ビジネス法プロジェクトゼミは公務員試験の合格に向けた勉強を主な活動内容としています。しかしながら、公務員試験の出題範囲は非常に広く、大学の授業時間のみですべてをカバーすることは明らかに不可能です。そのため、ビジネス法Pゼミではサブゼミなど授業時間外に皆で勉強する機会を設けるように努めています。また、公務員になるためには面接試験も突破しなければなりませんので筆記試験で出題される科目の勉強のみではなく総合的な知識の習得にも力を入れています。そこで、今年度は神戸市で春合宿を実施しました。

 まず、初日は神戸市内の宿泊施設で勉強合宿、具体的には公務員試験で出題数が多い、数的推理の演習を行いました。数的推理は勉強の積み重ねが必要不可欠なため、教科書の問題をまず解法を見ずにテスト形式で解答し、その後に解法をチェックし、そして再び同じ問題を解答するという形で実施しました。合計6時間に及ぶ長時間の勉強でゼミ生も最後はヘトヘトでしたが、勉強終了後は充実した様子でした。

 翌日はポートアイランドにある 港島クリーンセンターを見学しました。港島クリーンセンターは平成29年度より操業が開始された最新のゴミ処理施設であり、省エネ型機器の導入、太陽光発電装置の設置、高効率ゴミ発電システムの採用等再生可能エネルギーを積極的に活用していることなどの特徴を有しています。小学校の社会科見学等で一度はゴミ処理施設に訪れたことのあるゼミ生たちも最新のゴミ処理施設の様子を興味深く見学したり、同施設で働く公務員の方のお話しを真剣に聞いたりしていました。

 今後もビジネス法Pゼミでは公務員試験の合格に向けて様々な取り組みを試みていきたいと思います。