2014.12.22

神尾ゼミナール「専門演習2」実況中継レポートNo.12

神尾ゼミナール「専門演習2」実況中継レポートNo.12

神尾ゼミナール成元栞です。2014年12月18日木曜日3限。本日は卒業研究の入稿日。就職先の研修のため、欠席せざるを得ないゼミ学生もいましたが、それ以外は全員がゼミ開始前にゼミ教室131に集合。BOSSと武田先輩が来られる直前まで、全員で1つのパソコン画面を覗き込みながら入稿するデータの最終確認をしていました。
ゼミナール開始時刻から20分が過ぎた13時30分。武田先輩が教室にご来室下さいました。BOSSが入室されるまでの間、武田先輩から次のお話を頂戴いたしました。

武田先輩がくれたクリスマスプレゼント①

BOSSや武田先輩が評価する一番重要なことは『NAVIGATE Vol.4』の制作過程です。もちろん、仕上がりも大切なことではありますが、完成に向かってどのように取り組んできたのか、制作する中でどのような成長ができたのかを見ているとのことでした。
たとえ、仕上がりが良くても1人でも制作する姿勢にずれがある人がいたとしたならば、それはゼミ学生全員で取り組んだとは言えません。その点2011年度生は最後まで全員で取り組んで来られた学年ではないか、との評価を頂きました。

武田先輩がくれたクリスマスプレゼント②

武田先輩は教室に来られる前に研究室で仮製本を概観下さったとのこと。その結果として、私たちの制作した『NAVIGATE Vol.4』は今まで発刊されてきた歴代の『NAVIGATE』の出来上りを軽く超えている、とのことでした。過去に発刊された『NAVIGATE』Vol.1~Vol.3までの出来上りを超えるものをという目標のもとに取り組んできた私たちにとっては、何よりも嬉しいメッセージでした。

武田先輩がくれたクリスマスプレゼント③

私たち2011年度生が先輩に初めてお出会いした2013年4月から本日までの約1年9か月。学生時代の半分を費やした時間の中で、私たちが成長した点をご指摘いただきました。それはゼミ生全員が話している人の目をしっかり見ること・相手の目を見て話すことが出来るようになったこと。
神尾ゼミナールに入ってからのさまざまな取り組みを通じて、学外の方1人1人と密に面と向かってお話しさせていただく機会を多くいただけたことがこの成長の大きな要因か?と思っています

本日のゼミナールメニュー① 表紙の加工方法の決定

 毎年入稿時に、編集部学生に与えられている特権として、表紙加工方法の決定があります。見本帳と見比べながら、編集部のみならず、全員で話し合いました。私たちは表紙・裏表紙の出来に自信があり、画面を一番よく魅せることが出来るのはシンプルな加工であることだということを以前から話し合ってきましたので、角度を変えるときらきらと輝くホログラムのようなフィルム加工は最初のうちに選択肢から外されました。
 残る選択肢はPPフィルム加工と『NAVIGATE Vol.3』の時に使用したマットなPPフィルム加工でした。私たちは歴代のものを超えるということを念頭に取り組んできましたので、今まで先輩方が使われなかったPPフィルム加工を選択しました。どんなものになるのか楽しみです。

本日のゼミナールメニュー② 緊張感の中での入稿

編集部は、ゼミナール学生を代表して入稿を実施。緊張感が漂う教室で、ゼミ学生全員の視線が注がれる中での入稿は本当に緊張しましたが無事に武田先輩にデータをお受け取りいただきました。
入稿と同時に頭に浮かんできたこと。それは、『NAVIGATE』制作に取り組む中で様々な面でご協力いただいたたくさんの方への感謝の気持ちです。その方々のお力添えが無ければ『NAVIGATE Vol.4』は完成させることが出来ませんでした。
制作開始時には分からなかった、私たちはたくさんの方々のご協力があってこそいろんな取り組みをすることが出来るのだということを実感しました。
インタビューにご協力してくださった辰巳学長・倉橋同窓会長・入試広報課の瀧本様、表紙・裏表紙の加工をはじめとし、毎週このレポートをインターネット上にアップロードしてくださるなど様々な面でご尽力くださった総務課の井上様、表紙撮影にご協力くださいましたカメラマンの方、そして『NAVIGATE』制作のご指導をしてくださった武田先輩。
本当にありがとうございました。

武田阿希子先輩からのメッセージ・教室というパワースポット

毎年、この時期に母校に伺い後輩たちからデータを拝受いたします。その瞬間には、けっして慣れるということはありません。1年半の制作期間を経て、4回生の学生たちは私に小さなUSBに入った、彼らの無限の期待を受け取ることには、「責任」という言葉以外には見当たりません。
私自身もそうでしたが、ゼミナール教室というパワースポットでの経験は、社会に出てからの礎そのものだということです。わざわざどこかのパワースポットに出かけていく必要もなく、教室という聖地は、学生に大きな自信と経験を与えてくれます。
どこまでこの大変な企画と指導を継続するつもりなのか。私の師匠・神尾教授は、笑って明確な答えを出してはくれません。そこで、仕方がありませんので、私もおつきあいいたします。
2011年度生の後輩諸君。お疲れ様でした。