流通学部の杉田ゼミはファッショアパレル産業をはじめとする様々な企業・地域等によるブランディング活動について学んでいます。

2021年10月24日、杉田ゼミ有志のメンバー8名は、早乙女ゼミ、黒部ゼミのメンバーと共に兵庫県香美町で実施された「第9回姫ボタル瀞川平トレイルラン」にアンケート調査兼運営スタッフ手伝いとして参加しました。
「姫ボタル瀞川平トレイルラン」は最長30kmの山岳コース(スキー場を含む)を走り抜ける非常に過酷なレースです。
この大会の参加者の皆さんに、自分が愛用するシューズについてブランドに対する愛着心がどの程度あるのか、あるとしたらそれはなぜか?あるいは無いとしたらそれはなぜか?という問題意識でアンケートを実施しました。

今回の目的は、ランニングシューズの製品満足度とブランド・ロイヤリティとの関連性に関するアンケート調査を行うことでしたが、ゼミメンバーの大半は応援の方に熱中していたようです。

学生活動報告

平井光生(流通学部3回生)

 今回、ゼミの活動の一環でハチ北高原のトレイルランに参加させて頂いて、地域の方々、ランナーの皆さん、イベントのスタッフなどそれぞれ目的が違う人が関わり合うことで得られるものがあるということが実感できました。
 自分はゼミの課題としてランニングシューズのアンケートを取ることを目的としていたのですが、アンケートの協力を声かけしていく度にランナーの人がどのように声をかけるとアンケートに応じやすいかを考えるようになりました。ランナーがゴール直後のアンケートに疲労がある中で嫌な気持ちにならないようにするにはどのようなことをすればいいのかなど、自分の目的以外に参加者を大切にする気持ちになりました。この気持ちがイベントスタッフとしてあるべき心構えであり、参加者に満足してもらえるために重要な考え方であると思いました。
 最後にはゴール地点に立ってランナーのゴールの瞬間を見届けるだけでなくランナーの気持ちになり、元気よく応援することが出来ました。アンケートをとり、ゼミの活動としての目的を達成することだけでなく、参加者をビジネスの考え方で顧客に置き換えて考えると顧客満足も得られる考え方を修得出来たと思い、この活動に参加できて良かったです。