スポーツ組織論

  2024年6月27日(木)スポーツ組織論の授業に合同会社NATIONAL FARM代表社員でHikari SPORT CAFE &BARオーナーの東真功さんにお越しいただきました。スポーツ経験がどのように営業力や組織の経営につながっているか、また地元熊本をどのように盛り上げていきたいか、その想いを語っていただきました。

  • 数々の職業を経験してきたが、常にトップクラスの成績を収めてきた

  • 組織づくりの考え方を説明し、地元熊本への貢献を誓った

  • 講演後には想いに共感した学生が質問に来る場面も

  • 15年前に出会い、当時は同じ目標を追いかけた。目標は変わっても「仲間」という関係性は続いていく

学生コメント

赤瀬 将希さん
東真功さん今日はありがとうございました。私も将来起業したいなと考えていて、東さんの講義内容のスポーツバーの経営やプロジェクトを聞いてとても興味深いなと思い聞いていました。また、「1人では何も出来ない」というお言葉もとても共感を持ちました。私は自分なりに起業の本を読んで勉強しているのですがそこで従業員をまず楽しませろという内容があったので東さんと考え方が少し似ているなと思いとても勉強になりました。今回の講義でティール組織を覚えたので起業した時はこれを使えたらいいなと感じました。
 
池尾 晃太郎さん
何回も講義を聞いてきた中で、東さんの講義がとても面白いかつ、組織の仕組みなどを具体的に、伝えてくれたので凄く意義ある時間でした。転職が多くて、大変なのかなと思いましたが、話を聞いているとなぜかトップを取ってしまうと仰っていたので、なんだこの人はと思いながら、絶対越してやるとやる気が出てきました。
講義で言ったとおり、私は海外に移住したいので年月はかかると思いますが、東さんの助言を元に、Englishを継続的に勉強していき、ネイティブにも物怖じない英語力をつけて海外で暮らせるように頑張ります。
 
石川 桔平さん
東さんの話を聞いて、やらない理由を探すのではなくてどうやったら出来るかを考えるという事が印象に残りました。また、組織論とはコミュニケーション、貢献意欲、共通の目標が必要で1人では何も出来ないということを学びました。東さんは一緒に働く人を従業員や部下などと呼ばずに仲間と呼んで対等な関係で接しているのはとても良いなと感じました。今の社会はピラミッド型組織が根付いているが、ティール型組織の方が、この後何が起きそうなのかなど物事を予測する力、考える力を養うことができるためこの組織の方が良いと思いました。
 
伊藤 慎さん
今回の授業で興味を持ったことは東さんの行動力です。スポーツバーを経営されていてそこで働いているアルバイトにお店のために働かなくていい、自分のために働いてほしいという言葉が自分には印象が残っていて自分の夢や目標に向かって働いてほしいという東さんの優しさが出ている言葉だと感じました。また東さんは今までに沢山の仕事を経験されていてそのときに知り合ったきっかけから仕事を貰えることもあると聞いて自分から動くことで新しい出会いに巡り会えるのだなと思いました。
 

教員コメント

 今回の授業ではスポーツマネジメント×会社組織論をテーマに講義をしていただきました。東さんは選手、指導者、審判そしてブラジル留学と、スポーツで培ったコミュニケーション能力が持ち前の明るさの融合による抜群の「営業力」を武器に多くの職で結果を残してきました。「ないとの法則:なるほど、いいですね、ということは!」という営業における法則には学生たちも共感し頷いていました。コミュニケーションを大事にすることを学生たちに伝え、その上で「人間一人では何もできない(=「仲間」が大切)」であることを自身の数々の経歴を踏まえて説明してくださいました。地元熊本への愛は人一倍強く、政治や経済など様々な場面に積極的に顔を出すことで人脈を築いてきました。そんな東さんの現場のリアルな話に、学生たちは笑う暇なく真剣に話に聞き入っていました。
 東さん、この度は遠いところお越しいただきありがとうございました。