活動のテーマ:学生視点で考える婚活ビジネス
連携先:株式会社edi
 

 新谷ゼミは、婚活コンサルティングを行っている株式会社ediを産学連携先としてキャリアゼミ活動を行っています。また、学生にアニメやゲームなどコンテンツに興味のある学生が多いことから、今年度はアニメの「けいおん!」の舞台となった豊郷小学校旧校舎群にて「聖地巡礼」を体験するなどの活動もおこなっています。
 婚活とコンテンツの2つに関連する「オタク趣味を持った人と「結婚できる」、10~30代独身の半数近く」という記事を見かけたので、今後の活動の参考とするため、学生に紹介しました。
 結婚相手が、自分の理解できない趣味を持っていた場合どうするかという質問に対して「話を聞くくらいならしてもいい」「気にせず今まで通りに楽しんでほしい」「見えないところで楽しんでほしい」など好意的な回答が上位をとなっていました。また、結婚相手に自分の趣味を理解してもらえなかった場合にどうするかという質問に対しては「見えないところで楽しむ」「放っておいてほしい」「夫婦間で話題には出さない」など個人的に趣味を続けて行きたいという回答が多いようです。
 この結果を踏まえて、学生同士でディスカッションを行いました。
 なお、参照した記事は、婚活支援サービス パートナーエージェントが作成したものです。

学生活動状況報告

 先生が「オタク趣味を持った人と「結婚できる」、10~30代独身の半数近く」という記事を紹介し、私たちはそれについてディスカッションをしました。
10代の72%が、自分はオタクだと回答がありましたが、まず、どこまでがオタクなのかということが議論になりました。三省堂大辞林では「俗に、特定の分野・物事を好み、関連品または関連情報の収集を積極的に行う人。狭義には、アニメーション・テレビゲーム・アイドルなどのような、やや虚構性の高い世界観を好む人をさす」と説明されています。好きなアイドルのCDやアニメのグッズをたくさん買うような人だけでなく、アニメが好きという理由で自分をオタクと回答している人が多いのではないかというのがみんなの感想でした。
 また、この記事では「オタク趣味」だけを取り上げていましたが、他の趣味でも同じなのではないかという意見がでました。オタク趣味ではないスポーツやアウトドアにも当てはまるのではないだろうか、毎週末にスポーツ観戦に行ったり、キャンプに行ったりすることも同じではないかと考えられるようです。
 ほかには、結婚相手には、どんな趣味であっても自分の趣味にばかりのめり込まず、趣味にはお金を使わないでほしいという意見もありました。むしろ、オタク趣味を持っている人のほうが、相手に対して遠慮する感覚を持っているので、よいかも知れないという考えを持っている人もいました。

流通学部 近藤 遊斗

参加学生一覧

上岡 泉水、張田 侑花、金谷 悠雅、近藤 遊斗、福井 菜緒、森田 一輝

ゼミ集合写真