武藤ゼミは,これまで八尾市人権政策課が主催する男女共同参画イベントに何度も参加させていただき,皆で勉強させていただいておりましたが,このたび2026年度の社会連携事業として,2027年2月に八尾市人権政策課が主催予定の「やおキラ交流会」における活動を開始します!
 このイベントでは,例年八尾市にお住まいの女性を対象とした講座を行っています。2026年度は「女性のエンパワメント」をテーマとし,①女性が巻き込まれることが多い犯罪についての情報やその対策方法を学び,②現代の日本社会の中で若年女性がかかえる生きづらさや,心理・社会・福祉的課題について武藤ゼミ生による研究発表を行い,③その研究発表を受けて八尾市にお住まいの女性たちと意見交換を行い,④そこで出た意見・提案や今後の課題などを吟味して次年度の八尾市の男女共同参画推進事業の施策に活かしていく,という流れを予定しております。
 このイベントに協力する教員・武藤は,武藤ゼミ生たちとともに,上記の②③④を担当いたします。女性福祉の向上・女性の心理的支援を目的とし,女性が直面する心理・社会・福祉的課題に関して,その背景や実態,解決方法などを発表し,八尾市民と意見交換を行い,次年度の八尾市男女共同参画推進事業に貢献していく予定です。
 5月に入り,3年生のゼミで,②の「若年女性がかかえる生きづらさ」に関するグループ研究を開始しました。そのなかで,「ルッキズム」「Z世代の自己肯定感」などが研究テーマのキーワードとしてあがってきました。そこで,一人ずつ研究キーワードに関して多角的に先行研究を調査し,ゼミ内でプレゼンテーションを行っています。ここではその様子を少しご紹介します。
  • 【発表の様子】

  • 学生は「谷本奈穂 (2018). 美容整形というコミュニケーション~社会規範と自己満足を超えて~. 花伝社. 」を参照

  • 【学生が発表した先行研究調査のスライド・一部抜粋】

 この日の発表では,若い女性の美容整形や醜形恐怖,ボディイメージ,体型へのコンプレックス,SNSからの影響,無理なダイエットの実態などが報告されました。そのなかで,だれからの影響で容姿について意識するようになったかの話もありましたが,異性よりも,身近な同性からの一言がきっかけであるという,先行研究の報告がありました。発表を聴いていた学生たちにとっても,関心の高いテーマであるとのことでした。
 引き続きゼミにて先行研究を調査し,夏にはグループ研究の一環で,大学生を対象としたルッキズムに関するアンケート調査も行う予定です。またご報告させていただきます。