2013年11月14日の神尾ゼミナール実況レポートを担当致します吉無田智尋です。
 今回の発表者は山内梨奈、テーマは「女性・そのチャーミングさの根源」。
 はてさて、どんな女性がチャーミングなのか?

チャーミングな人とは

 そもそもチャーミングとはどういう意味なのか。辞書的な意味では、「魅力的」という意味になります。が、「カワイイ」という日本語一つを英語にした場合には、Beautiful、Cool、Pretty、Cuteなど他にもたくさんあります。
 その事をふまえて、チャーミングな人とはどういう人なのか。それを探ろうというのが山内の発表の概要でした。
 女子大生としてはものすごく興味深いテーマですが、意外と男子学生もみんな興味津々でした。「男性から見た女性のチャーミングさ(魅力)とはなんですか?」という質問では、メモするのが大変なほどの回答がありました。
 見た目の事から内面の事、行動にまでチャーミングと感じるという回答もあり「チャーミング」はやはり奥が深い。カワイイ人、美人な人はたくさんいても本当にチャーミングな人というのは特別な存在なのです。

チャーミングな人を徹底調査

 今回のテーマをするにあたって「ローマの休日」「誰がために鐘は鳴る」の映画をみてヒロインの、アン王女(オードリー・ヘプバーン)、マリア(イングリット・バーグマン)のチャーミングさを調査した山内。
 二人のヒロインに共通するのは、髪が短いという点ですが、オードリー・ヘプバーンは映画の中で実際に髪を切り、イングリット・バーグマンは役を受けるにあたって髪を切りました。今ではファッションで髪を簡単に切る人も多いと思いますが当時はすごい衝撃だったと思います。
 「ローマの休日」はヨーロッパの王位継承者のアン王女と新聞記者のジョーが運命的に出会い恋をするというラブストーリー。この映画にはローマの観光地が数多く出ており、映画公開後には影響を受け、たくさんの日本人観光客がローマに足を運んだそうです。
 「誰がために鐘は鳴る」はスペインの内戦時代を舞台にしたアーネスト・ヘミングウェイの小説の映画化。市長の娘というだけで、凌辱され髪を切られるという悲惨な目にあいながら、ゲリラに助けられるマリア。彼女は、ゲリラの砦に破壊工作に来たスペイン語の教師であるローバート・ジョーダンに運命的な出会いをし、瞬く間に恋に落ちます。ここに結末を記すわけにはいきませんが、切ない結末となります。たった4日間のマリアとロベルトの物語は70年にも匹敵する恋の物語です。スクリーンに映るショートヘア姿のマリア。それは、チャーミングという言葉に集約されます。

おでこを出すのは自信がある証拠?!

 おでこには第三の目があるといわれますが、それと共に、おでこを出している人は聡明さを感じます。女優で例をあげれば土屋アンナ・吉永小百合・沢尻エリカなどなど。
 阪南大学ではまさしくBOSS!!と一時ゼミ生みんな盛り上がりました(私に聡明さはありませんが、日夜、ボケる方法は考え続けています(神尾・談))。
 例に挙げさせて頂いた方はやはり、皆さん自分の意思が強く、個性があり自信に満ちています。

今回の発表で思った事

 チャーミングな人には元気があり、まるで子供のように無邪気だが、併せて聡明さがある、それが結論でした。
 そして短い髪形が似合いおでこをだしている人には、目力があるという共通点がわかりました。
 チャーミングさには年齢は関係なく永遠のものであると思います。今後はチャーミングさをアンケート調査するという事なので期待しています。

※この教育研究活動は阪南大学学会の補助を受けています。