産学連携先:ワークマン株式会社
12月15日、私たち阪南大学杉田ゼミの3回生は、同志社大学で開催された6大学合同ゼミ発表会に参加し、これまで研究してきたワークマンに関する成果を発表しました。発表内容は、ワークマンのビジネスモデルやマーケティング戦略、競争優位性についての考察を中心としたものです。
この発表会には、同志社大学、明治大学、龍谷大学、慶應義塾大学、鳥取大学、阪南大学の6大学7ゼミが参加し、それぞれが研究テーマに基づいたプレゼンテーションを行いました。参加ゼミの研究内容はいずれも経営学系に関連しており、各ゼミが異なる視点から企業分析やマーケティング戦略、経営戦略などを深掘りしていました。
発表の形式は統一されており、発表時間は30分、質疑応答が20分と定められています。他大学の学生からの質問は鋭く、活発な意見交換が行われました。特に、ワークマンのブランド戦略や競合との差別化についての質問が多く寄せられ、改めて自分たちの研究を客観的に見直す機会にもなりました。
他大学の発表を聞くことで、新たな視点や研究の進め方について学ぶことができ、大変貴重な経験となりました。
12月15日、私たち阪南大学杉田ゼミの3回生は、同志社大学で開催された6大学合同ゼミ発表会に参加し、これまで研究してきたワークマンに関する成果を発表しました。発表内容は、ワークマンのビジネスモデルやマーケティング戦略、競争優位性についての考察を中心としたものです。
この発表会には、同志社大学、明治大学、龍谷大学、慶應義塾大学、鳥取大学、阪南大学の6大学7ゼミが参加し、それぞれが研究テーマに基づいたプレゼンテーションを行いました。参加ゼミの研究内容はいずれも経営学系に関連しており、各ゼミが異なる視点から企業分析やマーケティング戦略、経営戦略などを深掘りしていました。
発表の形式は統一されており、発表時間は30分、質疑応答が20分と定められています。他大学の学生からの質問は鋭く、活発な意見交換が行われました。特に、ワークマンのブランド戦略や競合との差別化についての質問が多く寄せられ、改めて自分たちの研究を客観的に見直す機会にもなりました。
他大学の発表を聞くことで、新たな視点や研究の進め方について学ぶことができ、大変貴重な経験となりました。
(流通学部3年 若尾 早紀)



学生活動状況報告
流通学部3年 光久 真由
私たちの発表は、作業服専門店として広く知られるWORKMANを女子大生に普及させるための施策を検討することを目的としています。近年、WORKMANは機能性とコストパフォーマンスを強みに、「WORKMAN Plus」や「#ワークマン女子」といった新業態を展開し、一般消費者向け市場へと積極的に進出しています。しかしながら、女子大生の間での認知度や利用率は依然として低く、ブランドの魅力が十分に伝わっていない点が課題として浮かび上がりました。
特に印象的だったのは、「カコクな365日を、ステキに変える。」という「#ワークマン女子」のキャッチフレーズです。私たち女子学生が日常生活で感じる「カコク」と、WORKMANの方々が想定する「カコク」には認識のずれがあるのではないか、という疑問を抱き、この点を踏まえた調査を進めました。
私たちは、女子大生の消費傾向やファッションへの関心を分析し、WORKMANの強みを最大限に活かしたマーケティング戦略を提案しました。具体的には、SNSを活用したブランドイメージの向上、トレンドを取り入れた商品開発、大学生向けイベントの開催、インフルエンサーとのコラボレーションなどが有効であると考えられます。
これらの施策を通じて、WORKMANの機能性とデザイン性を女子大生に訴求し、ブランドの認知度向上と利用促進につなげることが期待されます。
特に印象的だったのは、「カコクな365日を、ステキに変える。」という「#ワークマン女子」のキャッチフレーズです。私たち女子学生が日常生活で感じる「カコク」と、WORKMANの方々が想定する「カコク」には認識のずれがあるのではないか、という疑問を抱き、この点を踏まえた調査を進めました。
私たちは、女子大生の消費傾向やファッションへの関心を分析し、WORKMANの強みを最大限に活かしたマーケティング戦略を提案しました。具体的には、SNSを活用したブランドイメージの向上、トレンドを取り入れた商品開発、大学生向けイベントの開催、インフルエンサーとのコラボレーションなどが有効であると考えられます。
これらの施策を通じて、WORKMANの機能性とデザイン性を女子大生に訴求し、ブランドの認知度向上と利用促進につなげることが期待されます。
参加学生名簿
西内 友彩、
伊藤 妃南、
坂井 彩奈、
杉原 啓太、
泊 ひなた、
北條 大智、
光久 真由、
柳 琴華、
若尾 早紀、
田中 絵真、
山崎 成悟、
江崎 美海
連携先コメント
株式会社ワークマン
林 知幸 様
本日は学生の皆様の貴重なご意見を伺うことができ、大変参考になりました。
「女子大生がワークマンに行きたくなるプロジェクト」いいですね。
また、今回参加頂いた学生の皆さんは非常に優秀だという印象が強く残りました。
今後も機会がございましたら参加させていただきます。
「女子大生がワークマンに行きたくなるプロジェクト」いいですね。
また、今回参加頂いた学生の皆さんは非常に優秀だという印象が強く残りました。
今後も機会がございましたら参加させていただきます。
教員コメント
経営学部
杉田 宗聴 教授
研究発表、お疲れ様でした。これまで皆さんは、同じ大学・同じ学部内での合同研究発表会を経験してきたかと思います。しかし、今回のように異なる大学のゼミと合同で発表を行う機会は、皆さんにとって初めての貴重な経験だったことでしょう。参加した大学は、そもそも偏差値や研究に費やした時間などが大きく異なるため、その環境の中で発表を行うことは、大きな挑戦であり、多くの学びがあったのではないでしょうか。
質疑応答では、これまで経験したことのないような高度な問いが投げかけられました。特に、ワークマンが考える「カコク」と、本ゼミ生が考える「カコク」の違いを問う質問は、本質を突いた鋭いものでした。今回、この問いに対して明確な言語化が十分にできていなかったかもしれません。しかし、漠然と感じていることがあったとしても、それを適切に言語化するには、さらに深い考察が求められることを、この合同ゼミを通じて実感できたのではないでしょうか。
また、他大学の発表と比較すると、本ゼミのプレゼンテーションには文献や資料の読み込み量、考察の深さといった点で課題があることも明らかになりました。しかし一方で、視覚的にわかりやすく、親しみやすいデザインや、500人以上のアンケートを収集する行動力、人脈の広さにおいては、どの大学にも引けを取らない強みを発揮していました。こうした自分たちの意外な長所に気づけることこそ、この合同ゼミの大きな意義の一つです。
今回の経験を活かし、今後の研究や発表にさらに磨きをかけていってください。本当にお疲れ様でした。
質疑応答では、これまで経験したことのないような高度な問いが投げかけられました。特に、ワークマンが考える「カコク」と、本ゼミ生が考える「カコク」の違いを問う質問は、本質を突いた鋭いものでした。今回、この問いに対して明確な言語化が十分にできていなかったかもしれません。しかし、漠然と感じていることがあったとしても、それを適切に言語化するには、さらに深い考察が求められることを、この合同ゼミを通じて実感できたのではないでしょうか。
また、他大学の発表と比較すると、本ゼミのプレゼンテーションには文献や資料の読み込み量、考察の深さといった点で課題があることも明らかになりました。しかし一方で、視覚的にわかりやすく、親しみやすいデザインや、500人以上のアンケートを収集する行動力、人脈の広さにおいては、どの大学にも引けを取らない強みを発揮していました。こうした自分たちの意外な長所に気づけることこそ、この合同ゼミの大きな意義の一つです。
今回の経験を活かし、今後の研究や発表にさらに磨きをかけていってください。本当にお疲れ様でした。