旅博2025 in 梅田を見学した後、地下鉄に乗って大阪のまちの様子を学びました
国際観光学科はフィールドワークが学びの柱の1つになっています。そのため、初年次ゼミである大学入門ゼミでは、フィールドワークの基本的な手法の修得をめざしています。
5月24日(土)、10時30分にあべのハルカスキャンパスに集合し、初めてのフィールドワークを実施しました。まず、あべのハルカス23階にあるキャンパスから大阪の街並みを眺め、南北の「筋」と東西の「通」を確認しました。午後から、当日グランフロントで開催されていた「旅博2025 in 梅田」に参加し、ゼミ生それぞれが興味のあるブースを訪れ、国内、海外の魅力を堪能しました。その後、大阪のまちの様子を実感するため、4つのグループに分かれ、エンジョイエコカードを使って、問題の答えとなる駅を巡りました。大阪の地下鉄は路線図からもわかるように碁盤の目状に走っており、ゼミ生も地下鉄に乗りながら、街の様子を理解できたのではないかと思います。特にインバウンドが増えていることから、外国人がたくさん乗車していることに驚くゼミ生もいました。
今回は初めてということで、社会科見学に近いフィールドワークでしたが、後期にはもう少し本格的なフィールドワークに挑戦する予定です。フィールドワークを終えた後、ゼミ生全員にレポートを課しました。その中から、SA(スチューデントアシスタント)が選んだレポートを以下で紹介します。(森重昌之)
5月24日(土)、10時30分にあべのハルカスキャンパスに集合し、初めてのフィールドワークを実施しました。まず、あべのハルカス23階にあるキャンパスから大阪の街並みを眺め、南北の「筋」と東西の「通」を確認しました。午後から、当日グランフロントで開催されていた「旅博2025 in 梅田」に参加し、ゼミ生それぞれが興味のあるブースを訪れ、国内、海外の魅力を堪能しました。その後、大阪のまちの様子を実感するため、4つのグループに分かれ、エンジョイエコカードを使って、問題の答えとなる駅を巡りました。大阪の地下鉄は路線図からもわかるように碁盤の目状に走っており、ゼミ生も地下鉄に乗りながら、街の様子を理解できたのではないかと思います。特にインバウンドが増えていることから、外国人がたくさん乗車していることに驚くゼミ生もいました。
今回は初めてということで、社会科見学に近いフィールドワークでしたが、後期にはもう少し本格的なフィールドワークに挑戦する予定です。フィールドワークを終えた後、ゼミ生全員にレポートを課しました。その中から、SA(スチューデントアシスタント)が選んだレポートを以下で紹介します。(森重昌之)
当日のフィールドワークの様子
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旅博2025でブースを見学するゼミ生
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旅博2025でVRを体験するゼミ生
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地下鉄フィールドワークの説明を受けるゼミ生
参加したゼミ生の報告
旅博に参加して行きたいと感じたいろいろな観光地
国際観光学科1年 三差緒織子
5月24日にフィールドワークであべのハルカスキャンパスに行き、ゼミごとに集まりました。ゼミ生みんなで大阪の街並みを上空から見て、普段味わえない景色を見ることができました。
その後、あべのハルカスキャンパスから梅田に向かい、旅博2025に参加しました。その中から、印象に残った3つの観光地について述べていきます。
1つ目は、鹿児島県です。ブースを見て特に行きたいと思った場所は、奄美大島です。もともと奄美大島に興味を持っており、いつか行ってみたいと思っていました。今回の旅博で、郷土料理の鶏飯や黒糖製品、パッションフルーツ、バンジロウなどの食べたいもの、倉崎海岸やハートロック、マングローブといった観光スポットのほか、島唄や踊りも体験できるということを知り、より行きたい気持ちが強くなりました。
次に、韓国について述べていきます。韓国の中で行きたいと思った場所はチェジュ島です。韓国に一度でよいので行ってみたいと思っていましたが、チェジュ島についてはまだ知らないことが多かったため、あまり考えてはいませんでした。しかし、火山やエメラルドグリーンの海などの観光スポット、黒豚焼肉、アワビなどの食べずには帰られないチェジュ島名物、石鹸や伝統菓子づくり、みかん狩りなどの貴重な体験など、チェジュ島について多くのことを知ることができました。これを機にチェジュ島に行ってみたいと感じました。
3つ目は、グアムです。グアムには高校の修学旅行で行ったことがあります。グアムについて書こうと思った理由は、修学旅行で訪れたにもかかわらず、まだまだ知らないところや行ってみたい場所、食べたいものがあったからです。それは、グアム最大級のタロフォフォの滝、エメラルドバレー、チャモロビレッジなどの観光スポット、グアムで本場の味を楽しめるハンバーガー、ステーキ、グアムの伝統料理チャモロ料理など、グアムでしか買えないお土産やショッピングなど、たくさんしたいことがありました。
旅博2025を見て回ったあとは、グループに分かれて地下鉄フィールドワークをしました。私たちのグループは、四つ橋線の四ツ橋駅、長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅、御堂筋線の梅田駅、千日前線の鶴橋駅に行って、それぞれ駅に備え付けられているスタンプを集めました。
このフィールドワークを通して、大阪のいろいろな景色を見たほか、自分の知らなかったことを今回の旅博で知ることができました。これをきっかけに、いろいろな場所に行ってみたいと感じました。
その後、あべのハルカスキャンパスから梅田に向かい、旅博2025に参加しました。その中から、印象に残った3つの観光地について述べていきます。
1つ目は、鹿児島県です。ブースを見て特に行きたいと思った場所は、奄美大島です。もともと奄美大島に興味を持っており、いつか行ってみたいと思っていました。今回の旅博で、郷土料理の鶏飯や黒糖製品、パッションフルーツ、バンジロウなどの食べたいもの、倉崎海岸やハートロック、マングローブといった観光スポットのほか、島唄や踊りも体験できるということを知り、より行きたい気持ちが強くなりました。
次に、韓国について述べていきます。韓国の中で行きたいと思った場所はチェジュ島です。韓国に一度でよいので行ってみたいと思っていましたが、チェジュ島についてはまだ知らないことが多かったため、あまり考えてはいませんでした。しかし、火山やエメラルドグリーンの海などの観光スポット、黒豚焼肉、アワビなどの食べずには帰られないチェジュ島名物、石鹸や伝統菓子づくり、みかん狩りなどの貴重な体験など、チェジュ島について多くのことを知ることができました。これを機にチェジュ島に行ってみたいと感じました。
3つ目は、グアムです。グアムには高校の修学旅行で行ったことがあります。グアムについて書こうと思った理由は、修学旅行で訪れたにもかかわらず、まだまだ知らないところや行ってみたい場所、食べたいものがあったからです。それは、グアム最大級のタロフォフォの滝、エメラルドバレー、チャモロビレッジなどの観光スポット、グアムで本場の味を楽しめるハンバーガー、ステーキ、グアムの伝統料理チャモロ料理など、グアムでしか買えないお土産やショッピングなど、たくさんしたいことがありました。
旅博2025を見て回ったあとは、グループに分かれて地下鉄フィールドワークをしました。私たちのグループは、四つ橋線の四ツ橋駅、長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅、御堂筋線の梅田駅、千日前線の鶴橋駅に行って、それぞれ駅に備え付けられているスタンプを集めました。
このフィールドワークを通して、大阪のいろいろな景色を見たほか、自分の知らなかったことを今回の旅博で知ることができました。これをきっかけに、いろいろな場所に行ってみたいと感じました。
済州島でしか味わえない植生美
国際観光学科1年 内畑結保
5月24日のフィールドワークで、あべのハルカス23階にあるキャンパスに行ったこと、旅博2025などに参加し、学んだことを報告します。
最初に訪れたあべのハルカスキャンパスは、広々したスペースで、就職活動などで使う時に緊張が和らぎそうな空間だと感じました。また、就職活動は大阪市内で活動することが多いので、本キャンパスに比べてアクセスしやすい点も良いと感じました。
あべのハルカスキャンパスを訪れた後、梅田に移動し、昼食をとりました。グランフロントに行きましたが、天王寺に比べるとやや物価が高い印象を受けました。
その後、旅博2025のフロアに移動し、最初に済州島のブースに行きました。入ってすぐのところに、ミカンのキーホルダーを配っているのが目に入ったので、立ち寄りました。SNSをフォローするとキーホルダーがもらえるということで、フォローした後、済州島について知るきっかけができました。済州島ブースにたくさんの人が集まっている様子を見て、マーケティングとして素晴らしい方法だと感じました。実際に話を聞いて、漢拏山に行きたいと思いました。済州特別自治道のガイドブックによると、漢拏山は「済州島のシンボルといえる母なる山で、今は休火山だが標高1950mもあり、周辺には360のオルム(側火山)がある」と記されています。また「亜熱帯、温帯、寒帯の植物が垂直に分布しており、植生の豊かさは世界有数といわれている」とも書かれていました。植生が3つも分布していることに興味を持ち、行ってみたいと思いました。
旅博を見学した後は、地下鉄フィールドワークを行いました。梅田からスタートし、四つ橋、ドーム前千代崎、梅田、鶴橋と4つの駅のスタンプを集めました。地下鉄に乗って感じたことは、大げさかもしれませんが、8割ぐらいが外国人でした。私が最も驚いたことは、ドーム前千代崎駅でも多くの外国人が降りていたことです。外国人も日本のスポーツを観戦するようになったのだと思いました。大阪は電車がすぐに来ることや、どこにでも電車に行けることが便利ですし、大阪に住んでいて良かったと思いました。
今回のゼミの活動を通して、大阪の交通網の発達、さまざまな国の魅力を知ることができました。観光地の説明などを詳しく受けて、実際に自分の目で見てみたいし、各国の文化や雰囲気を肌で感じたいと思うきっかけになったので良かったです。今後旅行をする時には、今回の旅博を参考に、大学の4年間でいろいろなことを経験し、多文化共生、多文化理解を身に着けるとともに、視野を広げていきたいです。
最初に訪れたあべのハルカスキャンパスは、広々したスペースで、就職活動などで使う時に緊張が和らぎそうな空間だと感じました。また、就職活動は大阪市内で活動することが多いので、本キャンパスに比べてアクセスしやすい点も良いと感じました。
あべのハルカスキャンパスを訪れた後、梅田に移動し、昼食をとりました。グランフロントに行きましたが、天王寺に比べるとやや物価が高い印象を受けました。
その後、旅博2025のフロアに移動し、最初に済州島のブースに行きました。入ってすぐのところに、ミカンのキーホルダーを配っているのが目に入ったので、立ち寄りました。SNSをフォローするとキーホルダーがもらえるということで、フォローした後、済州島について知るきっかけができました。済州島ブースにたくさんの人が集まっている様子を見て、マーケティングとして素晴らしい方法だと感じました。実際に話を聞いて、漢拏山に行きたいと思いました。済州特別自治道のガイドブックによると、漢拏山は「済州島のシンボルといえる母なる山で、今は休火山だが標高1950mもあり、周辺には360のオルム(側火山)がある」と記されています。また「亜熱帯、温帯、寒帯の植物が垂直に分布しており、植生の豊かさは世界有数といわれている」とも書かれていました。植生が3つも分布していることに興味を持ち、行ってみたいと思いました。
旅博を見学した後は、地下鉄フィールドワークを行いました。梅田からスタートし、四つ橋、ドーム前千代崎、梅田、鶴橋と4つの駅のスタンプを集めました。地下鉄に乗って感じたことは、大げさかもしれませんが、8割ぐらいが外国人でした。私が最も驚いたことは、ドーム前千代崎駅でも多くの外国人が降りていたことです。外国人も日本のスポーツを観戦するようになったのだと思いました。大阪は電車がすぐに来ることや、どこにでも電車に行けることが便利ですし、大阪に住んでいて良かったと思いました。
今回のゼミの活動を通して、大阪の交通網の発達、さまざまな国の魅力を知ることができました。観光地の説明などを詳しく受けて、実際に自分の目で見てみたいし、各国の文化や雰囲気を肌で感じたいと思うきっかけになったので良かったです。今後旅行をする時には、今回の旅博を参考に、大学の4年間でいろいろなことを経験し、多文化共生、多文化理解を身に着けるとともに、視野を広げていきたいです。
山形やグアム、大阪を知ることになったきっかけ
国際観光学科1年 麦谷真琴
5月24日にあべのハルカスキャンパスに行きました。23階にあるキャンパスに行き、大阪市の東西南北の方向を改めて確認しました。
次に、国内・海外旅行の情報や魅力を体感できるイベント「旅博2025 in 梅田」に行きました。そこでは、ANAやJALなどの大手企業の方々から直接お話をうかがい、いろいろな海外の旅行会社について知ることができました。ドバイにある、世界のトップをリードしている航空会社として有名なエミレーツ航空や、修学旅行のグアムに行く時に利用したユナイテッド航空など、普段直接うかがうことのできない体験もしました。旅博の中で話を聞いて印象に残ったことは2つあります。
1つ目は、やまがた観光です。私は阪南大学に入学する前、入学説明会後のオリエンテーションで行われた、決められた時間内に与えられた都道府県の2泊3日の旅行計画を立てるというグループワークで山形県を担当したので、山形県のブースで話をうかがいました。山形県の第一印象は、さくらんぼが有名と思っていました。しかし、さくらんぼだけでなく、年間を通して果物が盛んに育てられていることがわかりました。「フルーツ150周年やまがた観光」のパンフレットによると、12月から5月はいちご、6月から7月中旬までがさくらんぼ、6月中旬から8月中旬までがメロン、7月から8月中旬までがブルーベリー、7月中旬から8月下旬までがすいか、8月中旬から10月中旬までがぶどう、8月下旬から12月下旬までがりんご、9月上旬から10月下旬までが和梨、10月下旬から12月下旬までがラ・フランス、10月上旬から11月中旬までが柿、12月から3月までは雪中いちご狩りが開催されています。このように、年中多種類のフルーツが山形県では育てられています。やまがた観光では、旬を逃さず山形ならではの魅力が溢れるスポット「食べる、知る、愛でる」のフルーツシーズンにこそめぐりたい旅として行きたいと思いました。フルーツが関係する美食・美酒や自然・歴史など、楽しみが満載な県だと改めて知ることができました。
2つ目は、修学旅行で訪れたことのあるグアムです。Guam Drive Mapには、グアムの自然を満喫する場所が掲載されています。その中に、自然の力でつくられたプールである、イナラハン天然プールという場所がありました。ユナイテッド航空の方がから「人工でつくられたのではなく、自然にできあがった天然のプールだよ」と教えていただきました。また、ジャングルを進んだ先に現れる天然の洞窟と言われているパガットケーブもあります。このことから、グアムは人工的ではなく、天然につくられたスポットが溢れている場所だとわかりました。
その後、地下鉄のフィールドワークでは中崎町、堺筋本町、新大阪、動物園前を訪れました。フィールドワークに行く前の授業で、沿線にたくさんの寺があるので、寺の階級として位の高い紫色が谷町線のラインカラーであること、阪急電車とつながっていることから茶色の堺筋線、大動脈として活躍しているので赤色の御堂筋線などを学びました。行く前に地下鉄の色を学んだので、実際にスムーズに移動できました。また、実際にフィールドワークをしていると、外国人も駅スタンプを集めていることもわかりました。
次に、国内・海外旅行の情報や魅力を体感できるイベント「旅博2025 in 梅田」に行きました。そこでは、ANAやJALなどの大手企業の方々から直接お話をうかがい、いろいろな海外の旅行会社について知ることができました。ドバイにある、世界のトップをリードしている航空会社として有名なエミレーツ航空や、修学旅行のグアムに行く時に利用したユナイテッド航空など、普段直接うかがうことのできない体験もしました。旅博の中で話を聞いて印象に残ったことは2つあります。
1つ目は、やまがた観光です。私は阪南大学に入学する前、入学説明会後のオリエンテーションで行われた、決められた時間内に与えられた都道府県の2泊3日の旅行計画を立てるというグループワークで山形県を担当したので、山形県のブースで話をうかがいました。山形県の第一印象は、さくらんぼが有名と思っていました。しかし、さくらんぼだけでなく、年間を通して果物が盛んに育てられていることがわかりました。「フルーツ150周年やまがた観光」のパンフレットによると、12月から5月はいちご、6月から7月中旬までがさくらんぼ、6月中旬から8月中旬までがメロン、7月から8月中旬までがブルーベリー、7月中旬から8月下旬までがすいか、8月中旬から10月中旬までがぶどう、8月下旬から12月下旬までがりんご、9月上旬から10月下旬までが和梨、10月下旬から12月下旬までがラ・フランス、10月上旬から11月中旬までが柿、12月から3月までは雪中いちご狩りが開催されています。このように、年中多種類のフルーツが山形県では育てられています。やまがた観光では、旬を逃さず山形ならではの魅力が溢れるスポット「食べる、知る、愛でる」のフルーツシーズンにこそめぐりたい旅として行きたいと思いました。フルーツが関係する美食・美酒や自然・歴史など、楽しみが満載な県だと改めて知ることができました。
2つ目は、修学旅行で訪れたことのあるグアムです。Guam Drive Mapには、グアムの自然を満喫する場所が掲載されています。その中に、自然の力でつくられたプールである、イナラハン天然プールという場所がありました。ユナイテッド航空の方がから「人工でつくられたのではなく、自然にできあがった天然のプールだよ」と教えていただきました。また、ジャングルを進んだ先に現れる天然の洞窟と言われているパガットケーブもあります。このことから、グアムは人工的ではなく、天然につくられたスポットが溢れている場所だとわかりました。
その後、地下鉄のフィールドワークでは中崎町、堺筋本町、新大阪、動物園前を訪れました。フィールドワークに行く前の授業で、沿線にたくさんの寺があるので、寺の階級として位の高い紫色が谷町線のラインカラーであること、阪急電車とつながっていることから茶色の堺筋線、大動脈として活躍しているので赤色の御堂筋線などを学びました。行く前に地下鉄の色を学んだので、実際にスムーズに移動できました。また、実際にフィールドワークをしていると、外国人も駅スタンプを集めていることもわかりました。