産学連携先:関西エアポート株式会社、タイ国政府観光庁大阪事務所

 3年生の清水ゼミの活動では、タイへの誘致を目的として、タイ国政府観光庁大阪事務所様(TAT)のサポートをいただき研究を行っています。
 2025年前期の活動として、5月25日(日)に長居公園で開催された「タイフェスティバル大阪・関西2025」では、TATブースのサポートをさせていただき、タイの観光資源のPRを行い、さらにブースを訪問してくださった方へのアンケート調査を実施しました。イベントは24日も行われ、天候が雨であったにもかかわらず、2日間で約4万人の集客がありました。
 6月10日にはタイ国政府観光庁大阪事務所を訪問し、日本人をターゲットとするタイのマーケティングやプロモーションについてレクチャーを受けました。これを受けて事前研究を行い、9月には現地調査を実施する予定です。いつもゼミ活動をサポートしてくださるマーケティングチームの皆さまに心よりお礼を申し上げます。
以下は参加学生の活動レポートです。
(国際学部 国際観光学科 教授 清水 苗穂子)

学生活動状況報告

タイのお祭り「タイフェスタ」のお手伝いをして
今回のタイフェスタではタイ国政府観光庁のブースでボランティアとしてお手伝いをさせていただき、さらにタイのことについて知ることができました。タイ国政府観光庁がコンセプトとして掲げている5 Must Do in Thailandでは、MUST TASTE, MUST TRY, MUST BUY, MUST SEEK, MUST SEEをテーマに様々な伝統的なものからお菓子まで展示され、私は5Must Do in Thailandの中のMUST TRYでムエタイ体験のお手伝いをしました。ムエタイが初めての人からムエタイ経験者まで、多くの人がムエタイ体験を楽しんでいました。 
僕たち学生は、タイフェスタに来場してブースに来てくれた方にアンケートを取らせていただき、最終的には110人の方がアンケートに答えてくれました。データを見ると、多くの人がタイに行ったことがあるリピーターで、中にはおすすめの場所などをたくさん書いてくれた方もいました。さらに、タイに行ったことがある人の中でまたタイに行きたいかという設問では全員がまた行きたいと答えていて、アンケートを取ることで思いもしないデータが取れ、アンケートをしてよかったと感じました。アンケートに協力を促す中で、タイに行ったことがあるかと聞くと行ったことがある人もいれば、これからタイに行こうとしている人もいて様々でした。 
また、来場者の方と交流した中でタイに行った多くの人が様々なタイ愛についてお話をしてくれました。ここで分かったことは多くの人がタイに1度行くとハマるということと、タイにまた行きたいと思える場所であるということを身に染みて感じました。私はタイを知る前はイメージが全くありませんでしたが、タイを知ってからぜひ行きたいと思うようになりました。

 国際観光学部3年 大賀 結太 


タイフェスタに参加して 
 今回私は、タイ国政府観光庁のブースの手伝いということでこのイベントに参加しました。ブース内ではいくつかの体験ができる中、ムエタイ体験の手伝いをしました。体験内容は、1分間ミット打ちをするというものでした。初めてする人から経験者まで、幅広い人たちが参加してくださいました。
私はこのイベントに参加するまでは、参加者はいるのかどうか、どのくらいの規模なのかなど、わからないことだらけでした。ですが、当日参加してみると想像以上に規模が大きく、参加者も多くてびっくりしました。参加者の人に話を聞いてみると、タイへの旅行経験がある人やタイに住んでいたなど、何かしらでタイという国に触れている人がほとんどでした。また、タイという国は案外旅行など観光という面で見た時に人気な国であることがわかりました。
また、9月にタイへゼミ研修に行くので、タイ国政府観光庁の人に伝えられたらなと思いました。ほかにも、このことをもっと多くの人に知ってもらうために、タイについて調べ、この国のまだ知られていない良い部分を知り、言語化できるように精進していきたいと考えます。

国際観光学部3年 杉野 斗夢

タイフェスティバル2025大阪に参加して
今回のタイフェスタでは、日本にいるとなかなか触れる機会がないムエタイなどのタイの伝統的スポーツや、現地で流行している音楽文化に触れることができ、有意義な1日でした。 
タイフェスタには、タイ国政府観光庁が出展しているブースで、ボランティアとしてブースのタイの伝統的スポーツ・ムエタイ体験イベントの進行やブースの案内を担当しました。
タイフェスタ2日目の25日はあいにくの天気で足元が悪い中、ブースには、日本人のみならず、さまざまな国の出身者が訪れ、興味深そうに展示を見ておられました。訪問者の多くは、過去にタイに住んでいた方や旅行で訪れた経験のある方々で、中には、タイでの生活や旅の思い出について熱く語ってくれる方もいらっしゃいました。
また、9月にタイを訪れる予定があるため、現地での研究に役立てる目的でアンケートも実施し、計110名の方に協力を得ることができました。アンケートの結果を分析して、9月のタイにつなげようと思います。 
今回のタイフェスタを通して、タイの食文化、音楽、観光地など、多様な魅力を知ることができました。また、異文化に触れることにより、タイに対する見方が大きく変わり、より深く知りたいと考えました。今後もタイに限らず、他国の文化にも積極的に触れたいと感じました。

 国際観光学部3年 數野 伊織

  

学生活動状況報告

タイ国政府観光庁大阪事務所訪問 報告

私たち清水ゼミ3回生では、タイについて研究しています。中でも、タイの第2の都市「チェンマイ」を研究しています。ゼミメンバーと話し合い、日本人から見てタイ、チェンマイに対してのイメージについて議論しました。それについてメンバーで議論したところ、タイは分かるけどチェンマイはよく分からないということが全員の意見にありました。
そこで私たちは、どうすればタイのイメージを知ってもらえるかということをテーマに研究を進め、初めにタイはどういった場所なのかを知るために、タイ国政府観光庁(TAT)大阪事務所に訪問しました。TATで学んだこととして、タイは世界「行ってみたい国」ランキングの上位に入ることでした。世界で大きな事件がある年で観光客が減少する中でも、タイは影響をほとんど受けていないというデータから、タイは観光しやすい国であると学びました。
また、チェンマイについては、自然豊かな都市であり、ゾウに間近で触れ合えるなど、楽しい都市だと学びました。
辛いものが苦手な人でもおすすめなタイ料理について尋ねると、トムカーガイをおすすめされ、ぜひ現地で実食してみたいと実感しました。
TATでの学びはタイのイメージがさらに膨らみ、行ってみたいと実感しました。今回学んだことを研究に生かしていきたいと考えます。

国際観光学部3年 清水 毅琉

私たちのゼミではタイのチェンマイについて研究しており、より深く知るためにタイ国政府観光庁へ行き、チェンマイについて詳しくお話を聞きました
自分がテレビやSNSで見て思っていた、「仏像がたくさんある、夜市がさかえている」などのタイのイメージ通りのものと、その他にもたくさんの観光資源があり、老若男女問わず自分に合ったものが見つかる、日本より前に観光を取り入れていた、などのイメージとは異なる部分も知ることができました。
改めてタイのことについて学ぶことができたので、研究内容をどのようにすればいいのか考えるいい機会になったと感じました。

国際観光学部3年 大畑 安規

私たちゼミ生は、9月のタイの現地調査に向けて、6月10日にタイ国政府観光庁(TAT)大阪事務所に訪問させていただき、タイについてのレクチャーを受けました。
アンケート結果から、タイへのイメージとして、治安が悪い、汚い、暑いなどマイナスの面が見受けられました。そのタイに向けてのマイナスのイメージを払拭することを目的として研究を進めています。レクチャーでは、タイの観光政策、豊富な観光資源、ターゲット別のマーケティングなどを学びました。
今回レクチャーを受けて学んだことを念頭に置いて研究を進め、実際に現地に行き、学んだことが現在のタイへのマイナスイメージを払拭できるように活動していきたいと思っています。

国際観光学部3年 木村 颯太

 

参加学生一覧

大賀 結太 木村 颯太 清水 毅琉 杉野 斗夢 大畑 安規 數野 伊織