留学便り5: 韓国南地方の大邱大学からの留学記

国際コミュニケーション学部 奥野 奏音(3回生)

 私は、韓国の大邱という都市にある「大邱大学」に留学しています。大邱は、韓国南の地方都市で、ソウルほどは栄えておらず、日本語を話せる人も少ないですが、とても自然豊かで、勉強するのには最適なところです。留学する前、大邱は地方なので日本人留学生は少ないと聞いていましたが、いざ来てみると思ったよりたくさんいました。ちなみに、阪南大学からは3人が留学に来ています。
 韓国では、ホームステイではなく、大学内の寄宿舎生活になるため、留学生は大学内にある外国人寮というところで生活しています。私たちは、2015年2月26日に大邱大学に来ました。授業は3月2日から開始だったのですが、少しでも大邱での環境や生活に慣れるために早く来ました。しかし、どこに何があるか、寄宿舎生活についてなどの説明が何もされなかったため、全て各自で調べ、経験して覚えるしかなく、最初は大変な日々でした。また、授業開始前にレベルテストがあり、内容は、筆記と面接でした。それに基づきクラス分けされました。

 私は最初1.5級のクラスから始まりましたが、5ヶ月経った今では3.5級へと上がることができました。試験は、中間と期末があり、合計で70点以上あれば次の級へ進級できる仕組みになっています。私のクラスは、中国、台湾、モンゴル、ベトナム、ウクライナ、サウジアラビアと様々な国の留学生がいて、とてもバラエティー豊富で楽しいです。授業は、全て韓国語で、主にreading、writing、listening、pair workをしています。こういった授業の積み重ねで、留学前と比べ、読解力・聴解力・会話力などが、すべてにおいて少しずつ伸びました。読解力の面では、授業で教科書の本文を何回も読み、町の標識などハングルに少し慣れたため、留学前よりもハングルを読むことが早くできるようになりました。
また、分かる単語数や文法数が増えたので、簡単な文章などは、分かるようになりました。授業で使われるのは標準語ですが、大邱には、方言があり、大邱に住んでいる人々は方言を使うため、標準語と方言の違いが分かるなどのおもしろさがある反面、語尾や発音が異なるため意味が理解できないことがまれにあります。さらに、韓国人は、早口なので聞き取るのが少し難しいです。会話力の面では、日常生活が韓国語に変わったというので、一番伸びたと思います。しかし、長く話すことはまだ難しいです。

 また、大邱大学では、授業だけでなく市内ツアーやいちご狩り、釜山旅行や運動会、博物館見学、文化体験など様々な楽しい行事も用意されていて、留学生の友達との和が広がりました。しかし、大邱大学は語学堂と一般の授業の校舎が少し離れているため、韓国人との交流はあまりありません。そのため、自ら積極的に行動をして韓国人との交流をしなければなりません。例えば、大学のサークルに加入、日本語学科へ行くなどの方法があります。
 休日は、大邱市内で買い物やカラオケ、映画や外食などしています。大邱では、「チムタク」という鶏料理が有名でその他にも肉料理がとてもおいしいです。たくさん食べているので大邱に来て5,6キロ体重が増えてしまいました。

最後に、以上のような刺激の多い留学生活の中で、あと半年、勉強に励み、さらなるレベルアップ、遊び、出会いをたくさんして残りの留学生活を楽しみたいです。
*この報告は、阪南大学【実学志向型総合的キャリアシステムの構築】事業の2015年度キャリアゼミ支援事業「共に歩むための他者理解 (CHOゼミ)」活動報告の一部です。