産官学連携先:AIDEYA株式会社

2025年9月25日 キャリアゼミ(専門演習・基礎演習)において、池澤ゼミの2・3・4回生は、ららぽーと堺で実施予定のスポーツイベント企画(総合情報学部・黒部ゼミ、上赤坂ゼミとの連携)の動画プロモーション制作に向けた講習(第2回)をスチューデントコモンズで受講しました。
今回は、ディレクターの重要な仕事の一つである構成表の作成を行いました。30秒という限られた尺の中に、どのような登場人物を配置し、どのような動作を入れるのか、また、どのような軸や文脈を盛り込んで展開していくのかについて、グループワークで話し合いました。
小林先生、ありがとうございました。
小林先生。楽しいお話をありがとうございました!



動画講習会の2回目は構成表づくり!グループワークです。



構成表づくりはディレクターの仕事と一緒です。


登場人物を30秒の間にすべて出演させられるか?



何を軸にストーリーをつむげばよいのか?議論は続く。


ターゲットとなる小学生をどう集客するか?
小林先生はそこを突っ込んでいきます。



はぴなんは登場するのでしょうか???




絵コンテ。絵心のあるメンバーもいます。


AIDEYAの小林先生。
今日は一日、ありがとうございました。






学生活動状況報告

本日はAIDEYAの小林先生にお越しいただき、大変貴重な機会をいただきました。
グループに分かれて、みんなで意見を出し合い、構成表を作り上げる作業を行いました。0から1を生み出すことは難しいと感じる一方で、意見を出し合って一つのものを作り上げることの楽しさも感じました。
普段、私たちが目にしているCMや街中の広告動画などは、このように多くの工程を重ねて作り上げられているのだと改めて実感しました。

流通学部3年 濱崎 芽生
 
みんなで意見を出し合いながら構成表を作り上げていく過程は、とても貴重な経験でした。一人では思いつかない発想や工夫が加わることで、より見やすく分かりやすい流れになったと思います。
個性のある案が次々と出てきて、それを絵にするのは難しかったのですが、調整しながら絵が得意な学生が率先して描いてくれました。意見を出す人、絵を描く人、細かい工夫を考える人が協力して楽しめたので、チームとしてのまとまりも強まりました。
試行錯誤を重ねた分、完成度の高い構成表になり、実際に撮影するのが楽しみです。

流通学部3年 別所 櫂斗
本日は動画講習を受け、構成表の作成を行いました。
これまで、広告動画は適当に思いつきで編集しているものだと思っていましたが、実際にはしっかりと打ち合わせを重ね、入念に作り上げていることを知って驚きました。
動画の尺や編集の仕方、演者の動き方など、撮影の仕方によって伝わり方が大きく変わるのだと感じました。
大変有意義な時間をありがとうございました。

経営学部2年 大北 雅人

動画講習を受けて、しっかりとした動画制作の段取りを学んだのは初めてで、良い経験をいただきました。
自分たちで動画構成を考えてみて、思ったよりもさまざまな発想を出すことができ、とても面白いと感じました。

経営学部2年 中井 琉斗

連携先コメント

AIDEYA株式会社
小林 康仁(こばやし やすひと) 様

小林 康仁 様

プロフィール
AIDEYA株式会社 代表取締役
小学生の時からテレビの仕事に憧れ、中学生では、文化祭でドラマの制作や部活動紹介番組を行うマニアな中学生に。
東京に上京し憧れであったキー局のグループ会社にて、番組制作技術の業務に従事。その後故郷の岐阜に戻り、地元ケーブルテレビにて多くの地域番組を制作、プロデュースする。
2022年に早期退職し、独立。コンテンツプロデュース会社 AIDEYA株式会社を設立。イベント企画を始め、企業や岐阜県内の商業高校のプロモーション動画のアドバイスなどを行っている。


コメント
私たちプロの現場でも「30秒で伝える」ことは大変難しく、学生の皆さんに「構成表の内容は30秒で」と伝えた際には、どんな構成が出てくるのか楽しみであると同時に、「おそらく30秒を超えるかな」と思っていました。
しかし、各グループの様子をのぞいてみると、スマホでコメントの時間を計ったり、「このシーンは5秒以内で」といったように、限られた時間の中で何を伝えるかを取捨選択しながら構成していました。
さらに、学生の発想には斬新なものが多く、日常的に目にしているスマホのPR動画から得た要素も取り入れられていました。
各グループによる構成表の発表では終始笑いが絶えず、楽しい動画になることが期待できます。次はいよいよ撮影です。

教員コメント

経営学部 
池澤 威郎 教授

動画講習の2回目は構成表づくりということで、グループワークを中心に進行しました。
最初にタテ・ヨコのサイズや尺の重要性などに注意を促し、今回のららぽーと堺のスペックに合った動画をどのように制作していくべきか、基本的な内容を確認しました。その中で、登場人物をいかに尺の中に収めるかについて、学生たちはグループに分かれて議論し、構成表を作成していきました。
10月中旬には運動部を交えた撮影本番が待っています。学生たちは、何を撮ればよいのか、どのように撮ればよいのかなど、事前の確認ができたように思います。
今回もAIDEYAの小林先生にご指導いただき、ありがとうございました。

参加学生一覧

4年
杉原 大樹
3年
濱崎 芽生 別所 櫂斗 三宅 萌香 福田 はるな
2年
一木 ほのか 岩田 凱愛 植原 祐希 大北 雅人 春藤 美葉 中 啓奎 中井 琉斗 樋野 旭 平井 希空 文野 由梨 脇田 彩菜 小牧 想人