賀川ゼミ2回生 前期「専門演習アプローチ」報告

 「専門演習アプローチ」の結果、賀川ゼミ2回生は10名(男子8名、女子2名)でスタートすることになりました。早速ゼミでの役割分担を決めたのち、前期中に何をしたいかについてみんなでアイデアを出し合った結果、映画PITCH PERFECTを鑑賞し、その中に出てくるアメリカ文化と日本文化との違いをまとめてみようということになりました。さらに、ゼミ3回生(専門演習1)が2回生のゼミに来て、前期中に自発的に取り組んだ英字新聞と日本の新聞の比較についての報告を行いました。ここでは、その時の主な感想を掲載します。
 夏期休業中にはスピーチ・コンテストの準備をするという課題を出し、後期にはアメリカ50州の歴史、産業、社会問題を個別に徹底調査することにしています。

鳥越大智

3回生発表:3回生は短期間でまとめ上げる力、話す力、周りの人を惹きつけることが上手だった。自分の経験はやっぱり相手側にも強く伝わるという事がわかった。そのほかに、留学のメリットや海外と日本との社会構造の違いを話してもらい、自分の国についての知識が希薄であることを認識し、当たり前のようで当たり前でない日本を意識する必要があると考えるようになった。

映画:登場人物は自分の意見をはっきり言い切ることが多かった。過去のトラウマさえも跳ね返す力が伝わってきた。海外は下ネタが多いと思った。

熊倉有希

3回生発表:先輩方1人1人が違ったテーマをもとに調べていて、その結果と考察を述べたうえ、意見をひとつにまとめていて凄いと思いました。もし原爆投下直前にオバマ大統領が就任していたら、平和平等主義を貫いてもっと違うやりかたを考えていたのではないかと思いました。

映画:アメリカと日本は環境、国民性がだいぶ違うということがわかりました。

高橋正慈

3回生発表:3回生は1人1人違うものを調べていたにもかかわらず、それをひとつのものとして発表していた。さらに聞き手にどう伝えるかをよく工夫されていて聞きやすかった。短期間であそこまでできるのはすごいと思った。

映画:アメリカは何に対しても凄いオープンで、日本にはないものがありました。さえない人たちの寄せ集めと思われていたのが、最後には全米で優勝するまでになるその団結力が凄いと思った。

大瀬佑允

3回生発表:プレゼンは日米関係など、現在の政治などがより分かりやすく聞けてよかった。私もオバマ大統領が広島に来たからには、安倍総理大臣はパールハーバーに行くべきだと考える。

映画:ピッチパーフェクトは、アメリカ文化を深く描いていると思いました。アメリカのコメディは、方言がストレートに伝わり、勉強になりました。他にも様々な人種差別的な発言やアメリカ人独特の方言などもありました。歌だけでなく様々なことを含む映画なので、アメリカ文化を知るうえでとても役立ったと感じます。

皆藤考澄

3回生発表:英字新聞を読むことで自国と外国のそれぞれの受け止め方、伝え方や、何に強く関心を持つのかなども詳細に知れたので、毎朝電子版の新聞を読んでいますが、これからは外国メディアの記事も見ていたいと思いました。

映画:この映画は、自分自身を変えるきっかけとなる映画になった。音楽ひとつでこれほど人を笑顔にすることができたり、人々が結集することにより個性豊かな音楽性を生み出せたり、独特なパフォーマンスを表現することができたりすることが実感できた。また、「大学生活を楽しみなさい」と言った主人公ベッカの父の発言を耳にした後、ベッカの行動や生活が反転し、得意分野を活かし、人生観を一瞬にしてガラッと変えた姿がとても印象的だった。
  • 2回生ゼミがスタート 

  • 同じ目的意識を持った10人の仲間たち

  • 3回生によるプレゼン報告スタート

  • チームワークの良い3回生の発表を食い入るように聞く2回生

  • オバマ大統領の広島訪問に対するアメリカおよび海外の反応は…

  • 2回生から3回生への元気のよい質問も沢山出ました