経済学部3年生:上樽 大紀 、浅見 竜馬 、本田 歩真 

 経済学部豆本ゼミでは、例年、フィールドワークを中心に据えたゼミ活動を行っており、3年生のゼミでは学生自身で研究テーマを決めて企業等に訪問を行っています。今回私たちは、金融機関の中学校における金融教育への協力体制などについて調査を行いました。 
 7月22日に、大阪信用金庫日本橋支店(大阪市中央区)を訪問し、業務部CSR統括課兼広報課調査役の中川氏、業務部CSR統括課主査の北原氏にお話を伺いました。
 同社では、「地域の未来を担う子供の支援および接点をつくる」を目的にCSRの一環として小中学生を対象に金融教育を行っているそうです。その中でも今回は中学校における金融教育についてお話を伺いました。
 同社では、顧客の課題、特に「人材支援、創業支援、事業継承」を中心に、一緒に解決し、満足してもらうことで、地域に貢献することを目指しています。金融教育はこうした地域貢献のなかでも創業支援の一つとして取り組んでいるそうです。同社の金融教育への取り組は、2019年から始まり、2024年には小学校7校、中学校5校で8500人を対象に金融教育を行ったそうです。
 今回の取材で、大阪信用金庫の多岐にわたる地域貢献への取り組みや、金融教育への取り組みについて知ることができ、とても良い経験になりました。
(今回の調査では、阪南大学学会の補助を受けて実施しました)