活動のテーマ:SNSを利用した飲食店のマーケティングの提案
連携先:Café vivo
 

 新谷ゼミはCafé vivoを産学連携先としてキャリアゼミ活動を行っています。Café vivoは大学の近くにあるお店で、新谷がランチに多用している関係から、今回のキャリアゼミでの連携となりました。学生がよく利用するSNSを利用して、飲食店のマーケティングに役に立つような提案を行うことがキャリアゼミの目的です。
 今回の課題はタピオカです。タピオカは日本で三度目のブームですが、平成20年ごろには第2次タピオカブームがありました。
 当時、Café vivoでタピオカをメニューに出しましたが、あまり売れなかったそうです。そのため、今回のタピオカブームには乗らずに販売していませんでした。当時は乾燥タピオカしかなく、販売できる状態にするまで1時間くらい茹でる必要がありました。そのため、一定量が売れないと廃棄ロスとなったそうです。今は電子レンジで解凍するタイプの冷凍タピオカなども販売されており、廃棄ロスを抑えることができそうです。
 本格的な販売を行う前に、試作品をつくってゼミで評価するという試みを行いました。

学生活動状況報告

 今回は試作品の試食会ということで、評価を行うことになりましたが、どのように評価するのかが難しかったです。大阪で人気のあるタピオカ店といえば、ゴンチャ、春水堂、台湾甜商店、ジ・アレイ、モッチャムなどがありますが、人によって好みは分かれるところです。まずは、人気のタピオカはなぜ人気なのかを考えることから始めました。インスタ映えが理由とも考えられますが、それよりも人気のあるお店は、何かこだわりがあるのではないかというのがみんなの意見です。
 お店によって粒の大きさが違っていて、8ミリくらいの小さめの粒もあれば10ミリくらいの大きめ粒もあります。食感もやわらかくモチモチしているものもあれば、噛みごたえのあるしっかりとしたものもあります。
 お茶にこだわりを持っているお店も人気です。アッサムやアールグレイなど紅茶の種類をたくさん揃えているお店や、抹茶やほうじ茶などの日本のお茶にこだわったお店や、ウーロン茶やジャスミン茶など中国茶が中心のお店もあります。
 提供された試作品が人気のあるタピオカミルクティーとどう違うのか、変更するならどこか、などについて意見を交わしました。
流通学部 長島 ジョイス

参加学生一覧

遠藤 巧巳、奥山 ももえ、佐野 柊哉、建部 ひなり、鶴岡 真実、天満 匠、長島 ジョイス、久本 哉希、松島 龍之介、松田 陽、松根 海羽、水谷 友哉、三並 優斗、三船 香菜子、吉中 幸乃花、和田 奈々

ゼミ集合写真