海外語学研修に行って(渡辺紫音)

国際コミュニケーション学部1回生 渡辺紫音

 私は夏休みの4週間、フィリピンのセブに海外語学研修に行きました。フィリピンに到着してまず思ったことは、気候がいいなあということです。スコールはありますが、基本的に暖かいので、寒がりの自分には良かったです。ただし、屋内の冷房が日本よりかなり効いていて、長そでを着ていないと寒かったです。学校の教室も同じくらいでかなり寒かったので、いくら常夏といえども、意外にも長そでが必要だと思いました。

 フィリピンの人たちは、皆、優しい人たちばかりです。学校の先生も優しくて明るくて、冗談が好きな先生が多いです。楽しい雰囲気で英語を学ぶことができました。一日に40分の授業が10クラスあって、マンツーマンとグループレッスンがあります。マンツーマンでは会話力が伸びたと思いますし、私はこの授業が一日の中で一番楽しみでした。グループレッスンでは主に発音の勉強をしましたが、興味深かったのは映画を観る「フィルムスタディ」でした。ハリウッド映画を英語の字幕付きで観るものでした。聞き慣れない単語や言い回しがあるときは、先生がしっかりと説明してくださいました。この授業では、語彙を多く学ぶことができたと思います。

 阪南大学だけに限らず日本のすべての大学にないのは、やはりマンツーマンレッスンだと思います。この授業では先生と長時間話すことができるので、会話の力がつくと思います。一度、先生が、“Shut up. Get away.”って日本語でなんていうの?と尋ねられたので日本語を教えたところ、なぜか気に入ってくださったようでした。学校でお会いするたびに、それを使われるのがおもしろかったです。この先生とは、機会があればまたお目にかかりたいです。
 そして一番思い出に残っているのは、寮での生活です。ルームメイトは韓国人学生と、同じ阪南大学の学生でした。私は寮でも、基本的に英語で会話をしました。私にとって、英語でおしゃべりをする生活は本当に楽しかったです。

 休みの日は友達と、「ジョリビー」というフィリピンで有名なファストフード店に行ったり、友達の部屋でおしゃべりをしたり、買い物に行ったりしました。タクシーで行ける距離にあるアヤラモールというショッピングセンターはとても大きくてきれいでした。そのほかにも、部屋でお菓子パーティをしたりもしました。韓国人学生の友人とは英語で会話をするのですが、お互いに英語がわからなかったら辞書で調べあったりしました。学生の約半数は韓国人だったので、韓国人の友達がたくさんできました。私はKPOPをよく聴くので、その話で盛り上がりました。
 私はこの留学でたくさんの友人や思い出ができました。なので、留学をして本当によかったです。セブは気候が暖かく、セブ人は優しいしとてもフレンドリーです。いつかまた訪れたいです。