2026年7月4日、夏の気配が徐々に近づく土曜日、私たち奥ゼミ3年生18名は、カップヌードルミュージアム大阪池田(安藤百福発明記念館)に行きました。

この施設は、世界発のインスタントラーメンである「チキンラーメン(1958年)」と世界初のカップ麺「カップヌードル(1971年)」の発明者である安藤百福氏(故人、日清食品株式会社創業者であり同社代表取締役社長、会長を歴任)の自宅のあった大阪府池田市にあります。

またこの施設では、安藤百福氏がチキンラーメンの研究を行った小屋を再現したコーナーや、インスタントラーメン発明に関わる歴史や開発エピソード、さらには、安藤百福氏が残した語録(たとえば、現在の日清食品株式会社の企業理念でもある「食足世平(しょくそくせいへい)」など(※注)が展示されていました。
私たちは、同施設を見学した後、実際のチキンラーメン作成を行う「チキンラーメンファクトリー」に行きました。そこでは、2人1組で、小麦粉をこねて、伸ばして、蒸した後に麺に味付けを行い、最後に「瞬間油熱乾燥法」で麺を乾燥するプロセスまでを体験しました。最後に、一人ひとりがチキンラーメンの袋に絵を描いて、自分で作ったチキンラーメンを持ち帰りました。次に、マイカップヌードルファクトリーに行き、世界でひとつだけのオリジナルカップヌードルを作成しました。ここでは、カップヌードルのカップに好きな絵を描いた後、好きな具材を選んで自分流にアレンジすることができました。

日本で生まれ、世界で愛されるインスタントラーメンやカップ麺の歴史を知るだけではなく、新しい商品を生み出すための苦労と、完成にむかうあくなき情熱とチャレンジ精神、そして、起業(新しく会社を作る)に関するヒントや新商品開発のプロセスと創意工夫なども学ぶことができました。

(※注)「食足世平(しょくそくせいへい)」:日清食品ホームページによると、「食が足りてこそ世の中が平和になる」、「食は人間の命を支える一番大切なものです。文化も芸術も思想も、すべては食が足りてこそ語れるものです。食のあり様が乱れると、必ず国は衰退し、争いが起こります。食が足りて初めて世の中が平和になるのです。」と記載されています。

参加者感想の抜粋(一部)

今回、カップヌードルミュージアムを訪れて、普段何気なく食べているカップラーメンには多くの工夫や歴史があることを知った。特に印象に残ったのは、インスタントラーメンを発明した安藤百福氏のまだ世の中にないものを生み出すという考え方である。何度も失敗を繰り返しながら挑戦を続け、世界中で親しまれる商品を生み出したことに感銘を受けた。 

また、展示ではチキンラーメンやカップヌードルが誕生するまでの過程を分かりやすく学ぶことができ、食品開発にはアイデアだけでなく努力や試行錯誤が欠かせないことを実感した。さらに、自分だけのオリジナルカップヌードル作りも体験し、具材やスープを自由に選ぶ楽しさを味わうことができた。普段は消費者として商品を選ぶ立場だが、作る側の視点を少し体験できたことも貴重な経験だった。

今回の見学を通して、身近な商品の背景には多くの人の努力や創意工夫があることを学び、物事をさまざまな視点から考えることの大切さを改めて感じた。
(経営学部3年生男子)


今回は、カップヌードルミュージアムでチキンラーメンとオリジナルのカップヌードル作りを体験しました。普段は何気なく食べているインスタントラーメンですが、実際に自分で作ってみることで、一つの商品が完成するまでには多くの工夫や努力があることを知りました。

チキンラーメン作りでは、生地をのばしたり味付けをしたりする工程が思っていたより細かく、簡単そうに見えても実際にやってみると難しいと感じました。
また、カップヌードル作りでは、自分でカップに絵を描いたり、好きな具材を選んだりすることができ、自分だけのオリジナル商品を作ることができてとても楽しかったです。同じ材料を使っていても、人によってデザインや具材の組み合わせが違い、それぞれ個性が出ていて面白いと感じました。

今回の見学を通して、食品づくりはただ作るだけではなく、商品を手に取る人に楽しんでもらうための工夫やアイデアも大切だと学びました。また、創業者である安藤百福さんの「新しいことに挑戦する」という考え方にも触れ、失敗を恐れず挑戦することの大切さを改めて感じました。今回の体験は楽しいだけではなく、多くの学びがあり、普段の生活では気付けないことを知ることができたと思っています。とても良い経験になりました。
(経営学部3年生女子)


今回、カップヌードルミュージアムに行ってみて、インスタントラーメンが誕生した背景や、開発者安藤百福氏の「新しい価値を生み出したい」という挑戦する姿勢を知ることができました。特に、一つの商品が完成するまでに何度も試行錯誤を重ねていたことが印象に残り、成功の裏には努力と工夫が色々あるなと感じました。

また、自分だけのオリジナルカップヌードル作りを体験できたことは、とても楽しく、思い出になりました。今回のフィールドワークを通して、普段何気なく食べている商品にも多くの人の努力や発想が詰まっていることを知り、物事をさまざまな視点から見る大切さを知ることができました。企業が新しい商品を生み出すためには、失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢が重要であることを改めて感じました。
(経営学部3年生男子)


今回カップヌードルミュージアムに行って、実際にチキンラーメンやカップヌードル作りを体験することができとても楽しかったです。特にチキンラーメン作りでは、小麦粉をこねて生地を作り、それを機械に通して麺の形にする工程が印象に残りました。

普段何気なく食べているチキンラーメンが、このような工程を経て作られていることを知り、ものづくりの大変さや面白さを実感しました。
また、館内にはカップヌードルの誕生から現在までの歴史や商品が展示されていて、時代ごとのパッケージの変化や新商品の開発の歴史を見ることができて、とても興味深かったです。

今回のフィールドワークを通して、食品づくりの工程だけでなく、一つの商品が多くの工夫によって生み出されていることを学ぶことができました。普段食べている商品も、その背景にある企業の努力や歴史を知ることで、これまでとは違った視点で見ることができる貴重な経験になりました。
(経営学部3年生女子)
(本活動は、阪南大学経営学部 ゼミ活動推進費の援助を受けて実施しています)