産学連携先:タイ国政府観光庁大阪事務所

キャリアゼミでのタイの研究は、自身の視点が成長したきっかけになったと実感しました。海外を訪れることで日本とは異なる視点に触れ、新たな学びに気づくことができました。また、リーダーとして仲間を動かすにあたり、他者の視点を考えて行動することができ、幅広い視点で行動することの大切さを実感しました。
今回の成果や学んだことから、今後の活動でもメンバーに誇りを持ってもらえるような活動に取り組んでいきたいと考えます。

最後に、タイ研究に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

国際学部 国際観光学科3年 清水 毅琉

学生活動状況報告



◆タイ研究を終えて築いた自身の成長
2025年10月30日、タイ国政府観光庁(TAT)大阪事務所にて、今年度における清水ゼミの研究調査「タイ研究」の最終報告を行いました。
4月からタイについて調べ、9月にタイを訪れた後、私がリーダーとなってゼミの仲間と話し合い、タイの中でも第2の都市「チェンマイ」の魅力の発信方法について考えました。
最初は、チェンマイを体験して一番印象的な部分がそれぞれ違ったことから、個人で異なる提案の仕方を考えることにしました。しかし、まとまりがうまくいきませんでした。そこで、TATが発信する魅力発信「5 Must Do in Thailand」を使って、チェンマイの魅力を新たな枠組みで検討し、テーマを「5 Must Do in Thailandのコンセプトをベースにして考えるチェンマイの魅力発信」としました。
「5 Must Do in Thailand」とは、タイで絶対にやるべき5つのことをテーマにした様々なアクティビティで、タイならではの体験に溢れた「新しいタイの楽しみ方」のコンセプトです。その5つとは、多種多様なタイ料理を味わう「MUST TASTE」、タイの国技・ムエタイをはじめとする伝統的なスポーツやアクティビティに挑戦する「MUST TRY」、タイシルクといったテキスタイルや工芸品などの上質な製品に触れる「MUST BUY」、息を呑むような絶景や隠れた名所を自ら探索する「MUST SEEK」、象徴的なランドマークや伝統的な祭事を見て楽しむ「MUST SEE」です。この5つのコンセプトをベースに、テーマごとにタイを観光するという考え方が、「5 Must Do in Thailand」です。
私たちは実際にチェンマイを訪れ、チェンマイの観光資源には複数の5 Must Doのコンセプトが含まれると考えました。例えば、「ドイ・インタノン」では、自然を見るという「MUST SEE」以外にも、トレッキング体験をする「MUST TRY」や、雲海といった息を呑むような絶景を探索できる「MUST SEEK」のほか、ドイ・インタノン周辺の観光スポットである「ワチラタンの滝」や「コーヒーファーム」では、レストランもありタイ料理を食べられることから「MUST TASTE」も含まれ、チェンマイ産のコーヒーを買えることから「MUST BUY」も含まれます。また、ゾウ体験ができる「Into the wild elephant camp」でも、ゾウと触れ合う体験に加えて、ランチとしてタイ料理が食べられるなど、複数のMUST DOが含まれています。
このことから、チェンマイの観光資源は複数の体験ができるため、5 Must Doに単純に分類できるものではないと分析しました。この分析を踏まえ、ドイ・インタノンとInto the wild elephant campを含めたツアーを提案することで、それだけでチェンマイの魅力は十分に発信できるのではないかと考え、提案を行いました。
この2つを体験することで、チェンマイでしかできない体験が可能となり、チェンマイの魅力発信の向上につながると考えました。タイの研究は、自身の視点が成長したきっかけになったと実感しました。
海外を訪れることで日本とは異なる視点に触れ、新たな学びに気づくことができました。また、リーダーとして仲間を動かすにあたり、他者の視点を考えて行動することができ、幅広い視点で行動することの大切さを実感しました。今回の成果や学んだことから、今後の活動でもメンバーに誇りを持ってもらえるような活動に取り組んでいきたいと考えます。最後に、タイ研究に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
国際学部 国際観光学科3年 清水 毅琉

◆最終報告会
私たちは10月30日にタイ国政府観光庁大阪事務所で、これまでゼミで研究してきたタイのチェンマイについて成果発表を行いました。
はじめはとても緊張しましたが、タイ国政府観光庁大阪事務所の職員の方に成果報告をすることができました。
成果発表の3週間前は、研究目的や方法、PowerPointのスライドのレイアウトの細かいところなどについて、教授からの助言を踏まえ、メンバー全員でPowerPointのスライドを作成しました。
私はゼミ長がいない間、他のメンバーのサポートやアドバイスを行い、副ゼミ長としての役割を果たしました。ゼミの時間外でもゼミ長とコミュニケーションを取り、スライドのレイアウトや内容の打ち合わせも行いました。この3週間の中で感じたことは、ゼミ長との連携の重要さ、そしてメンバーをマネジメントすることの難しさを身に染みて感じたことです。そして、PowerPointのスライドを3週間という短期間で完成させることができました。成果発表の前日には、発表の練習を行い、どこをどのように伝えればよいのか、どのポイントをしっかり伝えるべきかなど、全員で打ち合わせを行いました。PowerPointのスライドや発表内容など事前準備がしっかりできたからこそ、クオリティの高い発表ができたと私は感じています。3週間という短期間で発表スライドや発表内容の作成、打ち合わせなどができたのは、ゼミ長のマネジメントと、私自身の副ゼミ長としてのアシストが良かったのではないかと思っています。
タイのチェンマイの研究を通して、私自身イメージできなかったタイの魅力を知ることができ、事前調査、フィールドワーク、成果発表、すべてのプロセスにおいてとても楽しい研究となりました。それと同時に、プロモーション戦略を論理的に考え、現状を踏まえて提案する難しさや厳しさを感じることもできました。タイの政府機関であるタイ国政府観光庁との実践を通して得られた学びは、とても大きいものだと感じました。実際に訪れてみないとタイの魅力は分からないものであり、現地を訪れることで初めてプロモーション、いわゆる宣伝や訪問促進が可能になると感じました。これは、どの国・地域をプロモーションする場合にも共通することだと思います。
タイの研究が終わってしまうのは私にとって寂しく感じますが、今後プライベートでもタイを訪問したいと思っています。タイ国政府観光庁大阪事務所の皆様、そしてタイ国政府観光庁本庁の鹿野様にこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
国際学部 国際観光学科3年 大賀 結太




◆タイでの学び
私たちゼミ生は9月6日から9月15日の10日間で、タイのチェンマイおよびバンコクを訪れ、主にチェンマイについての研究を行いました。そして、10月30日にタイ国政府観光庁様(TAT)大阪事務所にて、研究結果を最終報告させていただきました。
タイでは多種多様なタイ料理やアクティビティ、伝統的な祭事にも参加し、非日常や異文化を体験し、多くの学びを得ました。チェンマイはバンコクに比べて発展していないものの、昔ながらのチェンマイの文化について知ることができたり、ローカルな場所であることから、自然や昔ながらの建造物、現代的なカフェやショッピングモールなど、どの年代でも楽しむことができる場所なのではないかと感じました。
最終報告は、タイ国政府観光庁様が提案している「5 Must Do in Thailand」に焦点を当てて発表を行いました。「5 Must Do in Thailand」とはTAT様が観光プロモーションとして掲げている、タイ旅行で絶対に体験してほしい5つのテーマのことで、内容としては、Must Taste(食べる)、Must See(見る)、Must Try(体験する)、Must Buy(買う)、Must Seek(探求する)の5つです。私たちは実際にチェンマイを訪れ、チェンマイの観光資源には複数の5 Must Doが含まれると考えました。例えば、私たちが訪れた象と触れ合える「Into the wild elephant camp」では、自然な形で象と交流するプログラムを体験しました。その過程で、5 Must Doのコンセプトが多く含まれていることが分かりました。Tryの面では象の皮膚に泥を塗ってあげる体験や、象と一緒に川に入りスプラッシュして遊び体を洗い流す体験、Tasteの面では木の葉に巻かれたカオパットとフルーツをいただくことができました。また、全体的な面としてSeeも挙げられます。
このことから、タイの観光地一つにも多くの5 Must Doが含まれていることが分かりました。チェンマイの観光資源は複数の体験ができるため、5 Must Doに単純に分類できるものではないと考えました。
Into the wild elephant campと同様に、ドイ・インタノンという観光地も多くの5 Must Doが含まれているため、この2つを体験することで、チェンマイの魅力は十分に伝わるのではないかと考え、2つの観光地を組み込んだツアープランをTAT様に提案させていただきました。
タイの事前研究から現地での調査、最終報告を通して、貴重な経験をすることができました。
国際学部 国際観光学科3年 木村 颯太

◆TAT最終報告
2025年10月30日にタイ国政府観光庁(TAT)にて、9月6日から15日までの10日間のタイでの研究結果の報告を行いました。主にタイ第2の都市であるチェンマイについて報告を行い、加えて首都のバンコクについてもお話しさせていただくことができました。
タイでの体験や実際に目で見て感じたこととして、事前調査の段階では経済的に成長していることは分かっていましたが、少し危険で汚いといった偏見を持った状態で訪れました。しかし、実際に訪れてみると、現地の人は温かい人ばかりで、街の雰囲気もきれいでした。また、発表時にはそのようなことをエピソードを交えて伝えることができました。
内容としては、TATが提案している「5 Must Do in Thailand」をベースに発表を行いました。これはTATがタイで体験すべき5つのことで、「味わう(Taste)、試す(Try)、購入する(Buy)、探す(Seek)、見る(See)」を掲げています。チェンマイに実際に訪れてみると、自然や歴史に関連した観光資源が多いことが分かりました。また、それらの場所は5 Must Doに当てはめることができると考えました。これらを軸に研究を進めていくことにしました。訪れた場所を一つひとつ当てはめ、感じたことを取り入れながら、一泊二日のツアーも組み込みました。
発表時は、職員の方のほうが知識やタイの国内情勢について詳しいため、訪れた場所を説明する際には、私たちの世代が考え、感じたことといった価値観を大切にしました。提案したツアーについては、初めて訪れる方でもどの世代でも楽しめるという点を伝えることができたと思います。
今回の研究で学び、感じたことは、何かを伝えるためには実際に足を運び、目で見て肌で感じたことを分析することが大切であるということです。また、偏見をなくすためには、その事柄について調べることも大切ですが、自身の中に落とし込むことは思っている以上に難しいと感じました。そのため、これについても実際に足を運ぶ必要があると考えます。これらのことは今後の就職活動にも通じることであると考えるため、今回の経験を大切にし、活かしていきたいと考えます。
国際学部 国際観光学科3年 杉野 斗夢



◆TAT
大阪事務所報告
今回、私たちは10月30日にタイ国政府観光庁大阪事務所を訪れ、チェンマイで調べたことをまとめ、報告を行いました。
事前調査ではTATのホームページから情報収集を行い、タイフェスでタイについてどこまで知っているのかアンケートを実施し、各旅行会社を訪れてタイの旅行商品やチェンマイの旅行商品がどの程度紹介されているのか、またウェブサイトにはどのくらい掲載されているのかを調べました。私は報告用の資料を作成した経験がなく、資料の作成に非常に苦労しました。しかし、ゼミのみんなが「もう少し詳しく書いたほうがよい」などと教えてくれたり、文字の大きさを指摘してくれたりと、本当に助かりました。発表資料を作ることの難しさを実感するとともに、誰か一人に頼るのではなく、全員で協力し話し合いながら作業することが、社会に出てから大切であると改めて実感することができました。
今回のTAT大阪事務所の訪問やゼミ研修旅行を通して、初めての海外渡航や英語の重要性、タイ国政府での中間発表、発表のための資料作成、大阪事務所での最終発表など、タイ研究を通じて本当にさまざまな経験をさせていただき、今の自分に何が必要なのかを改めて知ることができました。この経験をしっかりと活かし、次の関西空港の研究にも力を入れていきたいと感じました。

 国際学部 国際観光学科3年 大畑 安規

 ◆タイ国政府観光庁報告と提案について
10月30日にタイ国政府観光庁(TAT)大阪事務所で、タイのチェンマイでの5日間のフィールドワークの報告と、タイ・チェンマイにおける若者向けの旅行プランの提案を行いました。タイ国政府観光庁大阪事務所には、タイでのフィールドワーク前の6月にも訪問しており、今回の訪問で2回目となりました。
報告では、私たちが訪れたチェンマイ各地の観光スポットについて、自分たちが何を感じたのかを率直に職員の方に伝えることができました。
また、タイ・チェンマイにおける旅行プランの提案では、エレファントキャンプでの体験や山岳地帯の寺院を巡るツアーをプランに盛り込むことで、タイ・チェンマイの魅力を若者に伝えることができるのではないかと考え、具体的な提案を行うことができました。
今回の報告は、タイのフィールドワークから1か月以内にPowerPointを作成しなければならなかったため、完成するか不安でしたが、充実した報告と提案にすることができました。この経験をもとに、良かった部分や改善すべき部分を振り返りながら、自分の今後の活動に活かしていきたいと感じました。
そして、4月から10月までの約半年間にわたりご指導いただいたタイ国政府観光庁大阪事務所の方々と、バンコク本庁の職員の方々をはじめ、多くの方に感謝申し上げます。
国際学部 国際観光学科3年 數野 伊織

連携先コメント

タイ国政府観光庁 大阪事務所
平田 篤宣 様

清水ゼミの学生の皆さん、長い期間、タイのことを学んで下さってありがとうございました。
タイに訪れた時に感じた「楽しかったこと」「学んだこと」「残念だったこと」などの素直なご意見や学生ならではの視点は、我々にとっても大変貴重な学びとなりました。タイで感じた一つ一つの感覚を大切にし、この経験を今後の学習や将来に活かされることを心より願っております。今度は自分たちの力でタイを歩いて、自分たちだけのタイの物語を見つけてください。
最後に改めまして、この度も貴重な機会をいただきありがとうございました。

教員コメント

国際学部 国際観光学科
清水 苗穂子 教授

清水ゼミでは2014年よりタイ国政府観光庁様(TAT)と連携させていただき、毎年タイ現地を訪問したり、タイフェスティバルのイベントサポート活動を行ったりと、タイについて学びながら、いかに日本人の訪タイを促進できるかをテーマに活動しています。
本年はタイ第2の都市チェンマイのプロモーションについて研究を進めました。関空から直行便があるものの、バンコクのように旅行会社でも商品化がされておらず、現地では新しい観光アトラクションが開発され、まだ未開発のコンテンツもあることから、それらをいかにPRしていくかという内容について、学生の視点から研究をまとめ、TAT様に最終報告をいたしました。真新しい提案というのはなかなか難しいですが、現地のフィールドワークを行った学生ならではの新しい角度からのコンテンツの魅力に興味を示していただけました。
本年も大変お世話になりましたタイ国政府観光庁様に心よりお礼を申し上げます。

参加学生一覧

大賀 結太 木村 颯太 清水 毅琉 杉野 斗夢 大畑 安規