活動テーマ:異文化交流からの自他理解:異文化人への道案内「歩くインフォメーション」活動
産学連携先:南海電気鉄道株式会社


▶活動の目的及び取り組む課題
 近年日本に訪日する外国人が増加しつつある。2011〜2016年にかけて増加傾向にあり、昨年2016年には統計開始以来、過去最多となる約2400万人(日本人口の約2割)という(日本政府観光局JNTO、 2017)。これを受け、日本では先進国の一員として訪日外国人に対応する必要があると言えるだろう。しかし、国が取り組むだけでなく私たち一人一人が対応することも求められている。
 そのことから、学生である私たちが訪日外国人を対象にした道案内活動「歩くインフォメーション」を行っている。この活動を通して言語の違いだけでなく異文化に触れ、更なる国際交流を図ることを目的としている。異国・異文化であるために生じる偏見や不信感・戸惑いを無くし、互いにより良い関係を築くことが期待できる。さらに、自分や自分の文化を見つめなおす複眼的な目を養えると期待している。

▶活動内容
訪日外国人旅行客を対象に、英語・韓国語を駆使しながら、難波・心斎橋付近の道案内を行う。
毎月2回から3回のペースで、南海電鉄難波駅中央改札口を拠点としてその周辺で活動中。

学生活動状況報告

 私たちCHOゼミ3回生と4回生は、現在4回生達が開始し始めた「歩くインフォメーション」活動を引き継ぎ活動してきました。2017年3月からの主な活動は、3回生が中心で行いましたが、4回生からは活動のアドバイスを受けたり、昨年の活動報告を報告してもらったりしました。活動の際では外国人観光客を対象とし英語・韓国語を用いて、道案内やアンケート調査を行っています。活動は南海電鉄難波駅中央改札口前からその周辺を中心に毎週土曜日行っており、観光名所・ホテル・駅構内の案内まで幅広く案内しています。アンケート調査では、国籍、年齢、滞在日数、来日目的、訪問場所、来日して困ったことなどの6項目で聞き取り調査を行っています。
 このようにして始まった活動ですが、3回生の私たちは先輩方から引き継いだこの活動をどうやって発展させていくかが課題でした。なぜなら、私たちは外国人観光客にとって「話しかけやすく助けになるサポーター」のような存在でなければ外国人にとっては「道案内と言っているが付いて行って安全なのか?」「お金を請求されるのでないか?」といった不信感が抱かれやすいということが分かったからです。その為に、まず笑顔を欠かさず明るく積極的にコミュニケーションが必要だという答えにたどり着きました。そこから、オリジナルのジャケットを着用し、道案内だけでなくお互いの国の話をしたり、日本の文化や自分の好きな物の話をしたりして、異文化交流をすることで親近感を抱いてもらえるような案内を心掛けています。
 さらに今後の活動としては、駅構内で迷われている方が多いので、電車の乗り継ぎや出口で迷わないよう新たな案内看板の設置が可能か試行錯誤している最中です。

国際コミュニケーション学部 石倉 果歩

参加学生一覧

3年生
池田 梨奈、小田 夏羽、角井 優、勝矢 優香、鎌田 吉美、下家 千春、小林 舞弥、下園 穂乃花、武田 博美、仲田 葵、野口 安佳里、野中 千穂、牧 未来、矢野 未菜美、若狭 美咲

2年生
有井 康陽、石倉 果歩、和泉 美咲、上原 茉里奈、宇佐美 彩夏、裏野 秋穂、上村 真里奈、河合 友紀、小関 遥奈、田中 芙実、谷畠 嵩、中本 綾香、藤澤 伶治、森谷 友哉

ゼミ集合写真