産学連携先:東松山総合法律事務所

司法過疎化。耳慣れない言葉です。
しかし現実の社会では徐々に問題が指摘されてきており、その対処が急がれています。
経済学部4年松村ゼミでは司法過疎化について、なぜ問題なのか、現場ではどのような問題が生じているのか、という基本的な観点から考察を深めるために、笠原 徳之弁護士(埼玉弁護士会所属、元埼玉弁護士会副会長)の事務所を訪問して、ヒアリング調査を実施しました。

学生活動状況報告

経済学部4年 濵田 康樹

司法過疎化をテーマとして、その問題点の背景を探るために11月に実施したキャリアゼミで合宿を行い、弁護士の笠原 徳之先生(埼玉弁護士会所属、東松山総合法律事務所)の事務所を訪問し、事前にゼミで用意した司法過疎についての解説、現段階での対応方法などお聞きすることができました。これにより、司法過疎や弁護士業務をはじめとする法律と社会の密接な関連性をより具体的に捉えることができました。法律事務所において依頼者の方とお話しする部屋でやり取りをするという貴重な経験を積ませていただきました。笠原先生の法曹としての専門的知見を背景にしたご見解に止まらず、そもそも人間というものに対する洞察等、深いお話をお聴きすることが出来ました。
今回の合宿では、法律学を通して法律と社会の関係性、関連性が想像以上に存在していることを知ることができました。さらに、笠原先生が法曹として日々様々な境遇の人々とやり取りをされている中で蓄積されたお考えやそれに基づいて私に下さった助言によって、今回は1人の人間としても成長する機会を得られたと思います。
今年度のキャリアゼミは、今春から社会人となる私自身の行動指針を模索する上での貴重な機会ともなりました。

連携先コメント

東松山総合法律事務所
笠原 徳之 弁護士

司法過疎化という現象に注目し、多様な視点から学ぼうとする姿勢は好印象でした。
今回は基礎的な要因についての理解を深めることで留まっておりますが、学生の皆さんがこれからの社会を考えていく上で司法過疎化の問題は避けて通れない問題と言えます。
社会に出てからもしっかりと継続して理解を深めて欲しいと思います。

教員コメント

経済学部
松村 幸四郎 教授

少人数のゼミながら、進路はそれぞれ全く異なっているバラエティに富んだゼミでした。その集大成となるキャリアゼミにおいて、法曹として活躍されている笠原弁護士からお話を伺えたことは貴重な経験となるでしょう。また、笠原弁護士は大変ご多用のところ、学生が事前にお送りした質問事項すべてに丁寧にご回答下さいました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
司法過疎化という問題もさることながら、笠原弁護士のプロとして、人間として、相手にしっかりと真摯に向き合う姿勢を、ゼミ生には心にとどめて、社会で羽ばたくことを願っております。