経済学部 花岡 充
ナカスジファームさんの海老芋を使用し、黒亭ラーメンとのメニュー開発を行いました。海老芋の特徴を活かすために、とろろ・マッシュポテトの調理から始め、最終的に天ぷらとして仕上げ、「黒亭海老芋天ぷらラーメン」の試作を行いました。
1. 海老芋でとろろ&マッシュポテトに挑戦
海老芋の頭の部分を使って「とろろ」と「マッシュポテト」の試作を行いました。とろろにしようと生のまま大根おろし器ですりおろしてみました。長芋のような粘りは出ず、大根おろしのようなさらっとした状態になり、とろろにはなりませんでした。


次に、海老芋を15~20分程茹で、マッシュポテト風にしてみました。皮は硬く、スプーンやフォークで刺しても皮部分が残る一方で柔らかい部分はジャガイモのようにホクホクとした食感になりました。


さまざまな調味料(ゆずポン酢、醤油、マヨネーズ、ごま油+塩など)を試した結果、ゆずポン酢や甜面醤、豆板醬など強い味の調味料は海老芋の優しい甘みを消してしまい、マヨネーズやごま油+塩のような素材の味を生かすものは相性が良かったです。
2. 海老芋の天ぷら試作



3. 黒亭ラーメンと海老芋天ぷら
海老芋の天ぷらを黒亭ラーメンにのせました。海老芋だけでは肉がなく、少し物足りなかったため、ささみの天ぷらを追加。さらに見た目の彩りとしてネギをトッピングし、バランスを整えました。実際に試食したところ、海老芋の天ぷらは黒亭ラーメンの濃厚なスープと相性が良く、ささみ天ぷらも軽やかで食べ応えが増しました。

2. 海老芋の天ぷら試作
海老芋の皮が厚く固い部分を考慮して、4号サイズの海老芋を使った天ぷらを試作しました。最初は天ぷら粉だけで揚げたところ水分が多く衣がつきづらくベチャっとした食感になったため、天ぷら粉の後に小麦粉をまぶしてから揚げる方法に変更。すると表面はカリッと、中はホクホクでおいしい天ぷらに仕上がりました。



3. 黒亭ラーメンと海老芋天ぷら
海老芋の天ぷらを黒亭ラーメンにのせました。海老芋だけでは肉がなく、少し物足りなかったため、ささみの天ぷらを追加。さらに見た目の彩りとしてネギをトッピングし、バランスを整えました。実際に試食したところ、海老芋の天ぷらは黒亭ラーメンの濃厚なスープと相性が良く、ささみ天ぷらも軽やかで食べ応えが増しました。

2026年1月18日(日)金剛銀座街商店街わっくカフェで黒亭海老芋天ぷらラーメンを提供します。是非来てください。
