留学便り6: カナダのビクトリア大学から会話が弾む英語力を目指して!!

国際コミュニケーション学部 加藤 紗希(3回生)

 4月からビクトリアでの留学生活が始まり3か月が過ぎ、もうすぐ授業も1学期が終わろうとしています。初めの1か月は新しいことに慣れることに精一杯で、英語もいくつかの聞きとれた単語で、自分の頭で文を想像し理解することに必死でした。1日の終わりにはとてもヘトヘトになっていました。でも3か月が経った今は、以前よりも少しだけ英語が自然に理解できるようになりました。確実にリスニング力が少しずつ上がっていると実感できます。でも対話力がまだまだで、もっと会話が弾めるぐらいの対話力を身につけたいです。そのために私は日本人の留学生にでも英語で会話するように意識しています。そうすれば自然に英語の口になり、英語で返事することが日常になってくると、1年以上留学をしている友達が言ってくれました。難しいことですが毎日めげずに続ければ、会話することが楽になってきました。

 ホームステイ先での生活はとても快適です。私のホームステイ先は4人家族と日本人と台湾人の留学生と私の7人の大家族で暮らしています。ホストファザーがレストランのオーナーをしているため、毎日の食事はとても美味しくて幸せです。ホストペアレンツがネパール出身のため、ご飯がメインになる食事が割と多いので、お米を主食にしている国の学生にとってはとても嬉しいです。寮生活やシェアールームなどそれぞれ違った生活や学ぶものも違いますが、ホームステイの生活が1番得るものが多いような気がします。食の文化や習慣などをすぐ近くで感じることができます。何よりいつでも英語で会話をして意見を言ったり、説明を受けたり英語で初めてのことを学ぶということはとても恵まれた環境にいると、改めて実感します。夏休みの間だけは寮生活になるので、また違った生活を体験できることも楽しみです。

 学校での生活は、私は午後のクラスに振り分けられました。同じレベルなのにクラスメイトの子たちは私よりも聞き取りや文法がよくできるので、最初は授業についていくことができるのか不安で仕方なかったです。初めは先生の英語が私にとっては速くて聞き取れないことが多くて、毎日心が折れていました。でも分からないことはそのままにするのではなく、納得するまで質問することが、私のモットーなのでたくさん先生に質問をしました。徐々に授業の内容が理解できるようになり、以前より英語を学ぶことが楽しく感じることができるようになりました。それに毎週金曜日に、学校のアクティビティの一環でコーヒーソーシャルというものがあり、無料でマフィンやティーを楽しみながら他のクラスと合同で交流する会があります。午前と午後の生徒がたくさん集まるので新しい友達ができる機会にもなりますし、楽しみながら英語を話せるのが醍醐味です。
 今では様々な国の人と友達になることができ、休みの日には出かけたり勉強を一緒にしたり充実した週末を送っています。Uvicは、主に韓国、サウジアラビア、ブラジルの留学生が多いので色々な国の文化を、英語を通して知ることができとても楽しいです。常に英語の会話力と文法の両面の向上心を忘れず、昨日よりも今日が少し成長できるように日々、努力しようと思います!!
*この報告は、阪南大学【実学志向型総合的キャリアシステムの構築】事業の2015年度キャリアゼミ支援事業「共に歩むための他者理解 (CHOゼミ)」活動報告の一部です。