2016.12.8

バファローズ観戦者調査 合同発表会

バファローズ観戦者調査 合同発表会

射水 涼(流通学部3年生)

 昨年に続いて2回目の開催となったこの活動は、今年の4月末に実施したオリックス・バファローズ事業本部長である三上さんのセミナーからスタートしました。その際に、三上部長から「前売り券の売り上げを伸ばす方策」と「若年層の来場者を増やすための宣伝方法」の2つの課題を頂きました。それを受けて、課題解決に向けて仮説を設定し、必要最低限の質問に絞り込んでいきました。

 そして迎えた本番の7月23,24日、調査会場である富田林バファローズスタジアムには沢山の観客がご来場されており熱気に包まれていました。そんな中、我々調査員は、皆で改善点を考え調査を実施した結果、多くの方々に協力して頂き合計427部のアンケートを回収することが出来ました。
 夏休みが明けた9月下旬に回収したアンケートの入力、分析を行い始めました。昨年に比べ質問項目を大幅に減らしたため入力は昨年よりスムーズに行うことが出来ました。その後は報告会に向けての発表資料作りが始まりました。一人で作業を行っていたことや、私自身初めての取り組みだったこともあり、発表資料を作るのにとても苦労しました。実際、報告会当日の朝に発表資料が完成したほどでした。

 このような苦労をした甲斐もあり、11月19日に帝塚山大学で行われたオリックス・バファローズ観戦者調査報告会にて無事発表をやり通すことが出来ました。今回の活動において、昨年の反省を活かした取り組みができたことは良かった点の1つでした。一方、質問項目に複数回答を多く取り入れたことで資料を作る際、グラフにしにくかったり、昨年との比較が出来なかったりと新たな課題も多く出てしまいました。これらの課題は、来年調査を実施する後輩に引き継いでいく予定です。

 4月末から準備を始めて、11月の報告会までやり抜いたという経験が今後の人生において大きな自信になると思いました。今回の調査と発表に協力して頂いた方々、本当にありがとうございました。