杉田ゼミ(経営学部)では、ファッション・アパレル業界を中心に、企業や地域がどのようにブランド価値を築き、発信しているのかを研究しています。
2025年6月26日、杉田ゼミ3回生は、繊維産業が集積する兵庫県西脇市を調査しました。西脇市周辺でつくられる綿の生地は「播州織」と呼ばれ、江戸時代から続く歴史を持っています。
今回は、播州織を製造している植山織物さんと有限会社玉木新雌さんを訪問させていただきました。
2025年6月26日、杉田ゼミ3回生は、繊維産業が集積する兵庫県西脇市を調査しました。西脇市周辺でつくられる綿の生地は「播州織」と呼ばれ、江戸時代から続く歴史を持っています。
今回は、播州織を製造している植山織物さんと有限会社玉木新雌さんを訪問させていただきました。
学生活動報告
今回の工場見学とフィールドリサーチでは、兵庫県西脇市にある植山織物と玉木新雌の2社を訪問し、ものづくりに対する考え方の違いと共通点の両方を学ぶことができました。
植山織物では、社長の強い自信と覚悟が印象的であり、経営者として成功するためには、自社の製品や工程を深く理解し、自信を持つことが重要であると感じました。
植山織物では、社長の強い自信と覚悟が印象的であり、経営者として成功するためには、自社の製品や工程を深く理解し、自信を持つことが重要であると感じました。
一方、玉木新雌では、糸の原料となる動物の飼育から製品化までを自社で一貫して行う姿勢に、大きな驚きを覚えました。外部に依存せず、総合力で勝負するという考え方は、価格や品質の面でも大きな強みになると理解できました。また、自然から着想を得た商品づくりなど、地域とのつながりを活かした工夫も印象的でした。
今回の経験を通して、ものづくりには技術だけでなく、理念や姿勢が重要であることを実感しました。
流通学部3年 平野 獅
今回のフィールドリサーチでは、日本国内で作られるアパレル製品やその原材料となる生地にどのような特徴があるのか、どのような製品差別化ができているのかについて調査することが目的の一つでした。

植山織物では、OEMだけではなく、自社で企画したアイテムをブランドに提案したり、自社ブランドを企画・販売しています。

植山織物では、OEMだけではなく、自社で企画したアイテムをブランドに提案したり、自社ブランドを企画・販売しています。
植山織物さんでは、実際にモノづくりの現場を見せていただくとともに、国産生地と海外製生地との違いと、その違いが生まれる理由について教えていただきました。

植山社長のレクチャーを受ける杉田ゼミ生

日本製の生地と海外製の生地の違いを手触りで確認しています。
続いて一行は、西脇市にある有限会社玉木新雌を訪問しました。


玉木新雌の直営店の様子。
玉木新雌さんの会社は、工房とお店が一つになった、とてもめずらしいつくりになっています。特徴的なのは建物だけではなく、会社の考え方やものづくりの進め方も、ほかにはない独自のスタイルを大切にしています。
まず一つ目の特徴は、すべての商品が「一点もの」であることです。一般的には、コストを下げるために同じものを大量に作るのが普通ですが、玉木新雌さんの会社では、そのやり方をとっていません。

店内にはショールやシャツなどさまざまな商品が並んでいますが、同じものは一つもなく、すべて色や柄、形が少しずつ違っています。

広報担当の藤本さんから会社の説明を受けている杉田ゼミの学生たち。


工房内の様子。
玉木新雌さんの工房のもう一つの特徴は、服づくりのすべての工程をできるだけ自社内で行っていることです。
普通は、糸づくり・生地づくり・縫製といった作業は、それぞれ別の会社が担当します。しかし、この会社ではそれらを一つの場所で行うことを目指しており、実際にその多くを実現しています。
玉木新雌さんの工房の様子。





生地を織ったり編んだり、糸に色を染めたりといった工程を見せてもらいました。

普通は、糸づくり・生地づくり・縫製といった作業は、それぞれ別の会社が担当します。しかし、この会社ではそれらを一つの場所で行うことを目指しており、実際にその多くを実現しています。
玉木新雌さんの工房の様子。





生地を織ったり編んだり、糸に色を染めたりといった工程を見せてもらいました。

さらに驚いたことに、糸の材料にするために羊やヤギまで育てていました。
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長い時間にわたって、丁寧に説明していただき、本当にありがとうございました。
