1年生ゼミのフィールドリサーチの一環で、陶芸体験会に参加しました。2名の講師が4グループ(各グループ7から10名)に対して順番に30分から45分程度指導してくださり、参加者全員が見事な作品を完成させることができました。以下に参加した学生が書いた感想を記します。
 陶芸体験を通して、受け継がれてきた技を知ることが出来るとともに、体験する人の個性を表現することができるという点が強みだと考えました。また、その場だけで終わるのではなく自分で作ったものを使うことで、楽しかったなという思い出となるのは最も重要な特徴だと感じました。
 一方で課題は、人手不足だと思います。体験には、付きっきりにならなければいけない場面も多々あります。そのときに他の体験者を放置してしまうことになるので、講師の方々は急いで、かつ丁寧に対応していかなければいけないのが大変で、課題の1つであると考えました。


 陶芸体験に参加して、普段なかなかできないものづくりの楽しさを味わうことができました。講師の方は一人一人に丁寧に声をかけ、手つきや形の作り方を優しく教えてくださった点がとても良かったです。もう少し作業の流れを事前に説明してもらえると、初めてでも安心して進められると感じました。
 陶芸体験をビジネスとして見ると、参加者が自分の手で作品を作れる体験価値が大きな強みだと思います。ただし、材料費や設備の維持費などコスト面の課題もあると感じました。もし自分がこのようなワークショップを企画するなら、完成品の受け取り時に小さな展示会を開くなど、作品を共有できる仕組みを加えたいです。そうすることで参加者同士の交流やリピート率の向上にもつながると思いました。


 講師の方が作り方を丁寧に説明し、質問にも優しく答えてくださったため、初めてでも安心して取り組めた点がとても良かったです。
 陶芸体験はワークショップ型事業として、ものづくりの楽しさを直接味わえることや、自分だけの作品が残る特別感が大きな魅力だと感じました。交流が深まる点も良さだと思いました。今後、自分がこうした事業を企画するなら、体験の過程を写真で残せるサービスなど、楽しさをより広げる工夫を取り入れたいと感じました。