活動テーマ:学生視点で考える婚活ビジネス
産学連携先:株式会社edi


新谷ゼミは、結婚に関するカウンセリングや婚活パーティの企画などを行っている株式会社ediを連携先としてキャリアゼミの活動を実施しました。10代の学生にとって結婚や婚活は、まだまだ先の話で、これまで考えたことなどない学生も多いのが実態です。その中であえて「学生視点で考える婚活ビジネス」をテーマに学生に考えてもらうことが、今回のキャリアゼミ活動です。
前回の訪問時に、婚活に参加する男性を増やすためにはどうしたらよいのか、という課題をいただきました。プロでも困っている問題のため、学生には難しい課題のようでしたが、正解を導き出すことが目的ではなく、プロが考えつかない視点から考えることが重要であると学生には伝えました。
また、来年度もキャリアゼミ活動として株式会社ediと連携し、新たな課題に挑戦します。そのひとつが婚活ツアーの提案です。今回はその候補地として金沢へ行き、婚活によさそうな場所を訪問し、提案内容の検討を行いました。

学生活動状況報告

株式会社ediからの課題が、婚活に参加する男性を増やす方法だったので、その解決方法をゼミで考えました。これまでは結婚のことを真剣に考えたことはなく、30歳くらいになったら結婚くらいできて当たり前のように考えていました。しかし、調べてみると、実際には結婚していない人が多く、特に50歳の男性では4人に1人が結婚したことがないということがわかり、驚きました。
課題への提案は、難しく考えるのではなく、自分だったらこんな婚活パーティに参加したいと思うことを考えました。また、グループディスカッションをすることで、他のゼミ生の話を聞くことができました。そういう考え方もあるのかと自分では考えつかないアイデアに感心しました。
今回訪問した金沢は、女子旅が多いような印象でした。男性グループもいましたが、特にインスタ映えしそうな場所では女性ばかりでした。また、金沢21世紀美術館に入場するまでの行列、そして写真を撮るための行列の長さにも驚きました。女性のほうに行動力があることがわかり、結婚しない男性が増えている理由が何となくわかるような気がしました。

流通学部 2年生 近藤 遊斗

参加学生一覧

上岡 泉水、灰野 翔、張田 侑花、井上 宇蘭、大橋 さなえ、小倉 愛海、金谷 悠雅、亀田 晴菜、金城 美沙季、近藤 遊斗、皿池 真央、田中 篤子、寺川 翔、廣野 明日香、福井 菜緒、堀口 歩海、森田 一輝

ゼミ集合写真

連携団体担当者からのコメント

株式会社edi
小林 美菜子氏

来社いただき、ありがとうございました。
仕事について感じていることをいくつか質問をさせて頂き、学生の皆さんがきちんと現実を見ていることがわかりとても興味深くお話を聞かせて頂きました。
弊社は仕事も婚活も、楽しく面白くするのがモットーです。責任感や義務だけではなく社名の通り、edi[いいであい]を仕事や婚活を通して体験し、人生を豊かにして欲しいという願いを込めて、日々お客様と関わらせていただいております。
今回頂いたアイデアにおいては楽しく拝見させて頂きました。やはり、楽しいパーティがあると良さそうですね。参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

教員のコメント

流通学部 新谷 雅美教授

婚活に参加する男性を増やすための方法を考えること、それが株式会社ediの小林社長からの課題ですが、学生だけでなく、教員が考えても難しい課題でした。
生涯未婚率という指標があります。50歳で結婚暦がない人の割合のことですが、2015年の国勢調査では男性の23%、女性の14%という割合でした。男性の生涯未婚率は1990年以降、女性を大幅に上回る状態が続いています。2000年に12%、2010年に20%と急増しており、今後しばらくは増加傾向にあるのではないかと思われます。学生にとって結婚は未知の世界であろうとは思いますが、自分の将来にもかかわってくることでもありますので、考える機会になったのではないかと思います。
今年度は、流通学部の専門科目の基礎的な知識も少ない状態である2年生でキャリアゼミ活動を始めました。そのため、課題に対するアイデアも思いつき程度に近いものであることはしかたのないことであったと思います。提出するアイデアは荒削りでも、そこにマーケティングやマネジメントの理論付けすることができれば、相手に納得してもらいやすくなると期待できます。就職して仕事をするときに、流通学部で学ぶことがどのように役立つのかを実践によって理解することができると考えられます。
来年度も継続して株式会社ediと提携し、学生の成長を期待したいと思います。