2021.1.18

大阪まち歩きを実施(2020年12月14日)

 経済学部まちづくりパッケージ所属の2つのゼミ(豆本ゼミ、櫻井ゼミ)では、毎年合同でフィールドワークを実施しています。本年度は、コロナ禍の影響もあり、ソーシャルディスタンスを保った形でのフィールドワークとして、2020年12月14日に大阪市内でのまち歩きを実施しました。
 今回のまち歩きでは、大阪市内にある個性的なまちとして、道修町と松屋町(ともに大阪市中央区)を中心にフィードワークを行いました。
 道修町は、江戸時代に多くの薬問屋が集積し、今でも武田薬品工業、田辺三菱製薬、塩野義製薬、小林製薬などの大手医薬品メーカーが本社を置いています。また、薬の神様として健康増進や商売繁盛の神徳がある少彦名神社もあります。今回のフィールドワークでは実際に医薬品メーカーの本社がどこにあるのかを調べてきました。
 また、松屋町筋には、江戸時代から人形屋などが集積しはじめ、明治以降になると玩具や、紙・文房具、菓子などの問屋が集まり問屋街を形成してきました。そのため現在でも数多くの菓子問屋や玩具問屋、人形屋が集積しています。また飴で有名なuha味覚糖の本社もあります。今回は、どのような種類の問屋がどれだけ立地しているのか、実際に訪問してカウントするなどの調査を行いました(今回の調査では、阪南大学学会の補助を受けて実施しました)。