2019.1.21

日本人はなぜ金融リテラシーが低いのかについて考える

活動のテーマ:若い世代が考えるポートフォリオ
連携先:北岡愼太郎公認会計士事務所


 新谷ゼミのキャリアゼミの活動テーマは「若い世代が考えるポートフォリオ」です。ポートフォリオというのは、運用する株式などの金融資産の組合せのことをいいますが、今回のキャリアゼミの活動では、学生が考えたポートフォリオでどれくらいのパフォーマンスを上げることができるのか、金融のプロが考える株式投資の組合せと比べてどうなのかを考える活動です。できることなら、学生独自の視点で金融のプロよりも高いパフォーマンスを上げることを目標としています。
 株式投資に関するテーマなのですが、3年生には難しい内容のため、私たち4年生が少しお手伝いをすることになりました。私たちの役割は、東京ビッグサイトで開催された「日経IR・投資フェア」に参加し、上場企業のIR担当者などによるIRプレゼンテーションを聴き、その内容を3年生にもわかるようにまとめることです。とはいえ、話の内容は企業のビジネスや財務指標など難しい内容で、株式投資を理解するのは難解に感じました。後は3年生が株式投資を理解して、今回の目標を達成できることを望みます。

学生活動状況報告

 流通学部には、ゼミナール大会というゼミ対抗の発表会がありますが、今回の僕たちのテーマを考えるに当たっては、キャリアゼミもあるので金融をテーマにすることとしました。ポートフォリオといってもよくわからなかったので、まずはもっと基本的なことから始めました。そして決まったテーマは「日本人はなぜ金融リテラシーが低いのか」です。リテラシーというのは読み書きの能力のことで、金融リテラシーとはお金に関する知識や判断力のことをいいます。
 今回調査を進めていくと、特に僕たち学生の金融リテラシーが低いことがわかりました。そこで、僕たちが将来必要になると思われる住宅ローン、リボ払いなど複利計算に関することを中心にまとめることにしました。複利計算のことは授業でも習いましたが、いざ他の人にわかるように説明を考えると難しい作業となりました。
 ゼミナール大会の結果については、残念ながら入賞することができませんでしたが、これからは株式投資の勉強を進めていき、「若い世代が考えるポートフォリオ」というキャリアゼミ活動をしていきます。

流通学部 3年 秋元 悠弥

参加学生一覧

(3年)
秋元 悠弥、安達 淳弥、小松 俊行、辰巳 優太、辻野 伶、西野 光輝、野崎 拓馬、東浦 蒔冬、前田 拓哉、増田 泰裕、松田 敏輝、宮崎 耕太、宮下 竜也、宮村 陸

(4年)
信濃 知佳、鍬本 恵太、松尾 侑弥、赤﨑 音央、大黒 脩汰、川上 友輝、坂根 駿輔、澤登 恵、新谷 麻美、槇岡 優紀、牧野 愛弓、三浦 萌、三木 健太

ゼミ集合写真