【学生報告】ファジアーノ岡山でのインターンシップ体験記

藤長 悠平(流通学部2年生)

 私は、夏季休業の期間を利用し、Jリーグに所属しているクラブ、ファジアーノ岡山の運営会社でインターンとして1週間活動させて頂きました。4月にサッカー部の須佐監督、ゼミの早乙女先生を通じてクラブのGM(ゼネラルマネジャー)の方から夏季休業中のインターンの機会を頂いたのが始まりでした。将来はスポーツに関わる仕事をしたいと考えており、実際にプロサッカークラブの運営の現場で活動させて頂くことで多くの事が学べると考えました。また、私は岡山県出身でファジアーノ岡山のサポーターでもあります。大好きなクラブからこのような機会を頂きとても嬉しく、インターンをすることは即決しました。

 5月、インターンの挨拶を兼ねて、自分でゼミの先生、先輩など参加者を募りバスやチケットの手配をし、岡山にファジアーノの試合観戦ツアーを実施しました。

 インターン期間中頂いたお仕事はグッズの袋詰め、過去の試合チケットの半券チェック、マッチデープログラムの校正、市役所や駅でのビラ配りなどでした。1つひとつの作業中、ファジアーノのユニフォームやグッズを身に付け笑顔でスタジアムに入っていく岡山の人を想像すると、どんな作業も苦ではなくむしろファジアーノを常に近くに感じられることが嬉しかったです。仕事のやりがいとはどんなことなのか少しわかった気がしましたし、大好きなクラブの為に仕事ができたらどんなに幸せだろうと強く思いました。
 試合前日、当日はクラブのボランティアの方と一緒にスタジアムの準備、再入場者のチェック、片付けを行いました。地域リーグ時代からファジアーノを応援しているという方もいらっしゃいました。ボランティアの方々はもちろん、クラブを愛するたくさんの人々の支えなしでは試合やクラブ運営を行うことができないのだと実感しました。

 また、ビラ配りに向かう途中の車内で社員の方に労働環境や待遇、志望動機などをお聞きすることができ、将来の自分をリアルに想像することもできました。
 あっという間の1週間でしたが、普段の授業では学ぶことのできない貴重な経験をすることができました。今回経験したことを無駄にしないよう、将来の自分をイメージしながらこれからも様々な活動に積極的に取り組んでいきたいです。