神戸税関見学および神戸観光

 新谷ゼミは11月18日に、2回生と3回生と合同で神戸税関の見学を行いました。この日は残念ながら小雨が降り、最高気温が18度という肌寒い日となりました。神戸税関は三宮駅から南へ徒歩15分程度のところにあり、寒い中みんなで歩いて向かいました。

 税関というのは、輸出入に関しての税金と品物のチェックをしている機関です。海外から品物を輸入する場合には関税が課されますが、その金額が正しいかどうかを確かめることが税金に関する仕事です。また、輸入が禁止されているもの、例えば麻薬や偽ブランド品などを持ちこんでいないかどうかを確かめることなども重要な仕事です。税関は東京や大阪など全国に9つあり、今回訪問した神戸税関は兵庫県、山口県を除く中国地方、四国4県の9県を管轄しています。

神戸税関の広報展示室には、税関のことがよくわかるように、様々な展示がなされています。密輸品がどのように運ばれているのか、その手口を示していたり、輸入が禁止されているワシントン条約に該当する動物の剥製があったり、ブランド品の本物と偽物を見分ける体験ゾーンがあるなど、楽しみながら税関のことを知ることができました。

 その後、北野異人館や南京町などの観光地をいくつか回りました。雨宿りがてら、スターバックスコーヒー神戸北野異人館店で休憩しました。ここは登録有形文化財の北野物語館という建物で、明治40年に建築された木造2階建て住宅を震災後に再建移築した建物です。
 南京町にも足をのばし、老祥記の豚まんを食しました。ここの存在を知らなかった学生や知っているけど食べたことがないという学生ばかりだったので、並んで買うことにしました。家族へのお土産として買った学生もいました。