産官学連携先:株式会社Good Flat

韓国合宿中に実際に食べたスイーツを参考に、商品開発について考えました。
特に、韓国で話題となっているスイーツに注目し、その味や食感の特徴をもとに、日本でも取り入れやすいスイーツのアイデアを考案しました。海外の流行スイーツをヒントに、日本向けの商品としてどのような工夫ができるのかを考察します。
経済学部2年 花岡 充

学生活動状況報告

1.参考にしたスイーツの特徴                
ドバイもちクッキーは、外側がもちもちとしたチョコレート生地で、中にピスタチオを使用したフィリングが入ったスイーツです。
フィリングにはカダイフと呼ばれる細い生地が使われており、外側のもちもち食感と中のザクザクした食感の組み合わせが特徴です。


2.味・食感の特徴
実際にドバイもちクッキーを食べてみて、甘さが控えめでくどさがなく、最後まで飽きずに食べられる点が印象的でした。
チョコレートというよりも、ココアの風味が強く感じられ、甘すぎない大人向けの味わいでした。特に中のザクザクとした食感と外側のもちもちとした食感の組み合わせが良く、一気に口に頬張って噛むことを楽しみたくなる商品だと感じました。



3.商品開発案(ドバイ風 もちザククッキー)

本商品は、韓国で話題となっているドバイもちクッキーを参考にして考案したクッキーです。実際にドバイもちクッキーを食べた際、外側のもちもちとした食感と、中のザクザクとした食感の組み合わせがとても印象的で、噛むたびに楽しく、つい何度も食べたくなる点が魅力だと感じました。そこで、この「ザクザク×もちもち」という特徴を生かしつつ、より身近な材料で作れる商品として、「ドバイ風 もちザククッキー」を考案しました。
外側は一般的なクッキー生地を使用し、中にはドバイもちクッキーに使われているカダイフの代わりとして、コーンフレークを砕いたものを使用します。コーンフレークを用いることで、ザクザクとした食感を再現しつつ、材料費を抑え、家庭や学校の調理環境でも作りやすくなると考えました。また、中心部分にはもちのような食感を出すために、白玉粉やもち風の生地を入れることで、外側との食感の違いを楽しめるようにします。味は、ココア味をベースとしつつ、甘さを控えめにすることで、くどくならず、何個でも食べたくなるような味を目指しました。この商品は、韓国スイーツに関心の高い若者や大学生を主なターゲットとし、話題性と食感の楽しさを重視した商品であると考えます。

4.まとめ
今回の課題では、韓国合宿を通して実際にドバイもちクッキーを食べ、その特徴をもとに商品開発について考えました。
ドバイチョコレートの存在は以前から知っていましたが、韓国を訪れたことでドバイもちクッキーという新たな流行のスイーツを知ることができ、とても印象に残りました。
外側のもちもちとした食感と中のザクザクとした食感の組み合わせや、甘さが控えめで癖になる味が魅力的だと感じました。そこで、日本でも作りやすいように、カダイフの代わりにコーンフレークを使用するなど、材料や工程を工夫した商品案を考えました。
今回試作は行っていませんが、実際に作ってみることで、さらに改良点や新しいアイデアが生まれるのではないかと考えました。今後、機会があれば試作にも挑戦してみたいです。
経済学部2年 花岡 充


韓国で有名なくるみ菓子。
後で調べてみたところ、定番はあずき、カスタード、チーズだそうです。
今回はお店の方が全種類の味をミックスで入れてくださったため、さまざまな味を楽しむことができました。
見た目、食感は日本のベビーカステラに似ており、一口サイズで食べやすい大きさでした。異なる点は、生地にくるみが入っており、噛んだ際にコリッとした独特な食感があるところでした。

  
写真はあずき味のホドゥプムを食べた際のものです。中にはあずきがぎっしりと入っており、たい焼きと似ている味わいでした。

今回食べた「ホドゥプム」から、私たちがゼミ活動で行っているベビーカステラに活かせるのではないかと考えました。
日本にはホドゥプムのようなくるみが入った食感のお菓子は少ないように感じます。いつものベビーカステラにくるみを入れることで、一味違った食感を足すと面白いのではないかと考えました。
さまざまな国のお菓子を食べることで、現在取り組んでいる食べ物に活かすためのヒントが隠されていることが分かりました。
韓国にとどまらず、他国にも足を運び、一味違ったお菓子を味わってみたいと感じました。
経済学部2年 島田 果奈


今回選んだ韓国のスイーツはケランパンです。
ケランパンは、韓国の屋台で人気のあるパンです。パン生地の中に卵が1個丸々入ったユニークな食べ物で、周りの生地の甘さと丸々1個入った卵のボリューム感が特徴です。韓国屋台のお菓子=ケランパンといえるほど食べ歩きグルメとして人気のパンです。「ケラン」は韓国語で卵を意味し、「パン」はそのままパンを意味します。直訳すると「卵パン」になります。

  

その当時、冬は気温が急激に下がるため、温かくて腹持ちが良く、しかも安価な軽食が求められていました。
生地はスポンジケーキに近いものから、軽いパン生地に近いものまで店によって幅広く、「ケランパン=家庭で作れるおやつ」というイメージも広まりました。
ケランパンの魅力の1つは、生地の甘さと塩味のきいた卵との組み合わせです。
パンと名前についてはいますが、パン生地とは違い、ホットケーキのような甘い生地なので、生地だけ食べても美味しいです。さらに塩味のきいた卵と組み合わせることで、やみつきになる味わいを楽しむことができます。
また、もう1つの魅力は、手のひらサイズでコロコロとした可愛い見た目です。本場韓国では食べ歩きフードとして知られています。小さく手軽に食べられるサイズなので、女性や子供も食べやすいです。シンプルなケランパンは卵のみが入ったものですが、ベーコンやチーズ、ウインナーなどが入ったケランパンもあり、さまざまなアレンジができると思いました。誕生したのは1960〜70年代ごろと言われており、都市部の屋台が急増した時期と重なります。
経済学部2年 西東 昌紀

連携先コメント

株式会社Good Flat
代表取締役 市村 良平 様

今年もいちき串木野市へお越しいただき、ありがとうございました。今年度はこれまでの視察型の学びに加え、学生の皆さんが実際にまちを歩き、フィールドワークを通して得た気づきをもとに提案をまとめていただくという、新しい形での取り組みとなりました。Googleマップなどのツールも活用しながら、自分の足で歩き、目で見て、肌で感じた経験を土台に構成された提案は、どれも説得力があり、まちの可能性を多角的に捉えたものでした。やはり、現地での体感から生まれる視点には強さがあり、その感覚を大切にしながら考えることの重要性を改めて感じています。

また、若者ならではの視点で切り取られた提案には、私たちにとっても多くの学びがありました。何に注目し、どのように情報を探し、どこに価値を見いだすのかというプロセス自体が新鮮で、地域で活動する立場としても刺激を受ける時間となりました。まちづくりは、世代や立場の異なる人が関わることで、見える景色が広がっていくものだと実感しています。

今回の取り組みを通して、学生の皆さんがいちき串木野市を一つのフィールドとして主体的に考え、真摯に向き合ってくださったことに心より感謝しています。地域を外からの視点で見つめ、言葉や提案として形にしていただいたことは、私たちにとっても大きな励みであり、貴重な機会となりました。今後も地域を題材にした実践的な学びを通じて、互いに刺激し合える関係を続けていければ幸いです。

教員コメント

経済学部 経済学科
中西 正行 教授

サワーポメロジャムを使った商品開発を行ってきました。サワーポメロピンス(韓国のかき氷)、サワーポメロクロッフル(韓国のスイーツ)などです。この度、サワーポメロジャムの製造が中止になるそうです。このため中西・定藤ゼミ合同で、サワーポメロジャムの製造・スイーツ開発に乗り出しています。どうなるか分かりませんが、ご期待ください。
 

参加学生一覧

福永 虎太郎、宮本 涼花、澤本 英万、杉原 啓悟、益田 大輝、西東 昌紀、島田 果奈、花岡 充、増永 かほり、阿部 虹希、大矢 涼華、辻内 丈人、今西 司