2015.1.7

意外と知らない留学に使える世界の豆知識

意外と知らない留学に使える世界の豆知識

プロジェクト概要

 私たち賀川ゼミ2回生は、2014年9月から「意外と知らない留学に使える世界の豆知識」というタイトルで活動を行ってきました。賀川ゼミの学生たちは、留学に興味を持っているという共通点があります。そこで、実際に海外に行って自ら体験することも大切ですが、その前に日本に来ている外国人にインタビューをして、その国々の文化をあらかじめ知っておきたいという思いから、このプロジェクトをすることにしました。

 ゼミ生は留学に興味を持っている学生が多いので、実際に海外に行って自ら体験することも大切ですが、その前に日本に来ている外国人にインタビューをして、それぞれの国の文化をあらかじめ知っておきたいという思いから、このプロジェクトを立ち上げました。
 さらにアンケートを取るために訪日客と接することにより、各ゼミ生のコミュニケーション力や英語力の向上も図れるのではないかと考えました。アンケート内容は…
What do you do before dinner? 食事前にすること
① Pray with the family holding hands. (家族と手をつないで祈る。)
② Talking about what happen on that day with your family (その日にあったことを家族と話す)。
③ I say, “Ita‐daki‐masu.”(「いただきます」と言う。)
④ Nothing. (特に何もしない。)
⑤ Others (その他)【            】
What do you do for the new year? お正月に何をするか(複数回答可)。
① To visit some temple for the first time of the year. (初詣に行く。)
② To see the sunrise on New Year’s Day. (初日の出を見に行く。)
③ Go to their relative’s house, New Year’s banquet. (親戚の家で宴会)
④ To eat special dishes prepared for New Year. (おせち料理を食べる。)
⑤ Take or give New Year’s gift. (お年玉をもらう/あげる。)
⑥ Play with old play. Ex) ancient racket game / coma / kite flying / Playing card
 (羽根つき/コマ回し/凧揚げ/かるたなどで遊ぶ。)
⑦ その他(        )
Please tell me your country’s sales point. (famous place, food or people. Something you can introduce to other people with confidence.) 自分の国のセールスポイントを教えてください。

といった具合に9つの設問を設けました。

そして、このアンケートで得た結果(現在集計中です!)をもとに、私たち以外にも留学や海外に興味を持っている人たちに発信していきたいと考えています。

アンケートについて

 12月3日‐7日にかけて、難波の道頓堀付近で外国人に「意外と知らない留学に使える世界の豆知識」という題名でアンケート調査をしました。アンケート調査自身、ゼミ生みんなが初めてで声のかけ方もわからず、事前にみんなで練習してアンケートを取りに行きました。
 日にちや時間帯によって外国人がいなかったりして、アンケートに回答してくれる人を探すのに苦労したときもありました。はじめは話しかけるので必死だったけれど、何人かにアンケートを取っていくうちに少しずつ緊張がなくなり、だんだん楽しくアンケートを取ることができるようになりました。

 最終的に、私たちは約50名の外国人にアンケートを取ることができました。アンケート内容を見て笑ってくれたり、楽しそうにアンケートに答えてくれたりしました。アンケートのほかにも雑談をしたり、道案内をしたり、写真を撮ったりしました。私たちは英語以外はあまり話せないので、今回は英語圏以外の国の人たちには積極的にアンケートを取りに行くことができませんでした。
 今回第1回目のアンケートを通して、普段あまり会話する機会が少ない外国人の方と話すことができ、アンケート結果から国によって文化の違いや考え方の違いがある程度わかった気がします。今後、さらにどのような設問をし、私たちが気づかない「豆知識」を外国人からどのように聞き出すのか、楽しみにしていてください。

アンケート調査 感想

池田亘輝
 最初のゼミ活動として、日本に来ている外国人にアンケート調査をするということで、外国人を対象とした9つの質問を作成しました。調査をする場所として、難波の戎橋周辺を選び約2時間の間、アンケート調査をしました。英語で話しかけ、通じるかどうかといった不安はありましたが、アンケートをする目的と大学のゼミ活動で取り組んでいることを伝えると、理解して答えて下さる方が多かったです。
逢野崇大
まず初めに、これまであまり意識したことがなかったので気付かなかったのですが、難波に旅行に来ている外国人が予想以上に多くて驚きました。外国人観光客の方たちは、心温かい人が多く、声をかけたほとんどの人がアンケートに協力してくれました。楽しそうにアンケートに答えてくれる人もいたので、自分まで楽しい気分になれ、あっという間に時間が過ぎてしまったように感じました。
佐藤穂波
 今回は予定が合わなくてアンケート調査に参加できませんでしたが、ほかのメンバーのSNSを見たり、今日実際に皆の話を聞いて、1日に20人もの人にアンケートをした人たちがいて、すごいなと思いました。喋りかけて、内容を説明して答えてくれる人もいれば、説明する前に断られてしまった場合もあったと聞き、大変な作業であったことがわかりました。それでも、ごはんを食べる手を止めてまで聞いてくれた人もいたらしく、びっくりすると同時にうれしくも思いました。このように他の国の人と積極的に接することはこれまであまりなかったので、自分たちにとってすごくいい経験になったと思います。
谷口伽奈
 はじめてアンケート調査を行いました。最初はお昼の12時ごろに、難波の「ひっかけ橋」でアンケート調査をスタートさせたのですが、昼ごはん時ということもあってか、人が全然いなくて驚きました。
 一度声をかけて断られた時にはてショックを受けましたが、橋の下で休んでいたカップルに声をかけると、快くアンケートに答えてもらえ、嬉しかったです。ただ、雑談をしようとしたのですが、うまく言葉が出づ、自分がいかに英会話の勉強を怠っていたかということを痛感しました。
中谷静花
 今までアンケートというものをとったことがなかったし、ましてや外国の人に聞くなんてすごく勇気がいることでした。でも、思ったよりみんな優しくて楽しい時間を過ごすことができました。寒い中時間を割いてアンケートに協力していただき、とても感謝しています。言葉の壁を越えて、コミュニケーションをとることができて嬉しかったです。このアンケート結果をもとに、自分やこれから留学を考えている人たちの役に立てたらいいな、と思います。
中谷瑞貴
 言葉が通じないていう環境に立ったことが今まであんまりなかったから、不安やったしすごくやりづらかったです。ふだんは何も感じないけど、話しかける立場で外国人を見ると、みんなが怖そうに見えてしまいました。でも実際話しかけると、途端に笑顔になる人たちばっかりで、優しい人が多いと思いました。
矢野絵梨奈
 最初の人に声をかけるのがすごく緊張して、どうやって話しかけていいのかわからず、なかなか声をかけることができませんでした。顔だけ見ると怖そうな人でも、話しかけてみると優しく対応してくれました。ただ、見た目では急いでいるのかもわからない部分があったので、声をかけるときに戸惑った。カタコトの英語でも優しく聞いてくれて、写真も快く撮らせてくれました。
 ほかのグループが話しかけた人は、みんな楽しそうに答えてくれていたので、私たち自身もそうしようと思い、アンケートをとっていくうちにだんだん楽しくなりました。でもあまり話せなかったので、次回はもう少し上手に話せたるようになりたいと思いました。また日本語を話せる外国人留学生らしき人が、家族(お姉さん)を案内していたのを見て、ほほえましく思いました。
山本智香子
 今回のインタビューでは、今まで自分が関わってこなかった国の人達とも触れ合えることができました。国際文化を知っていく上で、直接外国人に話を聞いて知識を得ることができるということは、貴重な経験でもあると思います。各々の語学力・コミュニケーション能力の向上にもつながり、ゼミ生全員が何か得ることができたのならいいなと思っています。そしてこのアンケートを通して、新入生や留学を考えている人、海外に興味を持った人のために、この結果を共有・発信していきたいです。