経済学部英語担当 白石治恵

 皆さん、こんにちは!留学英語を担当しております白石と申します。今回は、経済学部で開講している英語授業と留学英語関係授業についてご紹介させていただきます。
 経済学部では、まず1年生さん全員が、日本人の先生が担当する英語1(前期)と英語2(後期)、そして英語ネイティヴの先生による英語3(前期)と英語4(後期)を受講していただきます。英語1では、高校までに習ってきた英語の復習を中心に学び、英語2ではさらに発展的な英語を学習していきます。英語3と4では、ネイティヴ教員が基本的な英会話表現を分かりやすく教えますので、楽しく練習してしっかり身に着けていただけます。
 さらに留学英語関係授業としては、日本人の先生による「留学入門講座」、そして英語ネイティヴの先生による「留学英語ステップ」の授業があります。
 まず「留学入門講座」は、日本人の先生が、留学を目指すにあたって必要となる心構えや文化の違い、カルチャーショックへの対処法など、留学で経験する様々な事柄について丁寧に教えています。またもちろん、海外に渡航する際や、ホームステイ先、学校で使用する基本的な英語表現を学ぶことができます。将来的に留学の意志があっても、いきなりネイティヴの先生と英語だけのやり取りでは、「自分は理解できるのかな?」と不安になる人もいるかもしれませんよね。ご安心ください!そのような方に、日本人の先生による授業を提供しています。日本人の先生になら、日本語で疑問点も質問できますし、先生の説明も100%理解できますよね!
 次に「留学英語ステップ」ですが、こちらは週2回授業なので、英語ネイティヴの先生とじっくりたっぷり英会話練習ができます。この授業では、海外留学生活に必要な基礎的な英会話力を養います。学校や寮、ホームステイ先、病院、ショッピング、旅行、イベント・娯楽など留学生活の様々な場面を想定し、交流関係を築いて意思疎通を行うために必要な基本的表現を習得し、積極的な会話態度を身につけることができます。
 この「留学英語ステップ」の授業は、1ab(初級)、2ab(中級)、3ab(上級)の3段階のレベルがあり、受講する学生さんご本人が、自分の受けたいレベルを希望することができます。1年生から受講可能なので、長期計画で毎年レベルを上げていくことも可能ですし、短期計画なら前期と後期で違うレベルを受講することもできますよ!
授業では、クラスや日常生活において必要となる基礎的な語彙や会話表現を、ロールプレイやアクティビティを通して身に付けます。また、発音、音節、強勢などに注意を払いながら練習し、「ネイティヴの発音」が聞き取れる耳と「ネイティヴみたいな発音」ができる口を持つことを目指します。また留学先で話題になりそうなトピックについて、「異文化の人と話す」ことを意識して言う内容を考え、語彙や言い回し、話しかけ方、質問のしかたも含めた会話法を学び、クラスで繰り返し練習することで会話に慣れ、実際の場面で考え込むことなく積極的に英語での会話を行えるように力をつけていきます。
 このように、必要なだけしっかり準備をして、学生さんは実際海外に留学することができます。私もイギリスに留学しましたが、日本国内では得られない素晴らしい経験でした。留学体験は、一生の宝物になります。視野が広がり、よりグローバルな人材になることが可能です。コロナが収まって、大学の海外留学プログラムも本格的に再始動となりました。大学では、長期短期合わせて、アメリカ・アジア・オセアニア・ヨーロッパの協定校への様々な留学プログラムをご用意しております。経済学部にご入学の際は、全員受講の英語1・2・3・4と合わせて、ぜひ留学関係の英語授業も、受けてみてくださいね!

阪南大学経済学部【阪南経済NOW】