2018.2.5

【留学レポート】台湾留学レポート・牛肉麺を頬張って(4)

【留学レポート】台湾留学レポート・牛肉麺を頬張って(4)

 神尾ゼミナール2回生の大槻えみです。遂に5か月弱の台湾での語学留学が終わりました。この留学を結論から言うと、あまりにも楽しい語学留学で、経験出来て良かったと心の底から感じます。今回のレポートはそんな留学のまとめを報告いたします。

大学あれこれ ①掃除

 高雄餐旅大学は1年生が完全全寮制で、朝早くから学内の掃除をする必要があります。日本の大学は清掃員の方々がやってくれるのでいつも綺麗な学校を保てていますが、この学校は自分たちで掃除をする必要がありました。その為みんな掃除に全く手を抜かず、とても早く、尚且つきれいな仕上がりでした。
 授業のない日も朝早く起きなければならず、初めは物凄く苦痛だったのですが、慣れてくると早起きが習慣化し目覚ましよりも早く起きることができるほどになりました。日本では寝坊の常習犯だったので、まさか台湾でそれが治るとは思ってもみなかったので、今では朝の掃除に感謝しています。

大学あれこれ ②寮生活

 寮の部屋にも掃除は欠かせません。週に2回ほど舎監の先生が部屋の点検に来られます。部屋のルールは次の項目となります。
ルール① 机の上にはパソコンしか置いてはいけない
ルール② ベッドの布団は決められた形に整えること
ルール③ ごみ箱には3分の1までしかごみは入れてはいけない
ルール④ 門限消灯11時
ルール⑤ 寮ロビーでの飲食禁止
ルール⑥ 毎週月曜11時からの各階での点呼実施
 とにかく「厳しいルール」が目白押しでした。その他にも多くのルールがありました。問題はここからです。これらのルールに違反すると、「公差(ゴンツァイ)」と呼ばれる1時間の罰掃除があります。毎日がとても忙しかった留学生活でした。でも、今思えばこのような厳しいルールの中生活した経験がなかったので、とても新鮮で楽しかったです。

大学あれこれ ③施設

 高雄餐旅大学には、料理学科、ベーカリー学科、旅館学科、エアライン学科,英語学科、日本語学科など様々な学科があるので、阪南大学と比べても大きな学校でした。さらにジムや大きな食堂、図書館、体育館、テニスコート、バスケットコート、大きくて綺麗な芝生など、様々な施設がありました。
 ベーカリー学科の校舎には学生たちが作ったプロ顔負けのパンが、週に一回販売されていました。見に行っただけのつもりが1000円以上買ってしまったりして、お金の管理が大変でした。

高雄餐旅大学留学生活つれづれ

 2017円9月から2018年1月までのわずか5か月弱の留学でしたが、冒頭で申し上げた通りとても楽しい語学留学でした。帰国の飛行機までルームメイトや同級生が見送りに来てくれて、来た時の日本の恋しさよりはるかに大きく台湾での生活が懐かしく、恋しく感じます。教授と学生の仲もよく、みんな親切で、日本人が学習する環境もとても整った素晴らしい学校でした。
 話せなくても勉強意欲さえあれば苦労しない学校なので、もっと阪南大学から留学を経験される人が増えてほしいです。
 高雄餐旅大学最高!!謝謝大家!!!