力と言われるもので、社会人として必要な能力とされています。
 福重ゼミでは、この社会人基礎力を伸ばすためのプロジェクトを他団体とも連携しながら行っていますので、そうした連携活動も随時ご紹介していきたいと思います。

 次回の社会人基礎力向上セミナー連載記事第3回目は、セミナーの総括やお茶会(交流会)などについてご紹介いたします。

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