大喜多薫子

皆さん、こんにちは。私は2015年3月に阪南大学を卒業し、新卒で日系航空会社のグランドスタッフとして勤務後、外資系航空会社で客室乗務員として勤めていた大喜多薫子と申します。実は現在、パイロット訓練生として操縦訓練課程にいます。約2年の訓練終了後には、日系航空会社で副操縦士として働く予定です。

憧れの航空会社で働くのは、何も特別なことではありません。誰でもやる気と努力があれば夢は叶えられます。そうしたやる気に満ち溢れ、努力を惜しまない学生のサポートをしてくれたのが賀川先生です。

正直、大学生の最初の頃は勉強も特にしておらず、何がしたいのかもわからない状態でした。初めて受験したTOEICは280点と低く、留学行くのにも足りませんでした。しかし、留学に行くことさえ渋っていた私の背中を押してくれたのが、阪南大学国際コミュニケーション学部の賀川ゼミ卒業生で、当時国際交流課に勤めていた職員の方でした。語学を学ぶ楽しさ、海外生活で得られる世界観…と、留学の魅力をたくさん教えて下さり、まずはカナダのウィニペグ大学に短期留学へ!

するとそこで勉強する楽しさを覚えると同時に、幅広い視野や柔軟な価値観を身につけ、今度はオーストラリアのフリンダース大学に長期留学へ!

「このまま頑張れば憧れの航空会社で働けるかもしれない」。そう語った際には、「無理だよ」、「難しい」、「諦めなよ」などと、大きな夢を語るほど馬鹿にされたりもしました。

しかし、賀川先生はいつも「大喜多さんならできる!」と傍で支えてくれました。ゼミ活動として、外国人観光客を増やそうとしていた政府の計画に少しでも貢献しようとプロジェクトを立ち上げた際も、スピーチコンテストに参加した際も、何でも挑戦する大切さと、真剣に取り組む姿勢を学ぶことができました。これらの賀川ゼミで学んだことが、今の自分に繋がっていると確信しています。

航空会社で働くという夢を持ってからは、毎日大学の学習支援室やイングリッシュスペースに通い、自ら勉強する環境を作りました。

夢を追うのに遅すぎることはないです。いつからでも挑戦できます。そして不可能なこともありません。自分を信じて努力をすれば、その分だけ必ず結果はついてきます。

今は新型コロナウイルスが流行している為、学生の皆さんも戸惑い、大変な状況が続いていることと思います。外国で客室乗務員として働いていた私も、真っ先に影響を受けました。国際線の便がなくなり、仕事も少なくなったのです。

でも、このピンチをチャンスに変えなければいけません。時間がある今だからこそ、私は色々な資格を取得するための勉強に挑戦しました。試験に受かる度に更にまた自信がつき、「今度はパイロットになろう!」とまた大きな夢を持つことができました。

大切なことは、夢を叶えるためにどうすればいいかと計画を立てることです。私はよく期限を設け、その期間までに目標を達成するため、「この期間までにこれをしなければいけない」と逆算をしていきます。

人それぞれ、自分にあった勉強法があると思います。短い大学生活を、無駄無く価値のあるものにしましょう。

私が賀川ゼミの卒業生に助けられたように、今度は私も皆さんのお手伝いができればと思います。

学生の皆さんも賀川先生を信じ、是非大きな夢を語って下さい!