ホスピタリティ産業ならびに食品産業におけるマネジメントを学習する阪南大学流通学部住木ゼミナールの学生が、遠隔授業において、お菓子のお土産として優れた製品を調査する取り組み「お菓子のお土産調査隊」。第2回は、住木ゼミナール3回生の紹慶紗梨が、フェアトレードによるチョコレートを使用したお菓子「ショーコラ」を調査します。
 「ショーコラ」は、チョコレートデザイン株式会社が展開するブランド「VANILLABEANS」のお菓子の一つです。VANILLABEANSにおけるすべてのお菓子には、2007年からフェアトレードによるチョコレートが使用されています。チョコレートの主原料であるカカオ豆は、開発途上国の人たちが作り、届けてくれているのですが、開発途上国においては、児童労働や低賃金労働といった社会問題が発生しているとも指摘されています。VANILLABEANSでは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入するフェアトレードによるチョコレートを使用することによって、「食べるひとも作るひとも生産者のひとたちもみんなが笑顔になる」を目指しています。

 VANILLABEANSの看板商品ともいえる「ショーコラ」は、厚さ1cmのガナッシュをバタークッキーでサンドしたお菓子です。黒のパッケージは、上品で高級な雰囲気を感じさせます。「ショーコラ」には、スタンダードフレーバーの「マイルドカカオ」、やさしい甘さの「リッチミルク」、コーヒー味のガナッシュを使用した「カフェプレミアム」、ヘーゼルナッツの風味と食感を味わう「プラリネノワゼット」の4種類があります。また、季節に合わせたフレーバーや限定品が販売されるので、繰り返し購入されるこのお菓子のファンの方は、様々な「ショーコラ」を楽しむことができます。他の方にお渡しするお土産としてだけではなく、自分に対するちょっとしたご褒美としても適しているお菓子なのではないでしょうか。
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