2021.11.24

八尾市の藤原電子工業でものづくり中小企業の現場を学ぶ

産学連携先:株式会社 藤原電子工業

 今回のキャリアゼミの活動で行った藤原電子工業でのフィールドワークにおいて、社長の経験や会社を起こし金型製作からロボット開発に至るまでの経緯がどのようなものであったかを知り工場内でどのようにして金型の製作を行われているか、また製作方法の違いであるプレス製造方式やルーターでの製造や藤原電子工業の藤原社長の編み出したSAF工法やそれをさらに進化させたRSAF金型を生で見学しました。
 5Sの整理、整頓、清掃、清潔、躾をどのような形で行なっているか工場の中で説明を受けるなど普段見ることのできない製作工程を見つつ機械の動きや迫力のあるものを肌で感じることができました。工場で作られたロボットを使って遊ばせていただきロボットを作成に至るまでの経緯など社長の考えや社員に対する話を聞きました。社長のようにバブルが崩壊した直後に起業するような行動力や新たな技術を生み出し他に負けない競争力を生み出すことのできる人が成功し成功者と呼ばれる人と強く感じました。

学生活動状況報告

 私の祖父も一代で起業し、私もその会社を継ぐかもしれないのですが継ぐとなれば企業を大きくするために新たなものを生み出したり、下請けでも大手企業に対して強みを持たなければなりません。今回藤原社長の話を聞くことでどのように行動するべきなのか、また整理、整頓、清掃、清潔、躾といった見落としてしまうようなところを徹底することにより、祖父の会社もより良くなるのではないかと考えました。
 自宅兼事務所という小さな会社ですがより良く活気のある会社になるよう協力していこうと今回の藤原電子工業さんでのフィールドワークを通じて思いました。祖父と藤原社長が共通しているなと感じた点は現実を受けとめてどうするか改善する方法やどういう方向に向けていくべきか判断の速さが普通の人たちより長けているように感じました。また藤原社長はトヨタに書類送り仕事を取れるようになられていますが祖父もサントリーに話を持って行きそこから他の大手企業から直接仕事をもらえるようになっているので行動力も並大抵のものではないなと思いました。
経済学部 小原 樹

参加学生一覧

大野 長、雨笠 圭悟、谷田 敦司、古川 里咲、吉井 正佳、久保 拓矢、三木 直杜、四谷 凌平、小田 知輝、澤田 佳苗、福島 瑛紀、井上 駿、井上 由博、遠藤 共哉、小原 樹、北原 秀人、知野 晃久、松本 圭龍、柳田 英利、中田 築

ゼミ集合写真