松下ゼミでは、2025年の夏に淡路島へフィールドワークに行きました。
淡路シェフガーデン(多様な料理が楽しめる屋外型リゾートレストラン)、ニジゲンノモリ(アニメやゲームの世界が楽しめるテーマパーク)、のじまスコーラ(閉校になった小学校をリノベーションした複合施設)を順に回りました。ここ数年、淡路島は様々な取り組みを行い、人気が高まっています。
今回のフィールドワークでは実際に施設を訪問し、現地の様子や各店舗の創意工夫などを考察しました。

【経営学部 松下 幸史朗 教授】

学生活動状況報告

今回のフィールドワークに関する私の行動と感想を述べていきます。
淡路シェフガーデンでは、名産のたまねぎを使った料理や淡路島バーガーを提供するお店などが並んでいました。私は淡路島バーガーを食べました。甘みのあるたまねぎから淡路島の食材の魅力を感じました。また、店舗ごとにデザインやメニューに個性があり、出店者の創意工夫が伝わってきました。
次に訪れた「ニジゲンノモリ」では、自然の中にアニメやゲームの世界が再現されていました。ここでは「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」でアスレチックを体験しました。自然を生かした設計で、体を動かしながらキャラクターの世界観を味わうことができる点が魅力的でした。施設内はアニメやゲームなどの二次元コンテンツにあふれているため、国内外からの観光客の期待に応えることができます。
最後は「のじまスコーラ」です。ここは廃校になった小学校が複合施設として再利用されており、レストラン、カフェ、お土産屋さん、小さな動物園などがありました。ここで私はお土産として淡路島のたまねぎスープを買いました。自宅でも淡路島の味を楽しむことができるため、観光の思い出として価値のある商品だと思いました。
今回のフィールドワークのテーマは「地域創生とアントレプレナーシップ(起業家精神)」でしたが、それぞれの施設・店舗を見て、集客や顧客満足のためにさまざまなことに取り組んでいることが分かりました。淡路島は地域活性化の成功モデルと言われていますが、このような人々の努力や工夫が支えていると考えると、やはり各地域を盛り上げるためには、公的な支援に加えてアントレプレナーシップが重要だと改めて感じました。

経営情報学部3年 沖野 栞