私たち李ゼミは、キャリアゼミ活動の一環として福井県あわら市観光協会と連携し、あわら温泉における宿泊旅行の拡大を目的に、「あわら湯かけまつり」の活性化に向けた取り組みを実施しました。2025年8月8日から9日の二日間にわたり、同祭りの運営補助に従事し、後期のゼミ活動では、補助活動を通じて把握した祭りの魅力や運営上の課題について整理・分析を行いました。さらに、今後の祭りの活性化に資する提案の検討を進めました。これら一連の取り組みをまとめ、2026年2月3日には、あわら温泉・旅館美松において、あわら市観光協会およびあわら湯かけまつり実行委員会の関係者を招き、最終報告会を実施しました。
運営補助活動において明らかとなった課題として、実行本部との情報共有が十分でなかったことにより、作業の進行が遅延した点や、来場者からの質問に適切に対応できなかった点が挙げられます。これらの課題に対し、事前説明会の実施や、指示役となる担当者の配置が必要であると提案しました。また、夜間開催であることから会場が暗く感じられたため、LEDライトや提灯の設置など、会場の雰囲気向上に向けた照明演出の強化を提案しました。
さらに、来場者の参加意欲を高める施策として、桶作り体験や湯かけ儀の疑似体験コーナーの設置を提案しました。これらの企画は、心身の調整や体験価値を重視するSBNR(無宗教スピリチュアル)の概念とも親和性が高く、来場者が祭りを「観る」だけでなく「体験する」ことで、より記憶に残る観光体験の創出につながると考えられます。
最終報告会での発表を通じて、あわら温泉や地域の文化・観光資源に関する自身の理解が十分ではないことにも気づかされました。今後は、地域の歴史や観光施策についてさらに学修を深め、より多角的かつ実践的な視点から観光振興について考察していきたいと考えています。
運営補助活動において明らかとなった課題として、実行本部との情報共有が十分でなかったことにより、作業の進行が遅延した点や、来場者からの質問に適切に対応できなかった点が挙げられます。これらの課題に対し、事前説明会の実施や、指示役となる担当者の配置が必要であると提案しました。また、夜間開催であることから会場が暗く感じられたため、LEDライトや提灯の設置など、会場の雰囲気向上に向けた照明演出の強化を提案しました。
さらに、来場者の参加意欲を高める施策として、桶作り体験や湯かけ儀の疑似体験コーナーの設置を提案しました。これらの企画は、心身の調整や体験価値を重視するSBNR(無宗教スピリチュアル)の概念とも親和性が高く、来場者が祭りを「観る」だけでなく「体験する」ことで、より記憶に残る観光体験の創出につながると考えられます。
最終報告会での発表を通じて、あわら温泉や地域の文化・観光資源に関する自身の理解が十分ではないことにも気づかされました。今後は、地域の歴史や観光施策についてさらに学修を深め、より多角的かつ実践的な視点から観光振興について考察していきたいと考えています。
国際観光学部2年 古石 まりあ
学生活動状況報告
国際観光学部2年 松村 菜々美
私たち李ゼミは、キャリアゼミ活動の一環として福井県あわら市観光協会と連携し、「あわら湯かけまつり」の活性化に向けた取り組みを実施しました。2025年8月8日から9日の二日間にわたり、同祭りの運営補助に従事し、神輿の進行補助、担ぎ手のサポート、会場設営、来場者誘導など、運営側の立場から祭りの実態を学ぶ機会を得ました。祭りは多くの関係者の準備と連携によって支えられており、長年携わってきた実行委員の方々の姿からは、地域行事に対する強い責任感と熱意が感じられました。学生という立場ではありましたが、単なる参加者ではなく、祭りを支える一員として関わることの重みを実感しました。
2026年2月3日には、活動内容の最終報告を行うため再びあわら市を訪れ、あわら市観光協会および実行委員会の方々と意見交換を行いました。祭り運営の振り返りや改善点について議論する中で、自身の未熟さを痛感する場面も多くありました。改善案を求められた際には意見を述べましたが、その多くが地域側の対応に依存する内容であり、自らがどのように関わり、どの役割を担うべきかという視点が不足していたことを反省しています。また、発表の場では、事前に準備した内容を伝えることに精一杯で、地域の方々を前に責任ある発言を行うという意識が十分ではなかったことにも気づかされました。
今回の経験を通じて、地域連携活動において重要なのは、与えられた役割を遂行するだけではなく、自ら課題を発見し、その解決に向けて主体的に行動し、具体的な提案を行う姿勢であると学びました。他者に任せるのではなく、「自分たちに何ができるのか」「どの部分を担うべきか」を常に考え続ける必要性を強く認識しました。
来年度は3年生として後輩を指導する立場となるため、指示を待つのではなく、自ら役割を見出し行動できる存在を目指したいと考えています。また、意見を求められた際には、抽象的な提案にとどまらず、自分たちの具体的な行動を含めた責任ある発言ができるよう、日頃から主体的に物事を捉え、考えを整理し言語化する力を高めていきたいと考えます。今回の経験を糧とし、次の活動ではより踏み込んだ関わりができるよう、引き続き努力を重ねていきたいと思います。
2026年2月3日には、活動内容の最終報告を行うため再びあわら市を訪れ、あわら市観光協会および実行委員会の方々と意見交換を行いました。祭り運営の振り返りや改善点について議論する中で、自身の未熟さを痛感する場面も多くありました。改善案を求められた際には意見を述べましたが、その多くが地域側の対応に依存する内容であり、自らがどのように関わり、どの役割を担うべきかという視点が不足していたことを反省しています。また、発表の場では、事前に準備した内容を伝えることに精一杯で、地域の方々を前に責任ある発言を行うという意識が十分ではなかったことにも気づかされました。
今回の経験を通じて、地域連携活動において重要なのは、与えられた役割を遂行するだけではなく、自ら課題を発見し、その解決に向けて主体的に行動し、具体的な提案を行う姿勢であると学びました。他者に任せるのではなく、「自分たちに何ができるのか」「どの部分を担うべきか」を常に考え続ける必要性を強く認識しました。
来年度は3年生として後輩を指導する立場となるため、指示を待つのではなく、自ら役割を見出し行動できる存在を目指したいと考えています。また、意見を求められた際には、抽象的な提案にとどまらず、自分たちの具体的な行動を含めた責任ある発言ができるよう、日頃から主体的に物事を捉え、考えを整理し言語化する力を高めていきたいと考えます。今回の経験を糧とし、次の活動ではより踏み込んだ関わりができるよう、引き続き努力を重ねていきたいと思います。
連携先コメント
一般社団法人 あわら市観光協会
事務局長 武田 正彦 様
「阪南大学国際学部あわら市研究成果発表会」を終えて
今回の学生からの発表は、いい意味での「よそ者視点」、「若者視点」での提案だったと感じました。「あわら湯かけまつり」をもっと安全に、さらに効率よく、何よりもっと楽しめる祭りにするためのヒントやアイディアにあふれていました。
これまで地元実行委員のみなさんが苦労して開催してきた「あわら湯かけまつり」ですが、その回数も20回を迎え、あわら温泉を代表するイベントとしてようやく定着してきた感が生まれています。
一方で、実行委員の心のどこかに生まれていた、「このくらいでいいだろう。」「これくらいわかるだろう。」といった小さな慢心を鋭く突かれた瞬間でもありました。
ある実行委員からの「今日のみなさんの発表、ご意見は全部ストライクです。」との発言に、そこにいた実行委員全員の感想が集約されていると感じました。加えて、我々と学生との実行委員とのコミュニケーションをさらに増やしましょうとの意見にも地元側は衝撃を受けたようで、これまでややお客さん扱いだった対応を反省し、仲間として迎え入れる気持ちを新たにした一日でした。
今回は、李先生からのご提案を受けて座談会形式での発表会となりました。
初めての試みで不安もありましたが、地元の人間と学生との距離をさらに縮めることができ、とても有意義な機会となりました。
今年の湯かけまつりがますます楽しみになりました。
連日の大雪予報の中、開催できるか大変不安でしたが、李先生をはじめ学生のみなさんのご尽力により無事開催できましたことに対し、お礼申し上げます。
ありがとうございました。
また会いましょう!
今回の学生からの発表は、いい意味での「よそ者視点」、「若者視点」での提案だったと感じました。「あわら湯かけまつり」をもっと安全に、さらに効率よく、何よりもっと楽しめる祭りにするためのヒントやアイディアにあふれていました。
これまで地元実行委員のみなさんが苦労して開催してきた「あわら湯かけまつり」ですが、その回数も20回を迎え、あわら温泉を代表するイベントとしてようやく定着してきた感が生まれています。
一方で、実行委員の心のどこかに生まれていた、「このくらいでいいだろう。」「これくらいわかるだろう。」といった小さな慢心を鋭く突かれた瞬間でもありました。
ある実行委員からの「今日のみなさんの発表、ご意見は全部ストライクです。」との発言に、そこにいた実行委員全員の感想が集約されていると感じました。加えて、我々と学生との実行委員とのコミュニケーションをさらに増やしましょうとの意見にも地元側は衝撃を受けたようで、これまでややお客さん扱いだった対応を反省し、仲間として迎え入れる気持ちを新たにした一日でした。
今回は、李先生からのご提案を受けて座談会形式での発表会となりました。
初めての試みで不安もありましたが、地元の人間と学生との距離をさらに縮めることができ、とても有意義な機会となりました。
今年の湯かけまつりがますます楽しみになりました。
連日の大雪予報の中、開催できるか大変不安でしたが、李先生をはじめ学生のみなさんのご尽力により無事開催できましたことに対し、お礼申し上げます。
ありがとうございました。
また会いましょう!
教員コメント
国際学部 国際観光学科
李 貞順 教授
本キャリアゼミでは、「地域の魅力を発信できる体験型宿泊プランの提案を通じた地域活性化」を目的として活動を実施しました。2025年度の2年次生の取り組みとして、あわら市観光協会と連携し、あわら温泉における宿泊旅行者の満足度拡大を図るため、「あわら湯かけまつり」の活性化を主たるテーマとして活動を展開しました。
前半の活動では、夏期休暇期間中にあわら市観光協会の協力を得て、「あわら湯かけまつり」実行委員会のメンバーとして祭り運営の支援に従事しました。この過程を通じて、学生はあわら温泉の観光資源としての特性や、宿泊旅行の現状と課題について理解を深めることができました。
後半の活動では、前半の経験を踏まえ、学生自身が把握した「湯かけまつり活性化に向けた課題」を整理し、課題解決に向けた提案内容の検討および取りまとめを行いました。
2026年2月には、あわら温泉・美松旅館において、あわら市観光協会、祭り実行委員会、観光産業関係者を招き、活動成果報告会を開催しました。
これら一連の活動を通じて、学生は自ら課題を設定し、計画を立案し、調査を行い、関係者との協働を図りながら行動し、最終的に企画提案としてまとめ上げる一連のプロセスを経験しました。この経験は、大学での学修内容を実践的に深化させるとともに、今後の就職活動における重要な経験値となり、卒業後の職務において即戦力として活躍するための基盤形成にも寄与するものと考えられます。
前半の活動では、夏期休暇期間中にあわら市観光協会の協力を得て、「あわら湯かけまつり」実行委員会のメンバーとして祭り運営の支援に従事しました。この過程を通じて、学生はあわら温泉の観光資源としての特性や、宿泊旅行の現状と課題について理解を深めることができました。
後半の活動では、前半の経験を踏まえ、学生自身が把握した「湯かけまつり活性化に向けた課題」を整理し、課題解決に向けた提案内容の検討および取りまとめを行いました。
2026年2月には、あわら温泉・美松旅館において、あわら市観光協会、祭り実行委員会、観光産業関係者を招き、活動成果報告会を開催しました。
これら一連の活動を通じて、学生は自ら課題を設定し、計画を立案し、調査を行い、関係者との協働を図りながら行動し、最終的に企画提案としてまとめ上げる一連のプロセスを経験しました。この経験は、大学での学修内容を実践的に深化させるとともに、今後の就職活動における重要な経験値となり、卒業後の職務において即戦力として活躍するための基盤形成にも寄与するものと考えられます。
参加学生一覧
古石 まりあ 松村 菜々美 赤沢 來飛 上野 心哉
