9月18日(木)流通学部3年生森中ゼミでは、大阪取引所を見学してきました。

1階のアトリウムでは、大阪経済の発展に尽力した五代友厚の足跡をたどることができるパネル展示がされていました。五代は1836年に薩摩藩(現在の鹿児島県)で生まれ、幕末から明治時代にかけて活躍しました。彼は、今の大阪取引所の前身である大阪株式取引所や大阪商法会議所(現・大阪商工会議所)の設立(1978年)に深くかかわり、明治維新後の衰退していた大阪経済の再構築に力を注ぎました。1階だけでなく、5階のOSEギャラリーでも『五代友厚生誕記念ウィーク』と題した資料展示が実施されていました。

今回の見学でも、学生たちは最初にご担当者様よりレクチャーを受け、現代の市場の仕組みやデリバティブ取引を扱っている大阪取引所の役割とその業務について学びました。そして、レクチャー後も彼らは、展示されている資料について詳しい説明をしていただいていました。
学生たちにとって今回の見学会は、初めて見たり聞いたりすることも多々あったようですが、授業で学んだ内容を再確認することもでき大変有意義な時間になったようでした。

学生のコメント

  ≪Y.T.さん≫
 大阪取引所見学をして、1番印象に残っているのは、株価や先物価格などの取引の状況が確認できるボードです。テレビやニュースなどでも見た事のあるもので、実際に見るとその大きさに驚き、印象に残っています。
 また、昔の取引所では大勢の人が集まって取引を行っていたため、ハンドサインを利用して情報の伝達を行っていたことも知りました。
 貴重な経験ができて、とても良かったです。
 
≪H.M.さん≫
 大阪取引所を見学して、職務内容や取引所の役割など教わりました。建物に入ってすぐの場所に株価や日経平均株価などの数字がたくさん書かれており、ニュースやドラマなどで見ていたものを生で見ることができて面白かったです。さらには大阪取引所や創設者の歴史についても学ぶことができ、普段なかなかできない貴重な経験ができました。
 
 
 
 

おわりに

ご担当者様には、学生に対して丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。そして、今回も見学を受け入れてくださいました大阪取引所様にも改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。