経済学部  宗 正太郎

 3月30日(木)に、大阪府南河内郡太子町でフィールドワークを実施し、街の特徴を活かした地域活性化について学びました。
 株式会社アドワンさんに訪問しました。コロナ禍で本業の展覧会などのイベントの企画・制作の依頼が減り、売上回復の施策を試みたそうです。得意とする木材加工の技術を駆使し、キャンプ用品を販売すると、とても好評だったそうです。私たちも実際に木材を切って加工する工程を見学し、アドワンさんの臨機応変な企業戦略とそれに対応できる加工技術に感銘を受けました。
 太子町では、多数の歴史的遺産があります。それを使って地域活性化が実施されていました。聖徳太子御廟(聖徳太子の墓)がある叡福寺や推古天皇、用明天皇の古墳など誰しもが聞いたことのある歴史上の人物に関わる様々な建造物がありました。そこで行われている、町おこしに関するイベントを聞かせていただき太子町の魅力をより実感しました。
 さらに阪南大学は太子町と包括協定を結んだことで、中西ゼミでも太子町の地域活性化のイベント開催を考えています。株式会社アドワンさんのキャンプ用品を使用し、公園などの公共空間でカフェを出店する予定です。また、不定期で開催される「マルシェdeたいし」というイベントにもベビーカステラや古着屋を出店させていただこうと思います。