経済学部3年生:麻野 渉、上田 海誠、平田 慎
経済学部豆本ゼミでは、例年、フィールドワークを中心に据えたゼミ活動を行っており、3年生のゼミでは学生自身で研究テーマを決めて企業等に訪問を行っています。今回私たちは、コインロッカーに放置された荷物の処分方法について調査を行いました。
7月2日に、株式会社近鉄リテーリング(大阪市天王寺区)を訪問し、営業本部リテール事業部物販担当自販機・コインロッカー課長の小柳氏、丸十ロッカー株式会社事業部営業課の田村氏にお話を伺いました。同社は2002年に設立され、近鉄駅構内の小売店や飲食店の経営、自動販売機やコインロッカーの管理運営を主業務としています。
同社によると、コインロッカーの管理運営はは、丸十ロッカー株式会社に業務委託をしているとのことでした。コインロッカー使用約款には、使用開始日を含め3日間使用でき、4日目を過ぎると中身を回収すると記載されています。放置された荷物は丸十ロッカーが回収し、回収荷物は近鉄リテーリングに渡され、さらに30日が過ぎると同社で産業廃棄物として処分するとのことでした。
放置荷物とは少し違いますが、あえてコインロッカーに放置(不法投棄)をするケースもあり、そのケースではキャリーバッグが多いそうです。旅行先で新しいキャリーバッグを購入し、古いキャリーバッグをコインロッカーに捨てていると考えられるそうです。
今後の課題としては、利用頻度の高い駅のコインロッカーのキャッシュレス化を進めることで、現在は近鉄奈良駅を最優先にしているそうです。現金の利用もまだ多く、利用頻度の少ない沿線のはコインロッカーの更新(キャッスレス化)=投資をするほどの利用がないとのことでした。
今回の取材では、キャリーバッグをコインロッカーに不法投棄する手口が横行していることに非常に驚きました。
(今回の調査では、阪南大学学会の補助を受けて実施しました)
7月2日に、株式会社近鉄リテーリング(大阪市天王寺区)を訪問し、営業本部リテール事業部物販担当自販機・コインロッカー課長の小柳氏、丸十ロッカー株式会社事業部営業課の田村氏にお話を伺いました。同社は2002年に設立され、近鉄駅構内の小売店や飲食店の経営、自動販売機やコインロッカーの管理運営を主業務としています。
同社によると、コインロッカーの管理運営はは、丸十ロッカー株式会社に業務委託をしているとのことでした。コインロッカー使用約款には、使用開始日を含め3日間使用でき、4日目を過ぎると中身を回収すると記載されています。放置された荷物は丸十ロッカーが回収し、回収荷物は近鉄リテーリングに渡され、さらに30日が過ぎると同社で産業廃棄物として処分するとのことでした。
放置荷物とは少し違いますが、あえてコインロッカーに放置(不法投棄)をするケースもあり、そのケースではキャリーバッグが多いそうです。旅行先で新しいキャリーバッグを購入し、古いキャリーバッグをコインロッカーに捨てていると考えられるそうです。
今後の課題としては、利用頻度の高い駅のコインロッカーのキャッシュレス化を進めることで、現在は近鉄奈良駅を最優先にしているそうです。現金の利用もまだ多く、利用頻度の少ない沿線のはコインロッカーの更新(キャッスレス化)=投資をするほどの利用がないとのことでした。
今回の取材では、キャリーバッグをコインロッカーに不法投棄する手口が横行していることに非常に驚きました。
(今回の調査では、阪南大学学会の補助を受けて実施しました)