また、2年生は、吹田市の魅力発見という観点から千里万博記念公園を訪れ、国立民族学博物館を見学しました。
3年生の有志は、夏休みに海外調査旅行としてドイツ、英国、イタリアを訪れ、現地の街を吹田で学んだ「フットパスとまちづくり」の視点で歩くことで各地の特徴を理解しました。
3年生は、11月に、日本のフットパスをつかったまちづくりの先進的モデルとなっている熊本県美里町を訪れる2泊3日の合宿を行い、美里フットパスと地域住民の関係について実際にフットパスコースを歩いて体験しました。
以上の塩路ゼミのキャリアゼミ活動の詳細については、大学HPに研究室記事として掲載しています。
学生活動状況報告
3年生 永田 雄真
私たちは、2025年5月と6月に吹田市の旧吹田コースと片山コースを2回ずつ歩きました。1回目は、吹田まち案内人の方に案内してもらい、普段あまり気にせず歩いているまちを歴史的視点からみたり、地元の方と交流しながらフットパスを行いました。
2回目は、自分たちだけでフットパスを行い、1回目に行けなかった場所や普段歩かないような道を探検感覚で歩きました。3回目に吹田市を訪れた際には、吹田まち案内人の方々の本拠地である浜屋敷(吹田歴史まちづくりセンター)で案内人や市民の方々と交流しながら、2回のフットパスで感じたことや自分たちからみた吹田市について模造紙にまとめて発表、意見交換を行いました。普段授業では学習できない学びを得ることができ、吹田市の魅力に改めて気づかされました。
夏休みにはドイツ、イギリス、イタリアの3カ国で海外調査を行いました。異国の地でのまち歩きは日本で行うフットパスとは空気感が明らかに違い、SNS社会だからこそ現地で自分の目で確かめて学びを得る良い機会だと感じました。
11月には、熊本県美里町で2泊3日のゼミ合宿を行いました。特に印象的だったのは2日目の美里町のフットパス・イベントに参加し、地元の方々と一緒にまち歩きを行ったことです。美里町の方の温かさに感動し、自然の豊かさや怖さ、歩くことの楽しさを学ぶことができました。また、ゼミ合宿を通じてゼミ生同士の仲が深まったと感じました。
1年間の活動を通して、フットパスが地域活性化につながっていることや、人々のつながりの大切さに気づかされました。新たな出会いや発見をこれからも大切にしていきたいと思います。


連携先コメント
吹田歴史文化まちづくり協会
吹田まち案内人代表 佐藤 和彦 様
塩路ゼミでは、1回目は学生さんとガイドとのまち歩きで「知的好奇心を喚起し」、2回目は学生さん独自のまち歩きで地域と交わり「観る、聞く、考える力を養い」、3回目では交流会で学生さん同士で協力して全体をまとめ「ガイド達と成果を共有していく」、順次段階を踏んで知識と学習効果を高めていく素晴らしい方法だと思います。
学生さん達が和気あいあいと交流会で発表資料の作成をしているのを見ていると、毎年のことながらスマートフォンを上手に利用していました。スマートフォン一台でフィールドワーク作業に必要な「写真、録画、文字での記録、文献、歴史の検索、言葉の意味」等を瞬時に得ることが出来ます。この文明の利器を60年前に手にすることが出来ていたら、もっと楽しく学べていただろうとふと思った交流会でした。
教員コメント
国際学部 国際観光学科
塩路 有子 教授
また、11月にゼミ合宿として訪れた熊本県美里町では、美里フットパス協会と住民の方々のご協力を得て、美里フットパスのコースを実際に歩き、地元の方々に作っていただいた食を一緒に味わい、地域とそこでの暮らしをより深く知ることができました。中でも、2日目に美里フットパス協会主催のフットパスイベントに参加させていただいたことで、一般の参加者や美里町の方々と交流することができ、美里町を愛する人々の熱意や歩くことによる地域理解についてより一層学びを深めることができました。
各地でのキャリアゼミ活動を通して、学生たちは地域と連携する活動の重要性を実感し、実際に地域を歩くからこそ理解できることを学びました。フットパスを歩いて地域に関わる人々と交流したことで、自分自身も豊かになる意味を知り、これから日本の社会人として地域と関わる姿勢や行動、考え方について学ぶことができたようです。
参加学生一覧
前田 華花、吉原 泰士、猪口 大我、佐古 奈月、中谷 賢斗、中村 初音、内海 蘭、中山 祥哉
