青年会議所主催のサッカー大会で審判を経験してきました!

乾 一馬(経営学部2年生)

 2025年6月22日に泉佐野南部公園グラウンドで開催された「第11 回JC カップU-11 少年少女サッカー大阪予選大会」に審判として参加しました。
 今大会では、経営学部のスポーツマネジメントコースで作成した以下の3カ条を掲げて、事前に全チームに周知し、選手と指導者、保護者が署名した宣誓書を試合当日に回収する仕組みを導入しました。
<選手用>
・勝つことも大事にしますが、どんな時も自分のベストを尽くすことに専念します。
・対戦相手はもちろん、レフェリーや運営スタッフ、観客などの大会に関わる全ての人を尊重し、常にフェアプレイに徹します。
・仲間と意見を出し合いながら、自分たちで考えて行動します。
 
 
<指導者と保護者用>
・勝利に執着し過ぎず、どんな時も選手がベストを尽くせるよう支援します。
・対戦相手はもちろん、レフェリーや運営スタッフ、観客などの大会に関わる全ての人を尊重し、常に選手の手本となる言動を心がけます。
・選手が意見を出し合い、自分たちで考えて行動できるよう促します。
 
 今回、最も印象に残っているのは、倒れている選手に相手チームの選手が手を差し伸べていた場面です。これは、上記の3カ条を体現した選手や指導者にグリーンカードを渡す制度も導入したことが関係していると考えます。この制度があったことで、子供が会場内でゴミ拾いをしたり、審判に挨拶をするなど自主的に良い行動をしていました。また、指導者が子供に前向きな声掛けをしていた点も良かったと思います。
 しかしながら、主審が、自分が担当する試合を把握できていないなど、運営に関わる人たちの中で重要な情報を共有できていないところもあったので、次回大会を開催する場合は、そういった点を改善する必要があると感じました。
 これまで、私は選手としてこのような大会に参加していたのですが、色々な方の支えがあって試合を行えていたんだと再認識することが出来ました。今後は、今回の経験を活かして、自分が大会に参加した際には運営側の仕事にも目を向けてみたり、学内でサッカー大会を企画・運営してみたいと思います。

植月 貴翔(経営学部2年生)

 今回久しぶりに副審をさせてもらいました。審判の役割は試合の流れを妨げずコントロールすることであり、そのためには判断に悩まず判定することが大切だと感じました。「大会に関わる全ての人を尊重し、常にフェアプレイに徹する」ことが今回のメインテーマであり、様々なチームを見ていると、フェアプレイ精神がしっかりしているチームほど、結束力があり良いサッカーをしているんだと学ばされました。
 今回の大会は、たくさんの運営の方々が携わってくださったおかげで、素晴らしい大会となりました。自分が小学生の頃に参加していたサッカー大会も、同じように多くの方々が企画・運営してくださっていたのだと感じました。今後は、阪南大学で自分たちが企画した小学生のサッカー大会を開催してみるのも面白そうだと思いました。

垣本 颯太(経営学部2年生)

 今回JCカップに副審として参加しました。高校生以来ぶりだったので上手くできるか不安でしたが、ミスなくスムーズに試合を進める事ができ、無事に終われたので凄く良かったです。
 この大会で印象的だったのがグリーンカードの導入で、相手を思いやる気持ちや応援の際のマナーだったりと、アンフェアなプレイに関するトラブルが何ひとつありませんでした。この制度1つで皆さんが協力してくれて大会が良い方向に進んでいたのでとても良かったですし、子供達も楽しんでサッカーしていて懐かしさを感じました。
 今後も、様々なサッカーイベントに参加して大会の企画や運営など色んな視点から学んでいきたいと思いました。

箕輪 快晴(経営学部2年生)

 今年もJCカップで小学生のサッカー大会の審判を担当しました。昨年に引き続いての参加でしたが、今回は主審ではなく副審を担当した他、試合運営により深く関わることができました。前回大会では保護者や監督、プレイヤーの暴言が問題となりましたが、その対策として副審が追加され、今回は暴言がほとんどなく、効果があったと感じました。
 試合前に先生に試合を円滑に進めることが自分たちの仕事だと学び、それを意識して取り組むことができたのが大きな収穫です。子どもたちが全力でプレーする姿に感動し、スポーツはいいものだと改めて思いました。今後も、こうした大会運営に積極的に関わり、いい環境づくりに貢献していきたいです。